車載バッテリーから給電可能、専用バッテリーも
お盆前後にツーリングを計画している方、まだ間に合いますよ! 声を大にしてそう言いたくなる商品が俺たちの味方・コミネからリリースされている。この暑さにウンザリしているライダーに福音となりそうだ。
[ビギナーQ&A] タコメーターって、なんで名前に“タコ”が入ってるの?
敢えてON/OFFスイッチのみ! ジャケットなどに風を送り込む送風マシン
流行りのファン付き空調ジャケット/ベストは、風を通さない素材を使って中に空気を循環させる仕組みが特徴だが、作業用として売られているものをバイクで使おうとすると不都合な部分もある。風を通さないがゆえに、走行風で身体を冷却するのが主になるバイクでは無駄が多く、またモバイルバッテリーが切れるとただ暑いだけになってしまいがち。さらに、ある程度膨らむように作られているので、高速道路などではバタつきが気になるという方が多いのでは。
そんな用途のミスマッチは、そもそもバイク専用に作られているわけではないので当然とも言える。そこでコミネが開発したのが、バイク用ターボファン付きタンクバッグこと「KK-901 ターボファンボディークーリングタンクバッグ」なのである。
その造りは極めて潔く、小さなタンクバッグ形状のものに送風ファンを仕込み、そこからホースを経由してライダーのジャケットなど服の中に風を送り込むというもの。しかも、強弱など気にしないON/OFFスイッチのみというシンプルさだ。
―― シンプル極まるお姿、さすが俺たちのコミネ! 痺れる! 憧れるゥ! ※画像はAmazonより
使い方もシンプルで、走行中は走行風によって身体を冷却することを前提に、渋滞時や信号待ちなどの場面でパチコとスイッチONにするだけ。必要な時にだけしっかり風を送り、しかも操作がきわめてしやすいという、ありそうでなかった製品である。コミネが特許申請中というのもうなずける話だ。
―― セット同梱品。 ※画像はAmazonより
そんなターボファン付きタンクバッグ、電源は車載12Vバッテリーから給電可能……というか、冬の電熱ウエアで使うコネクターがそのまま使える仕様。さらに、別売りのバッテリーと接続すれば、降車後も使用できるんである。
夏のツーリングで暑さ対策をどうにかしたいと考えあぐねていた方、炎天下でもファンを使用して数秒で体表を10℃以上冷却可能だという「KK-901 ターボファンボディークーリングタンクバッグ」、これは最後の備えに有力候補かもしれませんよ!
セット内容は、ターボファンバッグユニットのほか電源ハーネス、変換ケーブル、伸縮送風管、そして飛散防止ベルトとなっている。タンクの素材を選ばない吸盤取り付けで、歩行時に使用できるカラビナも付属している。
―― 左はバイクの12Vバッテリーから給電するもので、右は7.4Vの別売りバッテリーを取り付けたもの。 ※画像はAmazonより
【公式動画】世界初のバイク用熱中症対策システム KK-901 ターボファンボディクーリングタンクバッグ KOMINE コミネ 字幕付き商品解説
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みんなのコメント
一番暑いのは停車時のヘルメット内だから、下から顔に風が行くのが一番涼しいんです