MotoGP第5戦スペインGPの翌日、ヘレス・サーキットで居残りのテストが実施された。ドゥカティのファクトリーチームにとってはシーズンがスタートして初めてのテスト機会となったが、同チームのマルク・マルケスが不気味なまでの速さを見せた。
マルク・マルケスは最新アップデートが施されたマシンで午前・午後共に最速ラップを記録。午後の1分35秒876が結果的にベストタイムとなり、他のライダーたちに対してコンマ3秒以上の差をつけた。
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前日のグランプリでは悔しい転倒に終わりポイントリーダーからも陥落したマルク・マルケスは、テストで早速巻き返しを見せている。ここにはドゥカティの新開発パーツも影響している可能性がある。厳しいテスト規定のため、昨季チャンピオンのドゥカティにとっては今回が初めて新パーツを試す機会となった。
決勝日と気温は概ね同じだったものの、テストは風の強いコンディションとさらにグリップ力が増した路面の影響で、ラップタイムの単純比較は難しい。ただ記録上では、マルク・マルケスのタイムは予選でヤマハのファビオ・クアルタラロが記録した1分35秒610にも肉薄していた。
またマルケスのチームメイト、フランチェスコ・バニャイヤは、ドゥカティの新パーツに対して即座に好感触を得た様子は見せず、午前は15番手、午後は17番手にとどまった。周回数もマルケスの79周に対し、64周であった。
スペインGPの勝者アレックス・マルケス(グレシーニ)は、大きなアップデートがないためリラックスした1日を過ごし、午前は7番手、午後は10番手のタイムを出して早めにテストを切り上げた。一方、ファクトリー勢以外ではただひとり最新型のドゥカティに乗るVR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオは、グレシーニ勢とは異なり多くの新パーツをテストした。VR46のもう1台のライダー、フランコ・モルビデリは、スペインGPでの転倒の影響により月曜のテストには参加できなかった。
週末に大きな存在感を見せたヤマハは、直4エンジンの改良版を持ち込んだテストでもその勢いを維持している様子だった。スペインGPで予選ポールポジション、決勝でも2位に入ったクアルタラロは「新しいエンジンは旧型よりパワーがあって改善されている。本当に満足している。このグランプリとテストは、この3年間で最高の4日間だった」とポジティブなコメントを寄せた。
ヤマハ勢はクアルタラロ、アレックス・リンス共に早々と撤収。午後は一時クアルタラロがトップタイムだったが、最終的にはマルケスとKTM・テック3のマーベリック・ビニャーレスに抜かれ総合3番手に終わった。
ビニャーレスが2番手に入ったKTM勢は開発ライダーのダニ・ペドロサが通常のレギュラー陣に加わってテストに参加。ただファクトリーライダーのペドロ・アコスタがテスト序盤に転倒してしまい、作業に支障をきたした。
アプリリアはレースウィークにマルコ・ベッツェッキが使用していた新型リヤウイングパッケージを引き続き試していた。またベッツェッキは新型スイングアームのテストも行なった。サテライトチームであるトラックハウスの小椋藍は自身のライディング改善を軸としつつ、リヤの新型空力パーツもテストしていた。
またアプリリアのテストライダーで、今季は負傷したホルへ・マルティンの代役として多くのレースに出走するロレンツォ・サヴァドーリは、ブレーキング性能と車体の安定性向上に特化して作業を進めた。アプリリア勢は走行距離で抜きん出ており、特にベッツェッキは100周近くを走った。
ホンダは多くの新パーツを試しており、中でも目立ったのは新型スイングアームだった。今回は通常のレギュラー陣に加え、テストライダーの中上貴晶も参加。一方で今回ワイルドカード参戦したアレイシ・エスパルガロは、テストには参加しなかった。
また、ここまで厳しいシーズンが続くLCRホンダのルーキー、ソムキアット・チャントラは、午前中はアームパンプ(腕上がり)の症状が出て走れず、午後には転倒するなど、満足に走行することができなかった。
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