■新型FJクルーザーまもなく登場?
トヨタがフィリピンにおいて「世界知的所有権機関(WIPO)」に新型SUVの意匠登録を行ったことが話題となっています。
【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「“FJ”クルーザー!?」を画像で見る(40枚)
ここでポイントとなるのは、そのデザインです。それは、角ばったボディに、コの字のヘッドライト、太いDピラーが特徴となります。そして、それらの特徴は2023年8月の「ランドクルーザー250」ワールドプレミアの最後に映し出されたティーザー映像とほぼ同じものでした。
さらにそのデザインは、2021年12月の「バッテリーEV戦略に関する説明会」でお披露目された「コンパクト・クルーザーEV」そのままでもあります。
この新しいモデルが、ある意味、「ランドクルーザー」の弟的な存在であることは間違いありません。2023年8月のランドクルーザー250ワールドプレミアでは、「我々は未来に向けて、カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」と説明されていました。
つまり、「カーボンニュートラル=EV、もしくはハイブリッド」となりますし、「より手に入れやすい=安価」であることを示唆しているのです。
ここで問題となるのが、この新しいSUVが、どういう立ち位置で登場するかということでしょう。
最も可能性が高いのは2006年から2022年まで生産されていたレトロスタイルの「FJクルーザー」の後継という立場です。
FJクルーザーは、「ランドクルーザープラド」と同じラダーフレームをベースに北米向けモデルとして誕生しました。キュートなデザインを持った、ランドクルーザーの弟的な存在です。
FJクルーザーは、そのデザインの良さであっという間に人気モデルとなり、北米だけでなく、メキシコや中国、そして日本、アセアンなどでも販売されるようになります。
そんな人気モデルの後継として期待されるのが、新たなSUVです。その場合、名称も“FJクルーザー”を復活させるかもしれません。
しかし、それ以外の選択肢もあります。それがアセアンで生産されるIMVシリーズです。トヨタは、ラダーフレームを使ったピックアップ/ステーションワゴン/MPVというIMVシリーズをアセアンで生産・販売しています。
最新のモデルは「JMS(ジャパン・モビリティショー)2023」で公開された「IMV0」であり、すでにタイやフィリピンで、そのピックアップモデルが販売されています。
そして、このIMVシリーズには、ステーションワゴンと呼ばれるSUVがラインナップされているのです。それが「フォーチュナー」です。見た目は、「ランドクルーザー」とあまり変わりないのですが、ベースがピックアップトラックということで、もっと安いというのが特徴です。
とはいえ、アセアンでのフォーチュナーは、立派な高級車のひとつ。その次世代モデルに、今回、意匠登録された新型モデルが該当するかもしれません。
新型モデルがFJクルーザーの後継になるのか、はたまたフォーチュナーの後継になるのかは、いまだ不明ですが、どちらにせよ、新型モデルをランドクルーザーよりも安価に作るのであれば、同じラダーフレームを使う最新のIMV0をベースにするのが合理的です。
そうなれば、次世代のフォーチュナーも、次世代FJクルーザーも当然のように、同じIMV0ベースになるはず。つまり、兄弟車である可能性が大となります。
新型モデルの詳細は不明ですが、今回の意匠登録はフィリピンから行われています。わざわざフィリピンで登録しているのですから、この新型モデルをアセアンで販売することは間違いないでしょう。
そういう意味では、日本に入ってくるのかどうかは微妙なところ。実際に販売が開始され、その注目度が日本でも高まれば可能性も同じく高まるというもの。興味ある人は、ぜひともチェックをお忘れなく。(鈴木ケンイチ)
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みんなのコメント
2年前くらい間も無くいうてるやん笑
毎日、明日、地震が起きますって言ってるやつと変わらんから笑