MotoGP第9戦イタリアGPのFP1トップタイムは、アプリリアのマルコ・ベッツェッキだった。
ドゥカティ、アプリリアそして多くのイタリア人ライダーにとっては今回が母国戦。しかし鈴鹿8耐のテストで転倒し怪我を負ったルカ・マリーニ(ホンダ)は母国戦で欠場となってしまったため、代役としてホンダの開発ライダーである中上貴晶が起用された。
■「ここで競争力が無ければ問題がある」バニャイヤ、地元イタリアGPが今シーズン挽回に向けた試金石に
イタリアGP初日FP1は気温28度、路面温度44度と、午前中から暑いコンディションで始まった。
前戦アラゴンGPではマルク・マルケス(ドゥカティ)がFP1序盤から他を圧倒する形で始まったが、イタリアGPでは緩やかな立ち上がり。マルコ・ベッツェッキがセッションをリードする1分46秒404をマークし、暫定トップタイムとした。
また地元戦でムジェロ3連勝中のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は今回、下位に沈むことなく序盤から3番手タイムにつけた。
なお開始10分というところで、ラウル・フェルナンデス(トラックハウス)がターン8でクラッシュを喫した。マシンはダメージをかなり受けつつも、ライダーは無事。自力で歩いてコース外へ向かった。
フェルナンデスのチームメイト、小椋藍は今回が右足骨折からの復帰戦となっている。序盤はまだまだ慣熟走行といった具合で、タイムもトップからは約2秒落ちという状況だった。
セッション中盤の22分頃、マルク・マルケスがギヤを一段上げ、1分46秒293をマークし暫定トップタイムを更新。MotoGPクラスでは過去に1勝のみのコースではあるが、好調な走りを見せた。
ターン1のブレーキングでは、時折オーバーランしてグラベルに踏み入れるライダーも見られたが、転倒までいくことはなかった。
その後、ガレージでブレーキ周りの調整を行なっていたバニャイヤがコースに出たものの、タイム更新に繋がる走りは無し。マシンの上で首を横に振るシーンも見られた。
終盤残り5分、ペドロ・アコスタ(KTM)がアタックに入ると、マルク・マルケスの暫定トップタイムを超える1分46秒199をマークした。
さらにチームメイトのブラッド・ビンダーも、0.053秒差の2番手タイムを記録。KTM勢が上位に並んだ。
ラストアタックではベッツェッキがラップを上手くまとめ上げ、1分46秒199をマーク。アコスタと同タイムでのFP1トップタイムとなった。2番手、3番手にはKTMのアコスタとビンダーが続いており、ドゥカティ勢がトップ3を逃す結果となった。
ポイントリーダーのマルク・マルケスは最終的に4番手だったが、その差はトップから0.094秒と僅差だ。またマルク・マルケスがムジェロでライバル視しているバニャイヤは0.45秒差の8番手、弟アレックス・マルケス(グレシーニ)は0.507秒差の9番手だった。
マリーニ代役の中上は、1.093秒差の17番手タイム。ホンダ勢トップは10番手のヨハン・ザルコ(LCR)だった。ヤマハ陣営はファビオ・クアルタラロが6番手タイムを記録した。
復帰戦の小椋は最終的にはトップから0.805秒差の15番手タイム。序盤の2秒差の状況からは大きく改善を進めることができたようだ。
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みんなのコメント
ヤマハの復調も期待!
尖りすぎたドカのマシンをマルク•マルケス選手以外も操り出してきてるし、見所満載ですね♪
悔しい…
ホンダさん、ヤマハさん頑張ってください!