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世界的に貴重な“大排気量スポーツモデル”に注目! パワフルな「V8エンジン」搭載のレクサス「LC」とシボレー「コルベット」の違いは? ボディサイズ・エンジン・価格帯などで比較!

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世界的に貴重な“大排気量スポーツモデル”に注目! パワフルな「V8エンジン」搭載のレクサス「LC」とシボレー「コルベット」の違いは? ボディサイズ・エンジン・価格帯などで比較!

■2台の大排気量スポーツモデルの魅力に迫る

 ダウンサイジングや電動化が進むなかでも、大排気量のV8エンジンを搭載したスポーツモデルは独自の存在感を放っています。

【画像】これがV8エンジンを搭載した注目の「大排気量スポーツモデル」です!

 本記事では、日本が誇るフラッグシップクーペ、レクサス「LC」と、アメリカンスポーツの象徴、シボレー「コルベット」を比較。

 ラグジュアリーかつ官能的な走りを追求するLCと、爆発的なパフォーマンスを誇るコルベット、それぞれの魅力を紹介します。

●レクサス「LC」

 レクサス「LC」は、2012年のデトロイトオートショーで披露されたコンセプトモデル「LF-LC」をベースに誕生したラグジュアリークーペです。

 2017年に市販化が実現し、以降フルモデルチェンジは行われていませんが、マイナーチェンジや特別仕様車を発表することで進化を続けています。

直近では2025年7月に一部改良と、100台限定の特別仕様車“PINNACLE”を抽選販売し話題を呼びました。

「LC500」に搭載するパワートレインはV型8気筒5リッター自然吸気エンジンで、最高出力477馬力・最大トルク540Nmを発揮します。自然吸気ならではの鋭いレスポンスと伸びやかな吹け上がりが魅力です。

 ボディサイズは全長4770mm×全幅1920mm×全高1345mm、ホイールベース2870mm。

レクサスLCはフロントミッドシップレイアウトを採用し、エンジンをフロントアクスルの後方かつ低い位置に配置しています。これにより低重心化を実現し、エクステリアはダイナミックで伸びやかなシルエットを獲得しました。

 さらにフロントピラーの角度や細さにまでこだわることで、エレガンスさと視界の良さを両立しています。

 ヘッドランプには三眼フルLEDを採用し、リアは幾層にも重なるL字型フルLEDコンビネーションランプが奥行き感のある光を演出。スピンドルグリルや空気抵抗を抑えるフラッシュサーフェスのポップアップハンドルなど、細部までこだわり抜かれています。

 インテリアは人の感性を重視し、操作感や素材の質感にまで配慮。ステアリングは走行性能開発を担うTAKUMIドライバーが走り込みを重ねて仕上げたものです。

 カラーは高級感のあるオーカーやブラックに加え、スポーティなダークローズやブルー&ホワイトも選択可能。

 TFT液晶メーターやカラーヘッドアップディスプレイなどを備え、視認性にも優れています。

 レクサスLCの車両価格(消費税込)は以下の通りです。

・LC500:1410万円
・LC500 “L package”:1410万円
・LC500 “S package”:1493万円
・LC500 Convertible:1555万円
・LC500h:1455万円
・LC500h “L package”:1455万円
・LC500h “S package”:1538万円

●シボレー「コルベット」

 シボレー「コルベット」は1953年に初代が登場。1956年にはセブリング12時間レースでクラス優勝を果たし、アメリカを代表するスポーツカーとして世界に知られる存在となりました。「アメリカの誇り」と称され、NASAの宇宙飛行士にプレゼントされた逸話も残されています。

 現行モデルは2021年に国内デリバリーが始まった8代目。2020年「北米カー・オブ・ザ・イヤー」、2021-2022「日本カー・オブ・ザ・イヤー パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、日米ダブルで評価されました。

 最大の特徴はシリーズ初のミッドエンジンレイアウトを採用した点です。コックピット背後にエンジンを配置し、トラクション性能を高めています。さらにドライビングポジションが従来から40cm前方へ移動しており、コーナリング性能や視界の良さが向上しました。

 日本仕様の右ハンドルではペダルレイアウトも最適化され、日本の道路環境でもその走行性能をしっかりと体感できます。ボディサイズは全長4630mm×全幅1940mm×全高1225mm、ホイールベース2725mm。

 エクステリアはボディサイドを彫刻的に描いたエアインテークが印象的で、低いボンネットから流れるような曲線が優雅さを演出。

フロントにはエンジン冷却用の大型エアインレットを備え、テールライトやエアアウトレット、ツインエキゾーストパイプは歴代コルベットを想起させるデザインとなっています。

 インテリアはドライバー中心の設計で、大胆にセパレートしたシートや8インチタッチスクリーンを装備。最新のインフォテイメントシステムは「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応しています。

 搭載されるのは6.2リッターV型8気筒OHV「LT2」エンジンで、最高出力502馬力・最大トルク637Nmを発揮。0-97km/h加速は3秒以下で圧倒的なパフォーマンスを誇ります。

 シボレー・コルベットの車両価格(消費税込)は以下の通りです。

・2LTクーペ:1420万円
・3LTクーペ:1695万円
・コンバーチブル:1845万円

※ ※ ※

 ここまで紹介してきたように、レクサスLCとシボレー・コルベットは、それぞれ異なる魅力があります。

エクステリアやインテリア、価格などを見比べて、自分の心に刺さる方を選ぶといいでしょう。(マツ)

文:くるまのニュース マツ
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みんなのコメント

12件
  • k********
    この価格見るとコルベットがお買い得
  • 3000GT
    ラグジュアリークーペのLCと
    走る為のコルベットを
    比較するのか!?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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