7月4日、宮城県のスポーツランドSUGOでENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE第4戦『SUGOスーパー耐久4時間レース』のグループ2決勝が開催された。ST-TCR、ST-USA、ST-3、ST-4、ST-5F、ST-5Rの6クラスが参加した4時間レースは19号車BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCR(近藤説秀/末廣武士/東風谷高史/大原佳祐)が総合優勝を飾った。
第3戦富士24時間レースからおよそ1カ月、舞台を東北に移してシーズン第4戦を迎えた2026年のスーパー耐久。今回のSUGO大会は参戦台数とコース全長などを考慮し、7月4日(土)にグループ2、翌5日(日)にグループ1の予選と決勝がそれぞれ開催される。なお、両レースともドライバー交代を伴うピットストップは3回以上が義務付けられている。
【順位結果】2026スーパー耐久第4戦SUGO グループ2決勝
午前の予選とお昼のピットウォークを経て迎えたグループ2の決勝は、スケジュールどおり12時35分にフォーメーションラップが開始。セーフティカー先導での1周完了後、総合ポールポジションの97号車Racer ホンダカーズ桶川 CIVICを先頭に各車が4時間レースに臨んでいった。
ST-TCRは、97号車Racer ホンダカーズ桶川 CIVICの遠藤光博が好ペースで2番手以下を引き離しにかかる。同じFL5型ホンダ・シビック・タイプR TCRを使用する100号車HITONOWA TTS CIVIC-TCRの佐藤凛太郎が2番手からスタートしたが、1周目を終えると430号車エヴァRT初号機 Monster RS3 LMSの織田祥平が佐藤をパスして2番手にポジションアップ。しかし佐藤も食い下がり、ふたたび2番手奪還に成功する。
しかし、レース開始から1時間が経過しようとしたとき、総合トップを走行していた97号車Racer ホンダカーズ桶川 CIVICは佐藤蓮のドライブ中に左リヤタイヤが脱落、さらに同じタイミングで3番手の430号車エヴァRT初号機 Monster RS3 LMSの左リヤタイヤにもアクシデントが発生し、外れたタイヤ回収のためにフルコースイエロー(FCY)導入に。これにより100号車HITONOWA TTS CIVIC-TCRが首位浮上となった。
100号車HITONOWA TTS CIVIC-TCRは中盤まで快調にトップを走行していたが、残り1時間30分を前に最終コーナーで左リヤタイヤがいきなり脱落しアウト側バリアにクラッシュ。ドライブしていた佐藤の体に大きな問題はないとのことだが、無念のリタイアとなってしまった。代わって首位に立ったのは19号車BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCRとなり、4時間レースを走りきって総合優勝のトップチェッカーを受けた。クラス2位と総合3位にはトラブルやペナルティを乗り越えた430号車エヴァRT初号機 Monster RS3 LMSが続いている。
ST-4はスタート直後にはクラスポールの884号車シェイドレーシング GR86が首位を走行していたが、小林利徠斗がドライブする3号車ENDLESS GR86が4番グリッドからポジションを上げてくるとトップに立つ。884号車シェイドレーシング GR86はその後に左フロントタイヤが脱落してしまい戦線離脱となってしまった。
レース中盤には、このスポーツランドSUGOとの相性の良さを活かして順位を上げてきた37号車DXLパワーミネラルEVO☆NOPRO☆NCロードスターが3号車ENDLESS GR86とトップ争いを展開。2台のバトルは最終スティントまで続いたものの、残り35分で最終ピットインを行った37号車DXLパワーミネラルEVO☆NOPRO☆NCロードスターは再始動に手間取り万事休す。レースには復帰したものの失ったロスは大きく周回遅れの2位に後退となり、3号車ENDLESS GR86がST-4を制すと同時に、総合2位という結果を手にしている。クラス3位には初表彰台の216号車HMRスポーツカー専門店GR86が入った。
ST-3はレース序盤に39号車エアバスター Winmax RC350 EXEDYが逃げていたが、ジリジリと21号車Hitotsuyama BMW M2 Racingが迫るとレース開始50分経過を前に21号車Hitotsuyama BMW M2 Racingが39号車エアバスター Winmax RC350 EXEDYをオーバーテイクして一時クラストップに立つ。しかし、レース後半には再度39号車エアバスター Winmax RC350 EXEDYが逆転を果たし、開幕4連勝を飾っている。
ST-5Rは序盤に88号車トレジャーワンwith 村上モータースMAZDAロードスターが逃げ、その背後では27号車Maple Hiroshima MAZDA ROADSTER、65号車odula TONE 制動屋 ROADSTER、120号車倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER、610号車KOSHIDO RACING ロードスターによる2番手争いが激化。しかし610号車KOSHIDOロードスターは右フロントまわりのトラブルでスローダウン。さらに120号車もスロー走行から緊急ピットインを余儀なくされ、ST-5Rの上位に相次いでトラブルが襲う展開に。
その間に一歩抜け出した27号車Maple Hiroshimaロードスターは前を行く88号車村上モータース・ロードスターを猛追。1コーナーで捉えてオーバーテイクを決めてクラストップに立った。しかし、レース中盤にはFCY導入タイミングをうまく使用した65号車odulaロードスターがクラス首位となっていたが、残り30分で88号車88号車村上モータース・ロードスターが逆転のオーバーテイクを決めてST-5Rを制した。
ST-5Fは、スタート後の4周目に822号車アンドリーガル ドリフトスピリッツ Moty’s FITが首位をいく4号車THE BRIDE FITをオーバーテイク。そのまま安定したレース運びをみせ初優勝を飾った。ST-USAは今大会もBirth Racing Project【BRP】が250号車BRP★HOJUST With SPACE MUSTANG DHRを走らせ、トラブルから緊急ピットインを余儀なくされる場面こそあったものの、カーナンバー“250”の由来でもあるアメリカ合衆国の建国250周年となる7月4日に記念すべき完走のチェッカーフラッグを受けている。
スポーツランドSUGOで開催されている2026スーパー耐久第4戦は、翌日の7月5日(日)にST-X、ST-Z、ST-Q、ST-1、ST-2の5クラスが参加するグループ1の予選と決勝レースが行われる予定だ。
[オートスポーツweb 2026年07月04日]
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みんなのコメント
とりあえずカテゴリーにライバルいないから、とりあえず完走できればOKみたいなのは考えてないですよね。
何気にカッコいいので気になって見てしまうだけに、ガツガツゴリゴリ走る姿を見たいですね。