現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > これは日本でも売れる!! 三菱のコンパクトSUV、エクスパンダークロスがマイチェンを受け登場! 

ここから本文です

これは日本でも売れる!! 三菱のコンパクトSUV、エクスパンダークロスがマイチェンを受け登場! 

掲載 33
これは日本でも売れる!! 三菱のコンパクトSUV、エクスパンダークロスがマイチェンを受け登場! 

 三菱は8月11日、7人乗りFFクロスオーバーMPV、エクスパンダークロスのマイナーチェンジモデルをインドネシア国際オートショーで発表し、インドネシアでの販売を開始した。エクスパンダークロスは「ミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア」(西ジャワ州ブカシ県)で生産され、ASEAN地域を中心に順次展開していく予定だという。

 2019年11月に登場したエクスパンダークロスは今回のマイチェンにより、さらに力強いデザインに一新して走行性能を向上させたのが特徴だ。その内容を見ていこう。

これは日本でも売れる!! 三菱のコンパクトSUV、エクスパンダークロスがマイチェンを受け登場! 

文/ベストカーWeb編集部、写真/三菱自動車

■エクスパンダーの最上位モデルがエクスパンダークロス

8月11日にインドネシアショーで公開されたマイチェンモデルのエクスパンダークロス。今年6月に先に登場したタイ仕様ともフロントマスクは異なっている

こちらがタイで6月から販売されているエクスパンダークロスのタイ仕様。丸いフォグランプが特徴的だ

 エクスパンダークロスは、クロスオーバーMPVであるエクスパンダー(2017年10月販売開始)をベースとしており、SUVらしい力強さと高い走行性能、快適な乗り心地を実現したシリーズ最上位モデルとなる。

 2019年にインドネシアで発売後、ASEAN地域に加えて、中東、中南米、南アジア、アフリカと販売市場を拡大している。2017年に販売を開始したエクスパンダーと合わせると、累計販売台数は2022年7月末までに47万台以上となり、2021年度は11万台以上と三菱の車種では3番目の販売実績を誇っているのだ。

 今回、マイチェンを受けたエクスパンダークロスは、フロントとリアのデザインを一新し、さらにSUVらしく力強いスタイリングを実現。また、三菱のSUVらしく、前左右輪の制動力を調整して旋回性を高めるアクティブヨーコントロール(AYC)などを採用し、走行時の安心感や乗り心地を向上させている。

■SUVらしい力強さを高めたエクステリアと上質感と操作性を向上させたインテリア

エクスパンダークロスのインテリア。HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」コンセプトを採用し、上質感を演出している

 フロントでは三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を進化させ、台形モチーフの大型グリルとガードバー形状のバンパーを組み合わせることで、SUVらしい力強さを与えている。

 また、ヘッドライトはワイド感を強調する特徴的なTシェイプデザインを採用し、従来はヘッドライトユニットの下に配置していたターンランプを上部のポジションランプに組み込み、被視認性を高めている。

 さらに、前後合わせて95mm延長したオーバーハングと厚みを増したエンジンフードで、ダイナミックさと安定感を増したプロポーションとしている。17インチのアルミホイールには、ミディアムグレーの2トーン切削光輝仕上げのラウンドリムタイプを採用。

 前後スキッドプレートとドアガーニッシュのグレー塗装とコーディネートし、立体感を持たせることでSUVらしいスポーティさと力強さを表現するとともに、ルーフレールはブラックとし、全体の印象を引き締めている。

 リアはテールゲートをより立体的な形状とし、分割線を減らして質感を高めている。リアコンビネーションランプは、水平基調のTシェイプテールランプによってワイドで安定感のあるデザインにするとともに、従来のテールランプとバックランプに加えて、ストップランプもLED式とすることで、夜間の後方からの被視認性を向上させているという。

  インテリアでは、室内の広がりを強調するとともに走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調の「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」コンセプトのインストルメントパネルに、大径の4本スポークステアリングを新たに採用し、高級感を演出。

 より直感的に使いやすい8インチカラー液晶メーターを採用したほか、ステアリングホイールのスポーク部に配置されたスイッチを操作することで、平均燃費や瞬間燃費等の運転情報や、AYCの作動状態等の車両情報をメーターで確認することが可能だ。運転に必要な情報に簡単にアクセスすることができる。

■三菱のお家芸、AYCを新たに採用!

前左右輪の制動力をコントロールする技術、AYCを採用することで車両の旋回性を高めているのだという

 また、前左右輪の制動力を調整して旋回性を高めるAYCを今回新たに採用。ハンドル角、ヨーレイト、横Gと前後G、ブレーキ圧、車輪速などの情報から、ドライバーの操作や車両挙動を正確に判断し、運転操作に忠実な車両挙動となるよう、ブレーキ制御による前左右輪間のトルクベクタリングを行う。

 これにより、滑りやすい路面での旋回時にはコーナー内側の前輪にブレーキをかけるAYCの制御によってアンダーステアを抑制し、ドライバーが意図したとおりの軌道に近づけることが可能。アンチロックブレーキシステム(ABS)とアクティブスタビリティコントロール(ASC)と協調し、さまざまな天候や路面で安全・安心で快適な運転をサポートしてくれる。

 サスペンションはフロントのストラット取付け部の剛性を向上させており、リアはショックアブソーバーのシリンダーサイズを拡大するとともに、前後とも高性能バルブを新たに採用することで、荒れた路面でもフラットで快適な乗り心地を実現したという。

 価格はインドネシア価格で5MT車が約282万545円、CVT車が約305万5325円(インドネシア1ルピア約0.0091円で換算)。進化したダイナミックシールドフェイスに新たに前左右輪にAYCまでついたエクスパンダークロス、ぜひ日本にも導入してほしい!

こんな記事も読まれています

「メーカー公認」で丸目換装!! ランクル250の激推しオプションを見逃すな なぜか不遇の「GX」も泣けるぞ
「メーカー公認」で丸目換装!! ランクル250の激推しオプションを見逃すな なぜか不遇の「GX」も泣けるぞ
ベストカーWeb
ホンダ新型「オシャレ軽商用バン」発売! エレガントな進化に早くも反響!? 130万円台で買える改良「N-VAN」が登場
ホンダ新型「オシャレ軽商用バン」発売! エレガントな進化に早くも反響!? 130万円台で買える改良「N-VAN」が登場
くるまのニュース
ヤマハの電アシ「PAS Brace」 日常使いしやすいスポーティコミューターの2024年モデルを発売
ヤマハの電アシ「PAS Brace」 日常使いしやすいスポーティコミューターの2024年モデルを発売
バイクのニュース
JSR、産業革新投資機構によるTOBが成立 2024年夏にも上場廃止
JSR、産業革新投資機構によるTOBが成立 2024年夏にも上場廃止
日刊自動車新聞
ゲレヴァー好きですか?レストアされたレアなオフローダー「メルセデス 300 GD」で冒険の旅へ、150万キロ感動の物語
ゲレヴァー好きですか?レストアされたレアなオフローダー「メルセデス 300 GD」で冒険の旅へ、150万キロ感動の物語
AutoBild Japan
アルピーヌF1、中国GPで新"軽量版"シャシー投入&フロアアップデートも実施……最下位脱出に向け奮闘中
アルピーヌF1、中国GPで新"軽量版"シャシー投入&フロアアップデートも実施……最下位脱出に向け奮闘中
motorsport.com 日本版
【最新スーパースポーツ試乗】世界限定2500台、オフロードも走れるポルシェ911ダカールのオールラウンド性能
【最新スーパースポーツ試乗】世界限定2500台、オフロードも走れるポルシェ911ダカールのオールラウンド性能
カー・アンド・ドライバー
渋滞へトラックが「ノーブレーキ突入」衝撃の映像!? NEXCO緊急の注意喚起が話題に「運転の上手い人はこんなことしません!」
渋滞へトラックが「ノーブレーキ突入」衝撃の映像!? NEXCO緊急の注意喚起が話題に「運転の上手い人はこんなことしません!」
くるまのニュース
ついにランクル250正式発表520万円から!! 争奪戦必至もやっぱり欲しいーー今日ランクルに新たな歴史が始まる
ついにランクル250正式発表520万円から!! 争奪戦必至もやっぱり欲しいーー今日ランクルに新たな歴史が始まる
ベストカーWeb
MINIの小型電動クロスオーバー『エースマン』がデビューへ…北京モーターショー2024
MINIの小型電動クロスオーバー『エースマン』がデビューへ…北京モーターショー2024
レスポンス
バイク「満タン航続距離ランキングトップ10 2024】10位でも500kmは余裕、1位は600kmオーバー!125から大型車までの大混戦に
バイク「満タン航続距離ランキングトップ10 2024】10位でも500kmは余裕、1位は600kmオーバー!125から大型車までの大混戦に
モーサイ
レクサスが「1泊10万円」のキャンプを発表! レクサス新型「GX」の展示&試乗もある非日常体験!? 6月に開催へ
レクサスが「1泊10万円」のキャンプを発表! レクサス新型「GX」の展示&試乗もある非日常体験!? 6月に開催へ
VAGUE
新車もセルフレジ的な販売にするしかない? トヨタのディーラー従業員に「一律1万円支給」に見る新車販売現場の深刻な現状
新車もセルフレジ的な販売にするしかない? トヨタのディーラー従業員に「一律1万円支給」に見る新車販売現場の深刻な現状
WEB CARTOP
レクサスが「LC500」「RC F」を販売終了!? ひっそり姿消していた…? 自然吸気V8・2ドアクーペに何が? 英国から欧州、日本に広がるか
レクサスが「LC500」「RC F」を販売終了!? ひっそり姿消していた…? 自然吸気V8・2ドアクーペに何が? 英国から欧州、日本に広がるか
くるまのニュース
小さくても手抜きなし! 全面進化した小排気量モトクロッサーKTM「65 SX」発売
小さくても手抜きなし! 全面進化した小排気量モトクロッサーKTM「65 SX」発売
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]アルパインの自信作、「Xプレミアムサウンドスピーカー」の実力は…
[カーオーディオ 逸品探究]アルパインの自信作、「Xプレミアムサウンドスピーカー」の実力は…
レスポンス
ジープ グランドチェロキー SRT8は 圧倒的なオーラを放っていた【10年ひと昔の新車】
ジープ グランドチェロキー SRT8は 圧倒的なオーラを放っていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
スズキ「新型スイフト“セダン”」!? 精悍顔「コンパクトセダン」は意外と現実的! 次期型「ディザイア」なCGがスゴイ
スズキ「新型スイフト“セダン”」!? 精悍顔「コンパクトセダン」は意外と現実的! 次期型「ディザイア」なCGがスゴイ
くるまのニュース

みんなのコメント

33件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8145.7万円

中古車を検索
MPVの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8145.7万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村