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シャオミ SU7ウルトラ、グランツーリスモ7に登場~異次元EVがもたらすリアルとバーチャルの融合~

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シャオミ SU7ウルトラ、グランツーリスモ7に登場~異次元EVがもたらすリアルとバーチャルの融合~

中国のテクノロジー企業Xiaomi(シャオミ)は2025年6月8日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント傘下のポリフォニー・デジタルと提携し、自社のフラッグシップEV「Xiaomi SU7 Ultra(シャオミ エスユーセブン ウルトラ)」をPlayStation用ドライビングシミュレーター「グランツーリスモ7」に登場させると発表した。

シャオミのフラッグシップEVがバーチャルの世界を駆け巡る
スマートフォンや家電製品で世界的な存在感を確立してきた「シャオミ」が、自動車業界においてもその革新性を発揮している。この度、同社は世界的に人気の高いドライビングシミュレーションゲームシリーズ「グランツーリスモ」との、戦略的パートナーシップを発表した。

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この画期的な提携により、シャオミが満を持して投入するフラッグシップ電気自動車「シャオミ SU7ウルトラ」が、PlayStation 4およびPlayStation 5向け「グランツーリスモ7」に登場することになった。

これはシャオミの自動車が同シリーズにラインナップされる初の事例であり、自動車業界とゲーム業界の垣根を越えた新たな協業モデルを提示している。

グランツーリスモシリーズは、実車の挙動や性能を限りなく忠実に再現することで知られる。その高精度な物理エンジンと映像美は、単なるゲームの枠を超え、リアルな自動車文化との融合を果たしてきた。

今回のシャオミとのパートナーシップは、バーチャルとリアルをつなぐもう一つの架け橋として機能し、自動車産業とデジタルエンターテインメントの境界を曖昧にしつつある。

シャオミ SU7ウルトラの圧倒的なパフォーマンスと革新技術とは」
ゲームへの登場が決定したシャオミ SU7ウルトラは、2024年にデビューしたシャオミ初のEV「SU7」シリーズのフラッグシップモデル。

パワートレーンは最新鋭の自社開発「HyperEngine V8」(3モーター構成、2万7200rpm、最高出力1548ps)を搭載。これまでの4ドアEVの常識を覆すスペックを持ち、ドライビング性能とラグジュアリーな佇まいを両立している。

また、車両の安全性能とハンドリング性能を極限まで高めるため、モータースポーツの聖地としても知られるニュルブルクリンクサーキットでの徹底的なテストが敢行された。

過酷な走行条件下での検証を通じて、SU7ウルトラは高い次元での安定性と操縦性を確保しており、リアルワールドでの走行性能にも一切の妥協がないことを証明している。

グランツーリスモ生みの親が語るシャオミEVの魅力
このコラボレーションにおいて特筆すべきは、グランツーリスモシリーズの生みの親であり、ポリフォニー・デジタル代表取締役の山内一典氏が、シャオミの電気自動車事業に深い関心を示したことである。

山内氏は実際に北京にあるシャオミのEV工場を訪問し、その製造プロセスや技術開発体制を視察した。さらに、彼はXiaomi SU7 Ultraのテストドライブを自ら行い、その性能を直接体験したのである。

山内氏は試乗後、シャオミが電気自動車開発において見せている革新的な精神と、SU7ウルトラが備える卓越した走行性能に対して惜しみない賛辞を贈った。

■山内一典氏のコメント
シャオミとのパートナーシップをスタートできることを大変嬉しく思います。中国の自動車産業は急速に発展しており、自動車分野で新興勢力となったシャオミは、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、家電製品に至るまで、包括的なスマートエコシステムの中核を担う卓越した車両、シャオミ SU7シリーズを既に開発しています。
さらに、シャオミ SU7ウルトラプロトタイプは、ニュルブルクリンクにおいて従来のパフォーマンスベンチマークを超越しました。これらの成果を目の当たりにし、私はシャオミの勇気、好奇心、情熱、そしてこうしたマイルストーンを達成するためのたゆまぬ努力に深く感動しました。この精神は、「グランツーリスモ」とポリフォニーデジタルの理念と深く共鳴していると感じています。

グランツーリスモ7は、シャオミEVとの共同開発プロセスを通じて、シャオミ SU7ウルトラを追加し、そのラグジュアリーなデザインとドライビング性能を忠実に再現している。

この高性能EVはグランツーリスモ7でデビューし、世界中のプレイヤーに提供される。今後、シャオミとグランツーリスモは、シャオミ ビジョン グランツーリスモコンセプトカーの開発においても、さらなる協力関係を築いていく予定だ。

[ アルバム : シャオミ SU7 ウルトラ、グランツーリスモ7に登場 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

3件
  • wsq********
    マクラーレンのパクリww
  • SK-LV
    悲しいかな、プレステは中国で規制されていて、商売出来ないんだよね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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