今季のウイリアムズは昨年と比べてパフォーマンスを向上させているが、特にジョージ・ラッセルの予選での奮闘が印象的である。彼はF1第2戦シュタイアーマルクGPで初のQ2進出を成し遂げると、そこから第5戦F1 70周年記念GPまで4戦連続でQ1を突破し続けている。
しかし迎えた第6戦スペインGPの初日でウイリアムズは、かなり低調な滑り出しとなった。FP1、FP2共にウイリアムズの2台が最後方に沈み、FP2からの登場となったラッセルもチームメイトのニコラス・ラティフィのタイムに及ばず20番手に終わった。
■ノリス、“友人”ラッセルの活躍を喜ぶ「昨年は気の毒だったから……」
FP1ではテストドライバーのロイ・ニッサニーにマシンを託したラッセル。彼は貴重な走行時間を失った中でのFP2は「とても厳しかった」と語り、さらにこう続けた。
「(FP2は)路面温度がかなり高くなっていて、タイヤに苦戦していたので、誰にとっても難しいコンディションだったと思う。まあ、控えめに言っても気持ちのいいものではなかったね。僕たちには明日に向けてやらなければいけない仕事が残っている」
「僕は誰もが苦労していたハードタイヤでショートランをスタートした。FP1を走っていなかったから、いきなりハードタイヤを履いて始めないといけなかったんだけど、それが良くなかった。タイヤを機能させるのに苦労したんだ。このようなコンディションのバルセロナに慣れていないのもあると思う」
「明日(土曜)に向けてもう少しペースを上げることができると思うけど、ここ数戦で僕たちが目標としていたQ2進出は、かなり厳しいと思う」
ラッセルが言うように、ハードタイヤには多くのドライバーが苦しんだようで、ランド・ノリス(マクラーレン)はハードタイヤを“ガラクタ”だと表現したが、ラッセルもこれに同意した。
「まさしくそうだと思うよ! 恐ろしかった」
「通常、決勝を1ストップでいくなら、ミディアムとハードを使うと思うんだけど、ハードはあまりにも酷かったから、ソフトタイヤを履いた方がマシだと思う。つまり2ストップにして、ソフト→ミディアム→ミディアムと繋いだり、ソフト→ミディアム→ソフトと繋ぐ方が、ハードを履くよりは良いと思う。(ハードタイヤは)F1向きじゃないよ!(笑)」
「今回のような暖かいコンディションでは明らかに大変だったし、思うようにはいかなかった。でも、フィーリング以上にペースは良さそうなので、今夜はみんなと一緒に明日に向けて前進できるかどうか見てみようと思う」
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