発表されたばかりで、4月3日に発売を控えていたジムニーノマドの受注停止が発表されてしまった。再開の目途はたっておらず、どうしても欲しい場合は待ち続けるしかない。ノマドは無理でも、発売から月日が経っているジムニー&ジムニーシエラならパートナーにできる可能性は高いのではないか。なぜなら、中古車市場にわんさかあるじゃない!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:森山良雄、スズキ、ベストカーWeb編集部
[ジムニーノマド]受注停止に涙!! [ジムニー]と[ジムニーシエラ]の中古車があるじゃない!!
【画像ギャラリー】ジムニー3兄弟の[ノマド][3ドア][シエラ]のリヤシートを見比べてみて!!(7枚)
ジムニーノマドは無理でもジムニー&ジムニーシエラなら現実的!?
早くも受注を停止したジムニーノマド。再開時期は未定
国内導入発表からわずか4日目にあたる2月3日。スズキは、4月30日に発売を控えていたジムニーノマドの注文停止を正式に発表した。プレスリリースによると、販売計画台数を大きく上回る5万台の受注が入ったとのこと。まさに驚異的な数字である。
スズキとしては1日も早く注文再開を目指していくとしているが、具体的な再開日の記載はなし。前述の通り、すでに5万台の受注が入っていることからも、納期は3年超が濃厚。
仮に再開のタイミングで注文できたとしても、手元にやって来るのはいつになることやら。現実は非常に厳しく、道のりは長い。
けれど、「ジムニーノマドいいなぁ」と思っていた人にとって、ボーボーと燃えていた物欲を沈めてしまうのは勿体ない気がする。ジムニーノマドは無理でも、ジムニー&ジムニーシエラなら可能性はあるのではないか。
しかしながら、新車の場合ジムニーの納期はATとMTを問わず1年。シエラはATが10カ月前後、MTは6カ月前後となっている。ノマドほどではないが、長い納期がジムニー人気を証明しているのだ。
そうなると、早々に相棒として迎え入れる方法はただひとつ。中古車しかない!!
【画像ギャラリー】ジムニー3兄弟の[ノマド][3ドア][シエラ]のリヤシートを見比べてみて!!(7枚)
極上車の多いジムニーは狙い目!!
200万円以下で状態の良いモデルを購入できる3ジムニー
まずはジムニー。2018年7月にデビューを果たしていることもあって、過走行車もチラホラとある次第だ。そのなかで最安グレードのXG 5速MTは、約180万円ほどで販売されている。
新車販売価格が165.4万円なので高くついてしまうが、ジムニー人気を考慮すると仕方がないだろう。ちなみにアンダー200万円でも走行距離が少ない個体はまずまずあるので、すぐ相棒にしたい人にとっては悪くない選択肢といえるだろう。
ジムニーと比べると走行距離が短い個体が少ない傾向にあるジムニーシエラ
一方のジムニーシエラは、アンダー200万円で購入できる個体はやや過走行気味の傾向。走行距離が少ない個体の相場は、ざっくりと220万円から280万円くらいと見ておくのがいいだろう。
ジムニーシエラの新車価格は196.24万円から218.35万円。ジムニー同様、新車販売価格より高く設定されているが、人気車種がゆえに目をつむるしかない。
ジムニーシエラの納期は半年前と比較すると縮まってはいるものの、ジムニーノマドが受注を停止したことでジムニーシエラへと流れる層が増える可能性も否めない。どうしても欲しいと思っている人は、早々にディーラーへと駆け込む方が吉と出るかもしれない。
ジムニーノマドの人気は予想を遥かに上回った。ジムニーが愛されているのは間違いないし、世界に誇ることができる名車ともいえる。ジムニーの人気は、一体いつまで続くのだろうか。きっとしばらくは。いやいや、クルマが出続ける限り続くかもしれない。
ジムニーに限ったことではないが、人気車種は欲しくても我慢しないといけないご時世。届きそうで届かない世界は、虚しいことに変わりはない。それはお互いを愛し合っているのに、年に一度しか会えない織姫と彦星のようだ。
寒波が訪れる厳しい冬の気候のように、気持ちも冷え続ける。顔色が明るくなり気持ちもホッコリとできるのは、実際に自分のモノにする。それしか方法はないのだから。
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みんなのコメント
5ドアのジムニーが欲しいからノマドを選択する訳で…
この記事を書いたライターはどういう感覚の持ち主なの?