街乗りだけじゃなく“ちょっとした遠出”だって可能！ ストレスいらずの「原付二種」電動バイク3選

電動原付二種が広げる静かでクリーンな移動の可能性

　原付二種は原付一種より余裕ある出力を持ち、使い勝手や取り回しの良さなどから都市部の通勤通学や買い物で支持を集めています。

　また、近年は騒音や排出ガスを抑えた電動モデルへの移行が進み、補助金制度も追い風となって需要が拡大しました。

　それでは、原付二種のEVにはどのようなモデルがあるのでしょうか。

　まず、XEAMブランドの「F01」です。

　XEAMは次世代モビリティ体験を掲げるMSソリューションズの電動バイク事業で、2017年に設立されました。

　F01はスタイリッシュな外観と扱いやすさを両立した1台です。

　エコからスポーツまで3段階の走行モードを備え、スポーツ選択時は77km/hで力強い加速を味わえます。定格1000Wながら最大出力は4.7kWを発揮し、航続距離は85～95kmです。

　2700Whの着脱式バッテリーは家庭用100V充電に対応し満充電まで10時間前後となります。110kgの軽量車体は16インチフロントと14インチリヤタイヤで段差をいなす設計です。

　ディスクブレーキとUN38.3取得バッテリー、セル保護BMSが安全性を高め、リアキャリア付きロングシートが2人乗車と荷物積載を両立します。アプリ連携機能は非対応ですが、シンプル操作ゆえ機械が苦手な人も安心して導入できます。

　価格はキャンペーン中で37万6200円（税込）でEV入門として手が届きやすい設定です。

国産メーカーも原付二種の電動バイクが選べる

　次はカワサキのNinja 「e-1」です。

　フルフェアリングを備えたスポーティーな外観にNinjaファミリーのDNAを受け継ぎ、最大出力9kW12馬力のブラシレスモーターがゼロ発進から鋭いレスポンスを発揮します。

　ROADとECOの2モードに加え、追い越し時などに15秒間パワーを高めるe-boostや前後進を補助するウォークモードも搭載し、電動ならではの機能を充実させました。

　着脱式バッテリーは11.5kgが2基で重量を分散しつつ家庭でも車体でも3通りの方法で充電できます。Ninja400由来のフレームは140kgの軽量車体に安定感をもたらし、スポーツ走行と取り回しを両立。

　TFTメーターはスマートフォン連携に対応し走行ログを確認できます。収納スペースやストレージボックスを備え、日常使いでも便利です。CEV補助金対象で、メーカー希望小売価格は106万7000円（税込）となっています。

　最後はホンダの「CUV e:」で、2025年3月に発表され同年6月20日に発売予定です。

　シンプルでクリーンな外観に交換式Honda Mobile Power Pack e:を2個搭載し、一充電で57kmを走行します。

　最高出力6kWの独自開発モーターとSTANDARD SPORT ECONの3モードが滑らかな加速を実現し、リバースモードが狭い場所での取り回しを支援します。

　車体は全長1970mm×全幅675mm×全高1100mmでホイールベース1310mm、フラットフロアと766mmのシート高が自由度の高い乗車姿勢を可能にします。

　フロントディスクとコンビブレーキが一定の制動配分を保ち、フルLED灯火器が夜間視認性を確保。

　7インチTFTメーターにはHonda RoadSync Duoを初搭載し、ナビや音楽再生、バッテリー残量に応じた交換ステーション検索などコネクテッド機能も充実しています。

　USB Type-CソケットやSMART Key、ラゲッジボックス、コンビニフックなど日常の利便性を高める装備も用意され、参考価格は52万8000円（税込）です。

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電動スクーターは、環境に優しいだけでなく、効率的で快適な移動手段を提供し、都市型モビリティの未来を切り開く可能性を秘めています。

Comments

[rxs********]

100kmも走れんのに、遠出？

[おもちゃ革ジャン出します。]

何でも出始めは性能が悪い。