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フォルクスワーゲン、オープンSUV「T-Rocカブリオレ」の生産をVWカブリオレの“母なる地”で開始

独フォルクスワーゲンは12月4日、新型オープントップSUV「T-Rocカブリオレ」の生産を独オスナブリュック工場で開始したと発表した。

「ザ・ビートル・カブリオレ」の生産が終了した今、「ゴルフ カブリオレ」の系譜に連なるフォルクスワーゲンのオープントップモデルは、T-Rocカブリオレに取って代わる。国内未発売のため馴染みが薄いが、T-ROCは一昨年11月にデビューし、「ティグアン」と先日国内販売が開始された「Tクロス」の中間に位置するコンパクトクロスオーバー。そのルーフを取り除き2ドア化したのがT-Rocカブリオレだ。

SUVブームの中でもオープンモデルは数少ないが、レアなだけでなく、遊び心溢れるデザインに上質さを感じさせるディテールはアピール力抜群。さらに、高い着座位置がもたらす快適性とわずか9秒で開閉可能なソフトトップも大きな魅力となるだろう。万一の横転に備えリアシート背後には瞬時に作動するロールオーバープロテクションを追加するなど安全対策も施されている。また、常時インターネットに接続する新型のインフォテインメントシステムがオプションで用意されるとも伝えられる。

今回の発表によれば、生産は「ポルシェ ケイマン」と同じ独オスナブリュック工場で行われ、メーカーではT-Rocカブリオレのために、物流や生産施設に数十億円規模の設備投資を実施したという。実はこのオスナブリュック、フォルクスワーゲンのカブリオレを作り続けてきた長い伝統を持つ。そんな母なる地で、世界で初めてプロダクションモデルがロールオフする運びとなった。

今後、来年春には発売が見込まれるが、人気のコンパクトSUVにオープンエアドライビングの爽快感をプラスしたとなれば、街中での注目は必至。国内導入にも期待したいところだ。

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