複数のエアロメーカーを組み合わせて日産「セレナ」を独自に仕上げる。
2019年にC27型日産「セレナ」を新車で購入して以来、独自のカスタムを追求してきた“ユキヒロ”さん。「他の人と被らないスタイル」を信条とし、異なるブランドのエアロパーツを組み合わせ、さらに純正バンパーにも加工を施すことで、既製品を装着しただけでは表現できない唯一無二の低空スタイルを作り上げている。
C25用エアサスをC27セレナへ移植。インパル仕様の超低空スタイル
エムズのリップをベースに純正バンパーを大胆加工
ひと際目を引くのがフロントまわりだ。 エムズスピードのハーフポイラーを装着しながら、純正バンパーのサイド部分にはダクトを新設。ナンバープレート取り付け部もスムージングすることで、すっきりとしたフェイスに仕上げている。
フロントグリルにはアドミレイションを選択。日産エンブレムをなくすことで、セレナでありながら一瞬では車種を特定しにくい雰囲気を演出した。メッキのグリル枠はあえて残し、ブラック&ホワイトのボディにアクセントを加えている。
ボンネットには、セレナのカスタマイズ界で名が通っている「しおたくボディ」製のボンネットスポイラーも装着。シャープなデザインが、このクルマの持つ低く鋭いイメージをさらに強調している。ちなみにこの「しおたくボディ」は個人でワンオフパーツの製作を請け負う、いわゆるプライベーターだ。
前後サイドを別ブランドでコーディネイト
「他の人と被りたくない」という“ユキヒロ”さんのこだわりは、エアロの選び方にも表れている。 サイドにはHスタイル、リアにはアドミレイションのハーフスポイラーを採用。さらにリアウイングはシルクブレイズ製をベースに大幅な加工を施した。 ウイング自体を延長したうえ、左右には翼端板を追加。単純に大型化するだけでなく、スポーティな雰囲気を狙って仕上げている。
リアまわりでは、ハーフスポイラーのボトム部分をブラックに塗り分けたのもポイントだ。ホワイトのボディにブラックを効果的に配置することで、低い車高と相まってボディ全体が引き締まって見える。リアゲートの一部までブラックを入れるなど、単純なツートンカラーではなく、各部のブラックの位置まで考えたカラーコーディネイトも見どころである。
車高調からエアサスへ。大リメイクで低さを手に入れる
足まわりでは、以前の車高調からエアサスへと変更。大規模なリメイクによって、現在の低くシャープなスタイルを完成させた。 エアサスはエアメクスト製を採用し、タンクなどのシステムはラゲッジスペースの下に収めている。コンプレッサーは2基掛けとすることで、エアサスの利便性にも配慮した。ホイールはグノーシスGR302の19インチだ。7.5Jのホイールにグッドイヤーの215/35サイズを組み合わせ、低く構えたボディとのバランスを整えている。
光り方まで考えてヴァレンティを選択
リアの印象を左右するテールランプにはヴァレンティ製を採用。選択した理由は、その光り方が好みだったからだ。ボディのブラック&ホワイトというコンセプトに合わせて灯火類の色味も整理し、シンプルながら存在感のあるリアビューに仕上げている。
以前のモデルから乗り継ぎ、日産「セレナ」をベースに自分らしいスタイルを追求してきた“ユキヒロ”さん。ブランドを揃えるのではなく、あえて異なるメーカーのパーツを組み合わせ、さらに純正バンパーやウイングに手を加える。その継続的な加工と調整の積み重ねが、既製品の組み合わせでは終わらないオリジナルスタイルを確立している。
■ 日産「セレナ」スペック一覧 ・ベース車両:2019年式 日産「セレナ」 ・オーナー:“ユキヒロ”さん ・エクステリア:Fグリル/アドミレイション、ヘッドライト/純正加工、テールランプ/ヴァレンティ ・エアロ:フロント/エムズスピード+バンパー加工、サイド/Hスタイル、リア/アドミレイション加工、ウイング/シルクブレイズ加工 ・足まわり:エアメクスト製エアサス ・ホイール:グノーシスGR302(19×7.5 インセット40) ・タイヤ:グッドイヤー(215/35) ・インテリア:シートカバー/クラッツィオ
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