自動車専門誌、月刊モーターマガジンで連載している最新BEVの長期レポート。2025年3月からテストしているのは ヒョンデ コナ Nライン、その6回目。
ECOモードでもエアコンが効いて涼しい
蓮日、天気予報で「真夏日」や「猛暑日」が叫ばれ、「線状降水帯」、「熱中症警戒アラート」という恐ろしい言葉も頻繁に出てくる。もうこれは今の日本では当たり前のことになってきている。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
さて今年もやってきた暑く長い夏だが、これから9月末まで昼間は溶けてしまいそうな暑さ、そして突然のゲリラ豪雨・・・まるで亜熱帯地域なのではと思えるような気候が日常となっている。季節も四季を感じられる時期が短い。春はいつのまにか駆け足で走り去り、夏がいつまでも日本列島に居座っているのである。
さずがにこのような天候や気温では、クルマのエアコンを使わないわけにはいかない。熱中症になることを避けるにも有効である。使わないと命を危険にさらすことになりそうだ。近頃は日中、常に22度に設定したエアコンのお世話になっている。ただそれでもドライブモードは「ECO」のままで走っている。コナのこのモードは、エアコンが普通に効いて涼しいので夏でも積極的に選べる。
シートベンチレーションはもう手放せない
ただし、常時エアコンを稼働させているとさすがに電費は悪化する。これまでは7km/kWhを下まわることは珍しいことだったが、今回は6.7km/kWh台後半の6.7~6.87km/kWhを表示したまま、そこから好転することはなかった。同じ走行パターンでもエアコンの稼働状態でこれほど電費が違うということがよくわかった。いや逆にこの程度の電費の違いなら命を危険にさらすよりはよほどいいとも考えている。エアコンの設定温度を次回は1~2度上げることも試してみたい。
また車内がとても暑くなっているときであってもすぐに涼しい風が感じられるシートベンチレーションは夏にはもう欠かせない装備だ。強度は3~1を使い分けている。夕方、風に涼しさを感じたら、スライディングルーフとサイドウインドウを開けて風を感じながら走ると実に気持ちがいい。
ちなみにコナの情報ディスプレイには、電力消費の状態を表示することができるのだが、エアコンを作動させた状態では全体の10~20%台を消費していることがわかる。
さて、今年はまだゲリラ豪雨に遭遇していないが、これからは土砂降りに遭遇することもあるだろう。そうするとウインドウウオッシャーとワイパーが大活躍する。あとデフロスターとリアワイパーも活躍が期待されるが、本格的な季節に入る前に作動状況はチェックしておきたい。さらにそんな状況での運転には細心の注意で臨みたい。
駐車中も排出ガスを出さずにエアコンの効いた車内にいられる
話は変わるが、BEVのメリットはクルマのリチウムイオン電池に貯めた電気をいろいろなところに“持ち運べる”ことや、走ること以外に“駐めているときに使える”ことにもあるが、夏になるとそのメリットを大いに感じている。これはなにもキャンプなどのアウトドアで使えるV2L機能のことだけではない。
たとえば、それはスーパーマーケットの駐車場や充電中に効果ががある。真夏のこうした場所では、「アイドリングストップ」という看板があってもエンジンをかけてエアコンを付けて車内にいる人をよく見かける。ICEモデルだとエンジンをかけながらでないと車内でエアコンを使うことができないからだ。つまりその間はCO2を排出しているのである。
その横を通るとクルマからの熱風や熱気で気分が悪くなるほどである。環境にも身体にも悪そうだ。それでも暑い車内で命を危険にさらすよりよほどましということなのだが、こうしたことはBEVであればすぐに解決する。
BEVの場合、クルマに貯めた電気を駐めているときも使うことができるのでエアコンをつけても排出ガスを発生させないため、駐車中なども気分がとても楽なのである。BEVオーナーは、酷暑の時期になると、こうしたメリットを大いに享受していることだろう。これはBEVを長い間テストしてわかったことである。
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