アストン マーティン・シグネット(2011~2013年)
アストン マーティンで、最も希少なモデルの1つといえるのが、シグネット。実に、生産数は786台でしかない。当時の同社は、量産車のCO2排出量を抑えることに苦労しており、苦肉の策として誕生した1.3L 4気筒エンジンのコンパクトカーだ。
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ベースは、トヨタのiQ。1台あたり150時間という膨大な時間をかけて、アストン マーティンへ作り変えられた。フロントグリルは、当時のDB9風。豪華なインテリアと凛々しいアルミホイールで、トヨタとは異なる雰囲気が醸し出された。
当初の販売目標は4000台だったものの、結果的に遠く及ばず。しかし、シグネットはマニアの間で高く評価され、現在でも比較的高値で取引されている。心から好きだという人は、少なくないらしい。
★マニアな小ネタ:アストン マーティンは、シグネットに4.7L V8エンジンを押し込むことを検討していた。その後、熱烈なファンの依頼で1台だけ製造されている。
この続きは、 知ってたら博士級? 小さな高級車(3)にて。
オースチン・セブン・スワロー(1927~1932年)
小さな高級車は、英国では意外なほどの歴史を持つ。ジャガーを後に創業する、ウィリアム・ライオンズ氏が手掛けたセブン・スワローが、それを証明している。充実装備で維持費が安いというアイデアが評価され、2500台が生産されている。
最初のスワローは、オープンツアラーのボディを得ていた。当初の工場は、グレートブリテン島中西部のブラックプールだったが、増産を目的に中部のコヴェントリーへ移転。そこで、クローズドサルーンも提供されるようになった。
当時の流行が取り入れられたスタイリングや、現実的な価格も大きな魅力になった。ライオンズはその後、SS社を経てジャガーを創業。スワローのアイデアを展開しつつ、収益性の高い大型モデルが生み出されていった。
★マニアな小ネタ:スワローのボンネットは、ツートーン塗装。真上から見ると万年筆のように見えることから、「ペンニブ」と呼ばれていた。
ヴァンデンプラ 1500/1.5/1.7(1973~1982年)
一風変わった見た目の、オースチン・アレグロをベースにした高級車が、ヴァンデンプラ 1500。後に、1.5と1.7へ呼び名は変更される。複数ブランドを傘下に収めたブリティッシュ・レイランドらしい、バッジエンジニアリング・モデルだ。
インテリアはコノリー・レザー。もともとアレグロのインテリアは高品質で、充分な高級感は醸し出されていた。ところが個性的すぎる見た目のせいで、評価は最後まで高まることはなかった。
堂々としたフロントノーズが似合うスタイリングではなく、顔つきは豚のようだと酷評する人も。全体的に丸みを帯びた形にも関わらず、四角いフロントグリルが不釣り合いだったことは間違いない。
★マニアな小ネタ:ヴァンデンプラ 1500は、納車時の走行距離が必ず160kmを超えていた。内装を取り付ける工場まで、仮のシートを組んで自走で運ばれたためだ。
この続きは、知ってたら博士級? 小さな高級車(3)にて。
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