2026年8月に生産終了することが発表されたダイハツ コペン。初代は軽自動車初の電動開閉式ルーフを搭載して2002年に登場、2代目は複数のボディタイプを用意するなど、常に注目を集め続けたコペンのこれまでを振り返ってみよう。
※本稿は2025年10月のものです
【画像ギャラリー】これは「おかえり」を言うためのさよならだ!! 2026年8月に生産終了を迎えるダイハツ コペン(20枚)
文:片岡英明、岡本幸一郎、清水草一、ベストカー編集部/写真:ダイハツ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年11月26日号
コペン生産終了は2026年8月
2025年9月29日、衝撃のニュースがクルマ業界を駆け巡った。ダイハツが2026年8月に現行のコペンを生産終了すると発表したのだ。
ご存知のようにコペンは、2002年に軽自動車として初めて電動開閉式ルーフのアクティブトップを採用し、鮮烈なデビューを飾ったオープンカーである。
誰でも手軽に、爽快なオープンエア・ドライビングを楽しむことができ、丸目ヘッドライトの愛嬌あるフォルムも多くの人に愛された。2代目の登場は2014年。10年の間に「セロ」や「GRスポーツ」など、仲間を増やしている。個性派軽スポーツの生産終了は残念だし、とても寂しい。
クーペとオープン……両方の魅力を併せ持つ【初代:2002~2012】
1999年の東京モーターショーに参考出品された時は「KOPEN」と名乗っていたが、2002年6月に正式発表された時は「COPEN」の表記となっている。
最大の特徴は軽自動車として初めて電動開閉式ルーフのアクティブトップを標準採用したことだ。クーペとオープン、両方の魅力を併せ持つ。
搭載するのは659ccの4気筒DOHCツインスクロールターボ(64ps)で、5速MTと4速ATを設定した。駆動方式はFFだ。凝った塗装も評判となっている。9月にはディタッチャブルトップが加わった。
当時は軽カーとして唯一のオープンカーであり、アニバーサリーエディションに代表される特別仕様車が多いのも魅力のひとつだ。レカロシート仕様や粋なレザーパッケージも人気が高かった。
また、ビルシュタイン製ショックアブソーバーなど、走りの魅力を引き上げる装備も積極的に用意している。惜しまれつつ生産を終えたのは2012年夏だ。
●初代ダイハツ コペンの主な歩み
・2002年6月:コペン(初代)発売
・2003年6月:特別仕様車「1stアニバーサリーエディション」発売
・2004年6月:特別仕様車「2nd アニバーサリーエディション」発売
・2006年6月:特別仕様車「アルティメットエディション」発売
・2007年9月:特別仕様車「アルティメットエディションII MEMORIAL」発売
・2009年9月:特別仕様車「アルティメットレザーエディション」発売
・2010年8月:一部改良、特別仕様車「アルティメットエディションS」発売
・2012年4月:特別仕様車「10th アニバーサリーエディション」発売
唯一無二の存在でファンを魅了【2代目:2014~2026】
2代目コペンの登場は2014年6月だ。最初に発売されたのは、目つきの鋭い「ローブ」である。正常進化だったが、新骨格構造を採用した。また、購入後でもユーザーの好みの外装パーツに脱着できるドレスフォーメーションの採用も話題となっている。
11月に「エクスプレイ」を追加し、2015年6月には丸目ヘッドライトの「セロ」も誕生した。「ローブ」と「セロ」はドア以外のパネルを自由に交換することが可能だ。もちろん電動開閉式のアクティブトップを受け継ぎ、ルーフのロックを解除してスイッチを引けば約20秒でオープンに変身する。
658ccの3気筒DOHCターボを積み、身のこなしも軽やかだ。特別仕様車も多い。2019年秋には足や空力性能を向上させ、走りの実力を高めたGRスポーツも登場した。唯一無二の存在で、ファンを魅了したのが小粋なコペンである。
●2代目ダイハツ コペンの主な歩み
・2014年6月:コペン ローブ発売(2代目にフルモデルチェンジ)
・2014年11月:コペン エクスプレイ発売
・2014年12月:コペン ローブS発売
・2015年6月:コペン セロ/コペン エクスプレイS発売
・2015年12月:コペン セロS発売
・2016年4月:コペン ローブ タイプA発売
・2019年1月:コペンクーペ200台限定で発売
・2019年10月:コペンGRスポーツ発売
・2022年6月:特別仕様車「20th アニバーサリーエディション」発売
2代目には200台限定で「クーペ」も登場
コペンセロをベースに、美しいクーペボディをまとったのが200台限定で発売されたコペンクーペだ。最初に姿を現わしたのは東京オートサロン2016の会場である。ショーで評判がよかったから市販に向けて動き出し、3年後の東京オートサロン2019で正式発売にこぎつけた。
ハードルーフは軽量な炭素繊維強化プラスチック製で、リアにはガラスハッチを装備する。BBS製の鍛造アルミとMOMO製本革巻きステアリングを装着し、5速MT車はスーパーLSDも装備した。キュートなクーペは今も人気者だ。
私もコペンを讃えたい!:岡本幸一郎
コペンは世界の名だたるメーカーには必ずオープンカーがあることを受けて、ダイハツもあくまで身の丈にあったオープンカーを出そうと企画されたそうだ。
ダイハツのコペンへの思い入れは相当なもので、アクティブトップだけでも充分スゴイのに、着せ替えやレカロ、ビルシュタインやMOMO、さらにはGRまで作っちゃうなんて、予想外だった。絶対になくさないで、次も頼むよ~!
私もコペンを讃えたい!:清水草一
コペンを作り続けてくれているダイハツは本当にエライです。採算度外視で、ユーザーのため、そして社員の技術伝承のためにやってるんだから。
デザイン的には、今のコペンはあんまり趣味じゃないけど、そんなことはどうでもよし。乗ると、とっても気楽に楽しめるオープンカーだった。
次期コペンはデザインのほうも期待してます! ダイハツさん、がんばって!
「NEWコペン」が紡ぐ新たなストーリー
2025年9月29日の生産終了発表時に「再びコペンを世に出せるよう、さまざまなスタディを続けております」とコメントしたダイハツ。そのコメントからは、コペンをこのまま終わらせないという、強い意志が感じられる。
上の写真は2023年のジャパンモビリティショーに出展されたコンセプトカー「ビジョンコペン」だが、ベストカーとしてはどのような形でもいいので、コペンの次なる世界が見たいと願っている。
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