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【アースカラーにアクア】ディフェンダーがダカール・ラリー参戦車のリブリー公開 ペテランセルら3台体制

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【アースカラーにアクア】ディフェンダーがダカール・ラリー参戦車のリブリー公開 ペテランセルら3台体制

ディフェンダーの最新リブリーを公開

ランドローバーのヘビーデューティ・ブランド、『ディフェンダー』は、2026年1月に開催される『ダカール・ラリー』に参戦する『ディフェンダー・ダカールD7X-R』の新しいリブリー(カラーリング)をまとった競技車両を公開した。

【画像】ラリーレイドマシン『ディフェンダー・ダカールD7X-R』とベース車両の『ディフェンダー・オクタ』 全51枚

ディフェンダー・ラリーチームは、2026年よりFIA世界ラリーレイド選手権(W2RC)の市販車(ストック)カテゴリーにワークス体制で参戦し、『ダカール・ラリー』はそのデビュー戦となる。

『ダカール・ラリー』に参戦する3台のワークスD7X-Rには、ダカールのレジェンドであるステファン・ペテランセルとミカ・メッジェ組、ロカス・バチュスカとオリオール・ビダル組、そしてサラ・プライスとショーン・ベリマン組の3組のクルーが搭乗し、新たに就任したチーム・プリンシパルのイアン・ジェームスの指揮のもと、経験豊富なメカニックとエンジニアのチームがサポートする。

アースカラーとアクアのコントラスト

今回公開された『ディフェンダー・ダカールD7X-R』のリブリー(カラーリング)は、砂漠の色彩や質感から着想を得た、荒々しく力強いデザインを採用している。

新しい色彩『ジオパレット(Geopalette)』は、ダカールの特徴である乾燥地帯の風景を表し、『砂』、『石』、『アースカラー』に、稀少な砂漠の水から着想を得た『アクア』のアクセントを組み合わせ、コントラストを持たせながらもクリアな印象を生み出すリブリーとなっている。

ベース車の素性が試されるカテゴリー

W2CRで2026年より導入される『ストック・カテゴリー』は、市販車からの変更・改造可能な範囲が厳しく定められており、ベースモデルが本来持っている走破能力が試されるクラスである。

『ディフェンダー・ダカールD7X-R』は、ディフェンダー史上最強の市販モデルとして、スロバキアの二トラ工場で製造された『ディフェンダー・オクタ』の『D7xボディアーキテクチャ』、『トランスミッション』、『ドライブトレイン・レイアウト』および『4.4LツインターボV8エンジン』を継承し、さらにはFIA規定に準拠した『持続可能燃料』を使用する。

競技に備えた様々な改良

一方、過酷なラリーレイド競技に対応するために、競技仕様の『ディフェンダー・ダカールD7X-R』には様々なアップデートも施されている。

ボディシェル自体は『ディフェンダー110』と同じながら、車両後部には専用の550L燃料タンクを搭載し、800km超を走ることもある長距離のオフロードステージにも耐えうるようになっている。

また、車内には競技仕様のロールケージも張り巡らされ、6点式シートベルトと競技用シートとともに乗員を保護する。

V8エンジンは、FIAのカテゴリー規定によりエアインテークにリストリクターが装着され、出力制限を受ける以外は機械的な変更は加えられていないが、高温の環境に対応するため、市販車の3基のラジエーターから単一の大型ラジエーターに換装され、内部のエアフローも4基のファンにより強化されている。

併せてボンネットも冷却を強化するよう改良され、エアインテークには砂の侵入を防ぐ粒子フィルターも追加された。そのほか、ルーフにはライトポッドとキャビン用のエアインテークも装着されている。

『ディフェンダー・オクタ』と同じ8速オートマチックトランスミッションは、ラリーレイド用に低速域でのトルクを増強させるため、より低い最終減速比が選択されている。

また、ブレーキシステムには、競技用のフロント6ピストン、リア4ピストンのキャリパーとベンチレーテッドディスクが採用されている。

電子機器も過酷なラリーでの堅牢性を確保するため、専用の制御ユニットを採用。さらに、『ディフェンダー・ラリーチーム』は、砂丘地帯でのジャンプに対応する『フライト・モード』を新開発した。

『フライト・モード』の採用により、ジャンプ時に車両が浮いている間、自動でエンジンからホイールへのトルク伝達を調整し、スムーズな着地と駆動系の保護が可能となった。

そのほかラリーレイド競技用の装備として、FIA規格のナビゲーションシステムと、速度・進行方向を表示するドライバー用ヘッドアップディスプレイ、さらにドライバーが設定可能なモータースポーツ用ダッシュボードを装備するほか、8Lの飲料水や工具キット、圧縮エア、油圧ジャッキにスペアパーツなどが搭載される。

パートナー企業との共同開発

タイヤはより大径の35インチとされるほか、60mmのトレッド幅拡大と高められた車高によって、グランドクリアランスを向上させ、砂漠での厳しい環境に対応する。

サスペンションは、市販車の『ディフェンダー・オクタ』の持つ運動学的原理を下敷きに、パートナー企業のビルシュタイン社とともにオリジナル共同開発されたもの。

フロント・シングルコイルオーバー、リア・パラレルツインダンパーを使った高性能ダンパーシステムにより、最も過酷な条件下でパフォーマンスを発揮するとともに、550Lの燃料タンクなどによる重量増にも対応している。

これは、市販車にもビルシュタイン製ダンパーを採用しているという関係を基盤としたものであり、『シャクルトン』や『アルパインスターズ』、『カストロール』などの世界のトップクラス・ブランドとともに、『ディフェンダー・ラリーチーム』のパートナーとして名を連ねている。

イアン・ジェームス、チーム代表のコメント

『ディフェンダー・ラリー』チーム・プリンシパルのイアン・ジェームスは、以下のようにコメントしている。

「ディフェンダーは未知なる領域へと挑みます。ダカール・ラリーがモータースポーツ界でもっとも過酷な挑戦の1つではありますが、過酷であるからこそ挑戦するのです」

「徹底的なテストプログラムを経て、これから始まる冒険に挑むべく、チームの準備も『ディフェンダー・ダカールD7X-R』も仕上がっています」

「世界トップクラスのパートナーと、地球上でもっとも優れたラリーレイドドライバーたちとともに、私たちは最高峰の戦いに挑戦します。」

「W2RCで競技デビューを果たすことを誇りに思うと同時に、非常に興奮しています。今シーズンの展開がとても楽しみです」

ドライバー、ペテランセルのコメント

「経験があってもダカールへの挑戦は簡単ではありません。ただ、その過酷さをより深く理解できるだけです」

「私たちは『ディフェンダー・ダカールD7X-R』を徹底的にテストしました。それはかなり過酷なものでしたが、そうあるべきなのです。あらゆる事態に備えなければなりません」

ドライバー、バチュスカのコメント

「ダカールは人間とテクノロジーとエンジニアリングの限界に挑むレースです。来年のダカールのルートは誰も知りませんし、ましてや結果など予測できません」

「ですが、私たちは必ず成功するという固い決意を持っています。そして『ディフェンダー』は、成功のために必要不可欠なマシンです」

ドライバー、プライスのコメント

「ダカールは単に他者と競うものではなく、自分自身との戦いであり、人間の忍耐力とチームワークの真価が問われる場です。チームとして、私たちは『ディフェンダー』と1つになり、1kmずつ着実に進み、降りかかるあらゆる困難に適応していかなければなりません」

「未知への領域へ踏み込むことになるかもしれませんが、私たちには史上最強の『ディフェンダー』があります。ダカール開幕が待ちきれません。」

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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