LCRホンダのヨハン・ザルコは今シーズン前半戦、ホンダ陣営内で強力なパフォーマンスを発揮してきた。しかし後半戦は苦戦してしまっており、その原因はアップデートされたマシンにあるという。
ザルコはフランスGPで劇的な母国勝利を飾り、続くイギリスGPでも表彰台を獲得。ファクトリーチームを上回る活躍を示してきた。
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しかし後半戦になると、ザルコは一転して苦戦が続いた。ホンダが夏休み明けからシャシーやスイングアーム、エアロダイナミクスなどを改良したアップデートを投入し、それがファクトリーチームのライダーに良い効果をもたらしていた。
ザルコは新型をミサノテストで受領したが、以降のレースでも苦戦。先日行なわれたインドネシアGPでも予選18番手、決勝レースではクラッチの問題を抱えながら、完走14人中12位でのフィニッシュに留まった。
ザルコは、最近の苦戦について新しいバイクで以前のようなフィーリングを感じられていないという。そして今はホンダと密接に協力し、解決策を模索していると説明した。
「(インドネシアGP土曜に)チーム、そしてホンダと凄くいいミーティングができたんだ。だから新しいバイクに取り組んでいくための、新しいベースを見つけていくつもりだ」
ザルコはそう語る。
「ホンダ、そしてルーチョ(チェッキネロ/チーム代表)とこうやってオープンな話し合いができて凄く嬉しい。以前のバイクではとても良いフィーリングを感じていて、いい走りができていることが分析できた」
「ファクトリーチームのふたりと比べると、僕のライディングスタイルは少し違っているんだ。以前は少し異なるセットアップを組んでいて、それが機能していた。でも新型では以前のようなアドバンテージが得られていないみたいだ」
「だから、僕は自信を取り戻すためにも新しいベースを築いていこうとしているんだ。自信が取り戻せれば、僕はまた速く走れると分かっているからね」
「パニックに陥ったりはしていない。他のライダーのように、勝った後に苦戦してしまうこともあるのは見て来ただろう」
■クラッシュ連発でも自信喪失
ザルコは第8戦アラゴンGPから第15戦カタルニアGPまでの間に、5回リタイアを喫している。また、今シーズン最多のクラッシュ数を記録中だ。
夏の間に多発したクラッシュで、ザルコは自信を失っていたことも認めており、ここ最近のレースで少し落ち着きを取り戻してきたという。
「(ファクトリーチームのジョアン)ミルのように次のステップに進むには、自信が大事になる」
「夏の間にクラッシュしすぎていて、自信を失ってしまった」
「自信を取り戻すには、レースを完走する必要がある。もてぎ、そしてここ(インドネシア)では完走することができた。たとえ僕が望むようなペースではなかったとしても、受け入れるよ」
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みんなのコメント
ザルコが調子良い時はファクトリーがイマイチ、ファクトリーが良くなってきたらザルコはイマイチ。難しいもんですね。ドゥカティもそうですが、ライダーにとっては最新が最良ってことでは無いんですね。自信をもって乗れるバイクこそが最良なんでしょうね。バニャイヤなんてメンタル的に乗れてないんでしょうし