F1オーストリアGP決勝で苦しんだメルセデス勢だが、ドライバーのルイス・ハミルトンは原因が分かっていないと語っている。
メルセデスは昨シーズン、マシン開発に失敗。今季もシーズン開幕から躓いたもののモナコGPで投入した大型アップデートが功を奏し、スペインGPでダブル表彰台を獲得。カナダGPでもハミルトンが表彰台に上がるなど、上昇気流に乗っているように見えた。
■アップデート効果てきめんで4位入賞のノリス。改良型のマクラーレンMCL60は速さが増すも、未だ「どこでもクラッシュしそうになる」
しかしオーストリアGP決勝でメルセデス勢は、レッドブルのみならずフェラーリ勢やマクラーレンのランド・ノリス、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソに先行され、ハミルトンは8位。チームメイトのジョージ・ラッセルも7位どまりという結果に終わった。
ハミルトンはオーストリアでの苦戦について驚きを持って受け止めている。
「今回これほど悪いとは思っていなかった」とハミルトンは言う。
「本当に答えが見つからないんだ。でも、マシンのフィーリングは昨年までと同じだったから、その点では大きな驚きじゃない」
「(マシンは)過去2戦と比べると明らかに違った。過去2戦は今回よりもずっと、ずっと良かった」
ハミルトンが抱えたハンドリングの問題は、リヤを安定させるためにフロントウイングに調整を加えたのが悪い方向に作用してしまったことが関係しているようだ。
その結果、ハミルトンはターン9とターン10でトラックリミット違反を連発。71周のレースの17周目にして、5秒のタイムペナルティが科された。
レース後、7番手でフィニッシュしたハミルトンには追加のペナルティが科され、10秒加算によってラッセルの後ろ8位に降着した。
「リヤがとても悪いことは分かっていたから、ロングランができるようにフロントウイング(のダウンフォース)をかなり削ってバランスを保とうとしたんだ」とハミルトンは言う。
「それで僕らはやりすぎてしまった。最後の2コーナーはほぼ(ステアリングを)フルロックまで切っていた。ターン10に進入する時なんて、ただ滑っているだけで、どうしようもなかった」
「だからピットストップの間にウイングに(ダウンフォースを)追加した。そうしたらマシンは徐々に息を吹き返して、少なくともしっかり曲がってコースに留まることができた」
オーストリアGPでは1,200件以上のトラックリミット違反の疑いが報告されたという。決勝レース後にはアストンマーチンがレース結果に対する抗議を行ない、4時間以上に渡る審議の結果、追加で12件のペナルティが科された。結局レース中のトラックリミット違反の件数は、83回にも上った。
トラックリミット違反の連発についてハミルトンは、次のように自身の考えを語っている。
「このコースで新たな解決策を見つける必要があると思う」
「何年か前、トラックリミット違反が無かった時は、コースをもっと楽しく走れた」
「ドライブしていて、前のマシンについて沢山コメントしなければいけないのは奇妙なことだ。チームはそう望んでいるからね」
「でも、それはモータースポーツでもレースじゃないよね?」
「(マクラーレンのランド・ノリスは)かなり飛び出していたし、正気の沙汰じゃなかった。僕を抜いてからも、彼は少なくとも10回はコースアウトしていたし、ペレス(セルジオ・ペレス/レッドブル)もそうだった」
「明らかに彼らはコースを飛び出していたはずだし、理解できないよ」
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みんなのコメント
異常なのはレッドブル 何処でも20秒速い、去年のここは フェラーリよりデグっていたのに
やはりソリューションが他とは違うな、皆ポーパシングを騙し騙し 出来るだけ出さない程度の ベンチュリー効果で走らせているが、サスシステムだな
フロントは後ろ斜め上にストロークさせ 路面からの突き上げで動き、量の割りにライドハイト変化は少なく フロントウイングを案定させる
リアは前斜め上に動き 加速やリアウィングにかかるダウンフォースで、上から押さえつけられて沈む
正にレーキの動きを シャシーにさせているのだろう、だからストレートが速いし DRSで異次元の走りをする
レッドブルのベンチュリー効果は 中速以外、あまり機能させてはいなく ハイライトはリアダンパーユニットだ