8月3日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するTEAM GOHは、8月9日にスポーツランドSUGOで行われるスーパーフォーミュラ第8戦の決勝日に、芳賀美里監督の母校である岩手県上閉伊郡大槌町立吉里吉里学園の生徒を招待すると発表した。2011年の東日本大震災や、2026年4月の大規模な山林火災といった大きな災害を経験した故郷への感謝と、地域の未来を担う子どもたちに特別な体験を届けたいという思いから実現した。
スーパーフォーミュラ、そしてスーパーGTで監督を務める芳賀監督は、岩手県大槌町出身。東日本大震災では実家が津波の被害に遭ったほか、2026年4月の大規模山林火災では、実家近くまで火の手が近づくなど、たび重なる災害に心を痛めていた。
CARGUY MKS RACING芳賀美里監督、故郷大槌町の山林火災に心痛める。地元の子どもたちに夢を与える企画も検討
そんな地元に何か感謝を伝え貢献できないか、そして地域の未来を担う子どもたちに特別な体験を届けたいという思いから実現したのが、今回のスーパーフォーミュラ第8戦への招待。東日本大震災後、大槌町には企業や団体から継続的な支援が寄せられ、スーパーフォーミュラにもタイヤを供給する横浜ゴムによる約25,000本の植樹をはじめ、さまざまな復興支援が行われてきたが、その思いを次の世代へ繋いでいきたいという願いから今回の企画へ至ったという。
芳賀監督は、母校である大槌町立吉里吉里学園のPTAと協議を重ねてきたほか、スーパーフォーミュラ第8戦を前に大槌町長を表敬訪問し、この取り組みについて報告するとともに、地域との連携をさらに深め、メディア取材も受ける予定だという。
企画実現に向けては、スーパーフォーミュラをプロモートする日本レースプロモーション(JRP)も協力。当日は大槌町立吉里吉里学園の生徒を招待し、レース観戦だけでなくTEAM GOHの活動やサーキットの舞台裏も見学してもらう。ドライバー、エンジニア、メカニックをはじめ、多くのスタッフがひとつの目標に向かって力を合わせる現場に触れることで、モータースポーツの魅力はもちろん、仲間と挑戦することの大切さを学んでもらえる機会を提供していく。
「東日本大震災、そして今年の山火事と、私の故郷は幾度も困難に直面してきました。それでも、多くの方々の支えによって前へ進み続ける故郷の姿が、私自身の原動力になっています。今回、母校PTAの皆さまとお話しする中で『子どもたちに本物のモータースポーツを体験してもらいたい』という思いが一致し、この招待企画が実現しました」と芳賀監督。
「サーキットでしか味わえない迫力や、チームが一丸となって挑戦する姿を通じて、生徒の皆さんが夢や目標を見つけるきっかけになれば、これ以上うれしいことはありません。私自身も、子どもたちと同じ時間を過ごし、新たな力をもらえる一日になることを楽しみにしています」
また、TEAM GOHの池田和広代表も「芳賀監督が故郷を大切に思い、いつか地域へ恩返しをしたいと考えていたことは以前から聞いていました。その思いをTEAM GOHとして形にできたことを大変うれしく思っています」と企画を歓迎した。
「モータースポーツには、人に夢や勇気を与える力があります。この活動が子どもたちにとって未来につながる貴重な経験となり、新しい目標へ踏み出すきっかけになれば幸いです。TEAM GOHはこれからも競技活動と社会貢献活動の両面から、日本のモータースポーツの発展に貢献してまいります」
[オートスポーツweb 2026年08月03日]
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そのレベルの情報すら知らない監督ってレースで何できるんだろ?