現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 気がつけば「風前の灯火」! 「味もある」し「ファンもいる」のにクルマの進化で消えつつある装備7つ

ここから本文です

気がつけば「風前の灯火」! 「味もある」し「ファンもいる」のにクルマの進化で消えつつある装備7つ

掲載 更新 20
気がつけば「風前の灯火」! 「味もある」し「ファンもいる」のにクルマの進化で消えつつある装備7つ

 アナログ装備は徐々に新しいものへと変わりつつある

 クルマの進化は、装備の進化でもある。「装備が充実」という言葉を繰り返し、日々進化を遂げているというわけだ。装備が進化するということは、新しいものが出てくるのに代わって消えていくものもある。今回は消えつつあるクルマの装備を見てみよう。

なくすには惜しすぎる! 時代の流れで消えるも復活してほしいクルマの技術7選+α

 1)フェンダーミラー

 ドアミラーだと助手席にお客さんを乗せたとき、確認時に横を向くのが失礼だからという理由で、ハイヤーでは最近までフェンダーミラーのリクエストがあった。新しいところではトヨタJPNタクシーに残っているものの、現行型トヨタ・センチュリーはドアミラーだったりするだけに、風前の灯火だ。

 2)手引きのサイドブレーキ

 ハンドブレーキという名称もあるだけに、手でレバーをカリカリと引くのが基本だったが、気が付けば確実に減ってきている。ミニバンやトール系軽自動車では着座位置との兼ね合いで足踏み式だし、自動ブレーキの普及で電動化が進むことから、ボタンひとつの電動式に切り替わってきている。自動でブレーキをかけられるので、わざわざワイヤーで引っ張る必要はないというわけだ。

 3)水温計

 まだ残っているものの、メーター内のデザイン性のために消えつつあるという場合も多いのがこちら。暖まるに従って針が動くのは、確かに「クルマとの対話感」があっていいが、実際のところ、問題なければまったく動かないし、オーバーヒートすることもないため、不要と言っても差し支えない。規定値まで暖まると消える警告灯で十分ということだ。

 カギやブレーキ、オーディオなども変化してきている

 4)アナログのキー

 軽の商用車や廉価グレードでも、スマートキー化されていて、キーを差し込むという行為は急激になくなっている。防犯性などを考えると仕方がないとはいえ、手先の動きと始動がリンクしているのはクルマ好きには楽しい瞬間だったりする。

 5)オーディオ

 細かく進化しているので具体的には紹介しないが、カセット、MD、CDなど、時代によって聴けるものがどんどんと変化。コネクトが広がってくると、いわゆる今までのオーディオすらなくなる可能性もあり、ラジオが聴けなくなる時代もやってきそうな気配だ。

 6)ドラムブレーキ

 こちらもじわじわと減っていて、理由は自動ブレーキなどとの制御が問題。細かく制動力を制御するには、やはりディスクブレーキのほうが有利で、肝心のコストも次第に差がなくなってきているというから、この傾向は続くだろう。

 7)MT

 最後は装備といってもかなり大きな部類だが、MT車は割合だけで言えば、2~3パーセントぐらいと言われている。スポーツカーには必須だし、マツダもできるだけ用意するように努力はしているが、いかんせん売れなくてはメーカーもボランティアではないので、いつかは無くなってしまう。ただ、クルマというのはライフスタイルに大きく影響されるため、「じゃあ、MT車買うか」にはなりづらいのが難しいところ。

こんな記事も読まれています

日産とホンダが歴史的な提携に向けた話し合いを開始!! 組み合わさると強い分野と超絶合わないところ
日産とホンダが歴史的な提携に向けた話し合いを開始!! 組み合わさると強い分野と超絶合わないところ
ベストカーWeb
基本はMTだけどクラッチペダルの操作不要! 各社が工夫を凝らしまくった「個性派セミAT」の世界
基本はMTだけどクラッチペダルの操作不要! 各社が工夫を凝らしまくった「個性派セミAT」の世界
WEB CARTOP
※アクラポヴィッチ製「レース専用マフラー」に MT-09(24)用など新製品が続々登場! アクティブで予約受付中
※アクラポヴィッチ製「レース専用マフラー」に MT-09(24)用など新製品が続々登場! アクティブで予約受付中
バイクブロス
軽量・低背圧・静粛性を高次元で融合、HKSからGRヤリス用「スーパーターボマフラー」が新登場
軽量・低背圧・静粛性を高次元で融合、HKSからGRヤリス用「スーパーターボマフラー」が新登場
レスポンス
ハーレーの最新モデル10台が登場! 特別試乗会「ハーレートライディング in 羽生モータースクール」が5/5開催
ハーレーの最新モデル10台が登場! 特別試乗会「ハーレートライディング in 羽生モータースクール」が5/5開催
バイクブロス
ウイリアムズのスペアパーツ不足、アタックしない理由にはならない! アルボン、日和るなら「家にいたほうがいい」
ウイリアムズのスペアパーツ不足、アタックしない理由にはならない! アルボン、日和るなら「家にいたほうがいい」
motorsport.com 日本版
四国と関西をつなぐ「紀淡海峡大橋」はいつできる? 新たな本四連絡橋で関西圏に環状道路網の誕生なるか。
四国と関西をつなぐ「紀淡海峡大橋」はいつできる? 新たな本四連絡橋で関西圏に環状道路網の誕生なるか。
くるくら
かつて全盛だった「ステーションワゴン」なぜ人気低下? 国産ワゴンは絶滅寸前!? それでもワゴンが良い理由とは
かつて全盛だった「ステーションワゴン」なぜ人気低下? 国産ワゴンは絶滅寸前!? それでもワゴンが良い理由とは
くるまのニュース
バイクの水平対向2気筒エンジン、転倒の際にエンジンが壊れたりしないの?
バイクの水平対向2気筒エンジン、転倒の際にエンジンが壊れたりしないの?
バイクのニュース
トヨタ「ハイエース」を完全DIYカスタム! 3型にこだわるオーナーの見た目と実用性にもこだわった作り込みとは
トヨタ「ハイエース」を完全DIYカスタム! 3型にこだわるオーナーの見た目と実用性にもこだわった作り込みとは
Auto Messe Web
米国運輸省道路交通安全局、ホンダCR-Vとアコードの衝突被害軽減ブレーキを調査
米国運輸省道路交通安全局、ホンダCR-Vとアコードの衝突被害軽減ブレーキを調査
日刊自動車新聞
レクサスLMもびっくり!! 26年度に東海道新幹線で個室復活 N700Sはどこまで変わる
レクサスLMもびっくり!! 26年度に東海道新幹線で個室復活 N700Sはどこまで変わる
ベストカーWeb
新型マツダCX-80、堂々登場!──GQ新着カー
新型マツダCX-80、堂々登場!──GQ新着カー
GQ JAPAN
トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
レスポンス
高速道出口にある「青いスラッシュ」何の意味? 実は重要なコト! 覚えておくべき「補助標識」の役割とは
高速道出口にある「青いスラッシュ」何の意味? 実は重要なコト! 覚えておくべき「補助標識」の役割とは
くるまのニュース
EV車は重いって聞くけど......電動バイクは?
EV車は重いって聞くけど......電動バイクは?
バイクのニュース
東海理化、トヨタ・プリウス向け後部ドアスイッチのリコール 関連費用で110億円
東海理化、トヨタ・プリウス向け後部ドアスイッチのリコール 関連費用で110億円
日刊自動車新聞
スバルが新型「最上級SUV」発表! オシャブルー映える「新ガイザー」! 約900万円のタフ仕様「アウトバック」伊に登場
スバルが新型「最上級SUV」発表! オシャブルー映える「新ガイザー」! 約900万円のタフ仕様「アウトバック」伊に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

20件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

333.9356.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
ジャパンタクシーの車買取相場を調べる

トヨタ ジャパンタクシーの中古車

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

333.9356.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村