F1第12戦イギリスGPの土曜日。この日のレッドブル・ホンダRBPTの戦いは、予選Q1で決していた。
土曜日のシルバーストンは朝から雨が降ったり止んだりの典型的なブリティッシュ・ウェザー。F1の予選の直前に行われたFIA F2は全車ウエットタイヤを履き、かつローリングスタートが切られていた。
ペレス、予選Q1をグラベルで終え、19番手「愚かなミス。チームをがっかりさせたことが辛い」/F1第12戦
その雨もF2のレースが終了するまでには上がり、F1の予選は路面コンディションをいかに読むかがポイントとなった。
気温18度、路面温度23度のなか、開始されたイギリスGP公式予選。雨は上がっていたものの、まだ湿ったままだったため、全ドライバーがインターミディエイトタイヤを装着して、コースインした。しかし、雲の切れ間から時折太陽が顔をのぞかせ、路面は刻一刻と変化していった。
そんななか、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に続いて残り7分50秒でドライ(ソフト)タイヤに履き替えたのがセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。ところが、コプス・コーナーでグリップを失い、コースオフした後にスピン。コントロールを失ったペレスはグラベルにはまって、動けなくなってしまう。
ペレスは必死にグラベルから脱出を図るも、赤旗中断となり、マーシャルにマシンを回収されて、万事休すとなった。
「早めにスリックタイヤに履き替えたんだけど、 タイヤを温めようとしていたときにターン9(コプス)でロックして、コースアウトしてしまった。あれは自分のミス。チームをがっかりさせるような予選をしてしまい、本当に申し訳ない。金曜日も今朝もとても好調で、リズムもよかったのに、それを発揮できなかったのは残念だ。後方グリッドから挽回するのは難しいだろうけど、ベストは尽くしたい」
予選は午後3時19分に再開。赤旗の間に路面はさらに乾き、かつQ1の終盤に雨が降る予報が出されていた。そのため、多くのドライバーが早めにアタックしてタイムを出そうと、再開後一斉にコースインしていった。
そんななか、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)もまた、コプスの餌食となった。
「ターン7を抜けたあたりで雨が降り出したのは不運なタイミングだった。コプスのコーナー進入でスピードを落とそうとしたんだけど、グラベルに入ってしまった。グラベルの上を走ったことでフロアにかなりのダメージを負った」
なんとかQ1を11番手で通過してピットインしたフェルスタッペン。コクピットにフェルスタッペンを乗せたまま、ガレージ内でメカニックがマシンを応急処置した。
「メカニックは懸命にフロアを修復してくれたが、フロントとリヤのバランスは最後まで戻らなかった。コーナーごとにアンダーになったり、オーバーだった。そんななかでQ3に進めたのはラッキーだったし、最終的に予選4番手を獲得できたのは本当にポジティブなサプライズだった」
フェルスタッペンは予選後、そう振り返った。チーム関係者によれば、フロアにダメージを負っていたフェルスタッペンのマシンは、通常のダウンフォースより100ポイントも落ちた状態だったという。100ポイントは、タイムに換算すると、約1秒にも値する。
今年のイギリスGPはイギリス人ドライバーが予選トップ3を独占した。そのなかでフェルスタッペンは4番手に終わったが、イギリス人のクリスチャン・ホーナー代表はこう評した。
「マックスのアタックも素晴らしかった。あれほど大きなダメージを受けながら、2列目を獲得できたのだから。この4番手は喜んで受け入れたい」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?