アストンマーティンは、2025年シーズンのF1を戦う新車、AMR25の画像を公開した。
AMR25のカラーリングは、F1の75周年を記念して行なわれた合同イベント”F1 75”ですでに発表されていたが、今回改めて新車がお披露目となった。24日にはフェルナンド・アロンソとランス・ストロールがプレシーズンテストに先立ちバーレーンでAMR25をドライブし、フィルミングデーを使ってシェイクダウンを済ませる予定だ。
AMR25は先代のAMR24を進化させてドライバビリティを向上させ、ドライバーが自信を持ってドライブできるマシンにすることを目指したという。そのために空力面、特に前後のウイングやサイドポンツーン、エンジンカバー、フロアに大きな変更が加えられているという。またサスペンションは前後ともプッシュロッドであるようだ。
AMR25の発表に伴い、アロンソは次のようにコメントした。
「2024年には多くのことを学んだ。チームはそれを原動力として、AMR25で今シーズンに臨む」
「現行レギュレーション最終年は、競争が非常に激しくなる。でもチームがファクトリーで、準備を整えるために懸命に取り組んでいることを理解している」
またチームメイトのランス・ストロールも、次のように語った。
「ファクトリーの全員が、2025年に向けて改善するために、冬の間に多くの作業を行なってきた。チームとして僕らは、全員が良いパフォーマンスを発揮したいと思っているし、1年を通じて学び続けるつもりだ」
「僕がここで構築しているのは、素晴らしいツールと才能ある人々による非常にエキサイティングなプロジェクトであり、2025年は僕らにとって、進歩を遂げるための重要な年だ」
2023年はアロンソが表彰台を争うペースを見せ、飛躍のきっかけを掴むと思われたアストンマーティンだったが、各チームがアップデートをするにつれて競争力が低下。2024年も同様の傾向が見られ、シーズン終盤は中団争いに巻き込まれた。
結果として2年連続のコンストラクターズランキング5位だったが、獲得ポイントはかなり低くなった。昨年はトップ4チームが優勝を争っただけに、物足りない状況だと言えるだろう。アストンマーティンはそんな現状を変えるべく、チーム内部で人事異動が相次ぎ、ダン・ファロウズがテクニカル・ディレクターから解任され、フェラーリから獲得したエンリコ・カルディレがチーフテクニカルオフィサーに就任した。
チーム代表は、アンディ・コーウェルCEOが兼任することになり、昨シーズン代表を務めていたマイク・クラックはトラックサイド・オフィサーに異動している。
何より鬼才と呼ばれるF1デザイナー、エイドリアン・ニューウェイの獲得が大きなニュースとなったが、彼のチーム合流は3月1日から。つまりAMR25の誕生にニューウェイは関わっていないわけだ。
AMR25の素性が良ければ、ニューウェイの手で改善を加速させることができるだろうし、新レギュレーションの下での新車開発にニューウェイが辣腕を振るい、ホンダのワークス・パワーユニットを使用する2026年に向けて良い弾みがつけられるだろう。
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