現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 登録商標から見るマツダの次世代車種戦略。CX-5はCX-50に、新FR車はマツダ6で決まりか!?

ここから本文です

登録商標から見るマツダの次世代車種戦略。CX-5はCX-50に、新FR車はマツダ6で決まりか!?

掲載 更新 276
登録商標から見るマツダの次世代車種戦略。CX-5はCX-50に、新FR車はマツダ6で決まりか!?

最近のマツダ車での謎といえば、「CX-30」、「MX-30」の車名における末尾の数字の意味である。CX-30のときには、CX-3があるから、それとの重複を避けるために30にしたというのが憶測であるが、その先の車種戦略があるためか、マツダではこの数字の意味するところについては一切口をつぐんでいる。

秘密にすれば知りたくなるのが人心というもの。じつは商標登録を見てみると、その戦略が見えてくる。CXシリーズについては現状のCX-1~CX-9のほかに、最近になってCX-10~CX-90まですべての数字を網羅して登録済み。この先の数字の2桁化にも準備万端、しっかりと対応できているのである。

気をつけて!マツダMX-30はドアを閉める順番を間違うとシートベルトの金具がボディに・・・

今秋以降登場するであろう、CX-5のフルモデルチェンジ車においては、「CX-50」へと改名する可能性が高そうだ。そのほかのモデルは、デミオ→マツダ2、アテンザ→マツダ6のように、小改良などで一気にCX-◯◯と数字の2桁化が行われるかもしれない。つまり、2桁の数字は現行モデルの車格イメージを受け継いだものとみて間違いないだろう。可能性としては少ないが、車種が拡大したときに2桁目の数字を変えることで新車種に対応することも可能で、拡大性の余地を持たせているともいえる。

ちなみに、マツダ2(旧デミオ)、マツダ3(旧アクセラ)、マツダ6(旧アテンザ)と従来のセダン/ハッチバック系の車両については、「MAZDA◯◯」の2桁車名の商標は申請/登録しておらず、このまま1桁が続くようである。ただし、マツダ1や7など今後使用する予定がない車名は登録更新はぜず、期限切れによって権利放棄をしている。注目は「マツダ9」を放棄したことで、ウワサの直列6気筒FRの新型車は次期マツダ6となる可能性が高いということを示している。

なお、ハイブリッド車(海外では電気自動車)のMX-30だが、これ以外にMX-◯◯という商標は見当たらず、電気デバイスを用いたモデルは今のところ他に予定されていないようだ。

このように従来のコンセプトを受け継ぐモデルは1桁数字、クロスオーバー車や新コンセプト車は2桁数字でそれぞれ訴求するというマツダの戦略が見えてきた。最初から整理してアピールしてくれれば、スッキリしたのに…。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

関連タグ

こんな記事も読まれています

スポーツカーでもミニバンでもOKだった! でも技能検定車には基準あり! 知られざる「教習車」の選ばれ方を元教習所教官が解説
スポーツカーでもミニバンでもOKだった! でも技能検定車には基準あり! 知られざる「教習車」の選ばれ方を元教習所教官が解説
WEB CARTOP
電動アシスト自転車、24年モデルが続々ラインアップ…新型ヤマハ『PAS』のバラエティ豊かな5機種を一挙紹介
電動アシスト自転車、24年モデルが続々ラインアップ…新型ヤマハ『PAS』のバラエティ豊かな5機種を一挙紹介
レスポンス
「本田宗一郎とともにホンダを創業した藤澤武夫の功績」【自動車業界の研究】
「本田宗一郎とともにホンダを創業した藤澤武夫の功績」【自動車業界の研究】
LE VOLANT CARSMEET WEB
金色”ド迫力”エアロが凄い日産「新型GT-R」実車公開へ! 極太センターマフラー&巨大ウィングで「最高の称号」も獲得!? ゴールデンな爆裂エレガントモデルとは
金色”ド迫力”エアロが凄い日産「新型GT-R」実車公開へ! 極太センターマフラー&巨大ウィングで「最高の称号」も獲得!? ゴールデンな爆裂エレガントモデルとは
くるまのニュース
運気アップなドライブがしたい人は要チェック!【週末ドライブ占い】2024年4月20~21日
運気アップなドライブがしたい人は要チェック!【週末ドライブ占い】2024年4月20~21日
月刊自家用車WEB
山形の「ヨコ軸」が延伸! 東北中央道につながる快走路「新庄古口道路」2024年度全通
山形の「ヨコ軸」が延伸! 東北中央道につながる快走路「新庄古口道路」2024年度全通
乗りものニュース
ハミルトンの後任候補アントネッリがメルセデスで初のF1テスト「F1のパワーとダウンフォースを味わえて最高の気分」
ハミルトンの後任候補アントネッリがメルセデスで初のF1テスト「F1のパワーとダウンフォースを味わえて最高の気分」
AUTOSPORT web
10年ぶりの全面改良で4代目になった「ミニ3ドア」はどう進化? EVの「クーパーSE」とガソリン車「クーパーS」はなぜサイズもデザインも微妙に違う?
10年ぶりの全面改良で4代目になった「ミニ3ドア」はどう進化? EVの「クーパーSE」とガソリン車「クーパーS」はなぜサイズもデザインも微妙に違う?
VAGUE
トヨタが全長5m「新型ラージSUV」発売! 17年ぶり復活エステートやランドスケープ実車展示! 全国でアクティブライフ発信へ
トヨタが全長5m「新型ラージSUV」発売! 17年ぶり復活エステートやランドスケープ実車展示! 全国でアクティブライフ発信へ
くるまのニュース
【インタビュー】元SBKライダーのチャズ・デイビス選手が解説する、電動バイクレースMotoEの戦い方
【インタビュー】元SBKライダーのチャズ・デイビス選手が解説する、電動バイクレースMotoEの戦い方
バイクのニュース
懐かしのオープン軽トラ「バモスホンダ」を2台所有! 2年がかりでカタログと同じ仕様に仕上げたアンデスイエローの美車を紹介します
懐かしのオープン軽トラ「バモスホンダ」を2台所有! 2年がかりでカタログと同じ仕様に仕上げたアンデスイエローの美車を紹介します
Auto Messe Web
エクリプスクロスにディーゼル追加も1年で廃止!? PHEV追加で商品力爆増!! 定期的な改良で商品力をキープ
エクリプスクロスにディーゼル追加も1年で廃止!? PHEV追加で商品力爆増!! 定期的な改良で商品力をキープ
ベストカーWeb
【MotoGP】ランキング首位好調マルティン、ライバルはやっぱりバニャイヤ? 「マルケスやアコスタもいる」と警戒
【MotoGP】ランキング首位好調マルティン、ライバルはやっぱりバニャイヤ? 「マルケスやアコスタもいる」と警戒
motorsport.com 日本版
特別仕様車は限定8,000台! トヨタ「ランドクルーザー」、中核モデルの新型車「250」シリーズ発売
特別仕様車は限定8,000台! トヨタ「ランドクルーザー」、中核モデルの新型車「250」シリーズ発売
LE VOLANT CARSMEET WEB
【ハーレー】6/1に横浜で開催される「BLUE SKY HEAVEN 2024」ライブステージの出演者を発表!
【ハーレー】6/1に横浜で開催される「BLUE SKY HEAVEN 2024」ライブステージの出演者を発表!
バイクブロス
元世界チャンプ「北川圭一」氏がアナタにアドバイス!2024年度の「スズキ北川ライディングスクール」は4回開催!  
元世界チャンプ「北川圭一」氏がアナタにアドバイス!2024年度の「スズキ北川ライディングスクール」は4回開催!  
モーサイ
ハンモックの最高傑作が上陸! 3秒設置で軽くて丈夫なポータブルハンモック「anymaka(エニーマカ)」【車に積みたいアウトドアアイテム】
ハンモックの最高傑作が上陸! 3秒設置で軽くて丈夫なポータブルハンモック「anymaka(エニーマカ)」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
マツダ、3列シートの新型SUV「CX-80」を世界初公開 日本は年内発売
マツダ、3列シートの新型SUV「CX-80」を世界初公開 日本は年内発売
日刊自動車新聞

みんなのコメント

276件
  • ベンツがSUVのCクラスをGLC、BMWがSUVの3シリーズをX3とわかりやすく整理している

    一方のマツダはマツダ2(デミオ)のSUV版がCX-3であったり、クラス(数字)の扱いがチグハグであり、マツダファンでもなければどの車が何であるか分からない状態であり、
    そもそも車種がミドル以下に集中しているせいで、数字に渋滞が発生している
    ベースラインアップは、マツダ2→4→6と偶数に統一するとかした方がいいのではないか?
    中国専売でCX-30とほぼ同じサイズ感のCX-4を出したのもよく分からない

    MX-5(ロードスター)とMX-30が特殊なモデルという括りで同じMXを名乗っているのも何だかしっくりこない
  • スカイアクティブXでこけて、MX-3でもこけて、
    この後、直6とCX-50でこけたら会社潰れるよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.1367.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

139.9352.2万円

中古車を検索
CX-30の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.1367.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

139.9352.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村