ハイブリッド車のAWDには、後輪を独立したモーターで駆動する方式も多い。ところがレヴォーグ レイバックS:HEVは、プロペラシャフトで前後をつなぐ機械式AWDを採用した。効率だけを追わず、安心感や走破性を守った理由を探ってみよう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ストロングハイブリッドによるたしかな走りをご覧アレ レヴォーグS:HEVの走行ショットを大公開!(8枚)
モーターの大トルクをプロペラシャフトで後輪へ
レイバックS:HEVに搭載されるのは、2.5L水平対向エンジンと駆動用・発電用の2つのモーターを組み合わせたシリーズ・パラレル式ハイブリッドだ。駆動用モーターは最高出力119.6ps、最大トルク270Nmを発生し、発進直後から力強い加速を生み出す。
注目したいのが、その大トルクを前輪だけでなく、プロペラシャフトを介してリアへ直接伝える点である。前輪をエンジンやモーター、後輪を独立モーターで駆動する電動AWDとは構造が異なり、前後輪を機械的につないで駆動力を配分する。
これは低重心かつ左右対称に近いレイアウトと、前後輪への適切なトルク配分を重視する「シンメトリカルAWD」の考え方そのものだ。雨や雪で滑りやすい路面はもちろん、コーナーから加速する場面でも4輪を生かした安定感が期待できる。
必要のない場面だけFWDに切り替える
もっとも、レイバックS:HEVは常に4輪を駆動しているわけではない。舗装路を直進し、一定速度で走るなどAWDを必要としない状況では、電子制御カップリングのクラッチを開放。リアへの駆動を切り離してFWD走行へ切り替え、機械抵抗や電気的な損失を抑える。
ステアリング操作や路面状況の変化を検知すれば、素早くAWDへ復帰するため、ドライバーがスイッチを操作する必要はない。また、悪路走破を支援するX-MODEの作動中や、SI-DRIVEのSモード選択時にはクラッチを開放せず、4輪の駆動力をしっかり確保する。
最低地上高は1.8Lターボ車より20mm低い180mmとなったものの、2モードのX-MODEやヒルディセントコントロールも備える。そのうえでWLTCモード燃費19.0km/Lを達成した点は見逃せない。
機械式AWDを残したのは、単なる伝統へのこだわりではない。燃費のためにAWDを捨てず、AWDのために燃費を諦めない。その両立こそ、レイバックS:HEVが守った「スバルらしさ」なのだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「酷い……」ビッグモーター問題その後──街のバイク屋で自賠責や任意保険に入れなくなる? 2年で2.6万店減「保険代理店の契約打ち切り」の悲鳴
日本でセダンが売れなくなった理由はSUVだけじゃない!! 国産車に足りなかったのは「後席」の視点だった!?
【なぜいまMX-6なのか】マツダが「MX-6e」を欧州出願した理由。ロードスターと共存を図る約30年ぶりの電動クーペの狙い
スズキの新型軽BEV「eスカイ」発表直前。「ラッコ」「サクラ」との価格・性能比較に注目集まる…高まるユーザーの期待と本音とは?
新開発の4気筒エンジンに期待の声! トヨタ次期型「カローラ」に“1.5リッター直4”搭載のウワサあり 「立体駐車場に入らないと本末転倒」と大型化を心配する声も
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
バックギアを持たないインホイール式では確かに無理。