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首都高の合流なぜ難しい? 初心者「特に苦手」 事故も多発する複雑な合流でのコツとは

■首都高の合流はなぜ難しい? 首都圏特有の理由とは

 運転初心者にとって「高速道路の本線への合流は難しい」といわれます。限られた距離の加速レーンで本線の流れに乗って、後続車を確認しつつ合流するという一連の流れは、一定の運転技術が必要となる部分です。

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 合流が苦手、という理由で「もう乗りたくない」という運転初心者の声も聞かれますが、高速道路での合流の上手なコツなどはあるのでしょうか。

 高速道路の本線に入るためには、本線のクルマの流れを邪魔しない速度まで速度差を小さくする必要があり、さらに自車周囲のクルマの位置を把握する必要があります。

 高速道路で上手に合流するコツについて、NEXCO西日本の担当者は次のように話します。

「高速自動車国道(高速道路)への加速車線とは、本線と平行で走っている部分を指します。例えば、ジャンクションやインターチェンジなどでぐるっと曲がっているような部分は加速車線には含まれません。

 加速車線から本線へ合流するときは、しっかりとアクセルを踏んで加速すると同時に、本線を走っているクルマの動きを見て『あのクルマの後ろに入ろう』と目標を定めてください。

 もし横並びになった場合はアクセルを離して減速し、そのクルマのすぐ後ろに合流してください」

※ ※ ※

 運転初心者からとくに「苦手」という声が聞かれる高速道路として、首都圏に張り巡らされた首都高速道路や、名古屋、大阪など大都市にある環状線などが挙げられます。

 これらは前出の高速自動車国道とは違う自動車専用道路に分類されるものですが、地方の高速道路(高速自動車国道)よりも交通量が多いうえに、道幅に対する流れも早いです。

 そのうえインターチェンジや複雑なジャンクション(分岐路・以下JCT)も複合的に絡まって、どこで降りればいいのかも難しかったりします。

 普段から首都高速道路を中心に高速道路を多く利用しているベテランドライバーは、どのようにして上手に合流しているのでしょうか。

 中古車ビジネスに携わり、納車や引き取りなどで首都高速道路を頻繁に利用しているNさんは、合流のコツについて次のように話します。

「首都高速道路は、一般的な高速道路のように合流のための加速車線が十分にありません。また道路の左右どちらから合流するかについても、一般的な左側からの合流だけでなく、右側からおこなう場合もあります。

 そして、直線からではなくカーブの途中で合流するケースもあります。混雑している路線も多いので、交流量に戸惑って遠慮していたらスムーズに合流できません。

 コツは、自分のクルマが次にどう動きたいのかをはっきり周囲に知らせることです。前に入りたいのか、車線変更したいのか、早めにウインカーで意思表示するだけでなく、クルマを行きたい方向の流れに滑り込ませる感じで操作することが大切だと思います」

 強引な割り込みはもちろん厳禁ですが、周囲へのアピールをしっかりおこない、ある程度はっきりとした動きをすることでスムーズに合流できたり行きたい方向に車線変更することができます。

■事故が多発! 首都高の運転注意スポットとは

 合流が難しい高速道路というひとつの例として、首都高速道路を先に挙げました。

 そのなかにおいても、とくに都心環状線と呼ばれる中心部は、カーブと合流の複合から形成されていて、ベテランドライバーでさえ降り口を間違えることがあるほど難しいといわれています。

 また、ほかのポイントを見ても合流が難しいスポットは多いほか、事故が多発するスポットも数多く存在します。

 首都高速道路は、東京の主要区をぐるっと囲むように環状線状にある路線(中央環状線)を中心に、千葉や横浜方面へ抜ける東京湾岸道路、山梨県を抜けていく中央高速(中央自動車道)、名古屋や京都、大阪方面へとつながる東名高速道路、東北地方へと伸びる東北道(東北自動車道)、茨城方面へと向かう常磐道(常磐自動車道)までが連結しており、経済の大動脈とも呼べる高速道路になっています。

 首都高速道路株式会社の調査によると、事故多発地帯は高速道路からの合流や複雑なJCTに集中しています。

 具体的には、東名高速の用賀料金所を超えて首都高速道路へと入る辺りから三軒茶屋、新しい環状線との合流となる大橋JCT、埼玉方面から環状線へ鋭角に合流する板橋JCT、さまざまな環状線や路線が入り乱れる箱崎JCT周辺などが、事故が多発しています。

 初心者ドライバーの方は、まずこの「高速道路と高速道路がつながるJCT付近」が事故の起きやすい場所なのだということを認識しておいてください。

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