ドクターイエローT4編成がリニア・鉄道館に搬入
JR東海は2025年6月7日(土)、今年1月に引退したドクターイエローT4編成の搬入イベントをリニア・鉄道館で開催しました。同編成は6月14日(土)から展示開始となる予定です。
【画像】これがリニア・鉄道館に「ピカピカのドクターイエロー」が搬入された様子です
「ドクターイエロー」こと新幹線電気軌道総合試験車は、営業路線を走りながら電気設備や軌道設備などの状態を確認する車両です。10日に1回程度しか走行せず、運行ダイヤも公表されていないため、神出鬼没の「幸せの黄色い新幹線」として絶大な人気を誇っています。
JR東海が保有するT4編成は2001年9月から運用を開始し、2025年1月29日に定期運用を終了しました。その後、大井車両基地(東京都品川区)で2月1日に「お掃除体験イベント」が開かれ、2月20日に大井車両基地から浜松工場へ廃車回送。6月2日に先頭車(7号車)が陸送で同工場を出発し、3日にリニア・鉄道館に到着しました。
リニア・鉄道館では、T4編成の搬入に伴い、これまで展示されていた0系ベースのドクターイエロー(922形)T3編成を撤去し、入れ替わる形で展示となります。なお、リニア・鉄道館に新たな車両が加わるのは、 2019年7月から展示を開始したN700系以来、約6年ぶりとなります。
T4編成の搬入イベントは、JR東海の「推し旅イベント」に参加し、条件を満たした上で抽選に当選した34組38人が参加しました。参加者は、館内でT4編成を約10mほど動かしたほか、展示車両となっている100系食堂車で駅弁を楽しみました。
「引継ぎ式」も開催
イベントに合わせて「引継ぎ式」も開かれ、JR東海 新幹線鉄道事業本部 浜松工場の榊原孝二 工場長とリニア・鉄道館の岡部仁 館長らが出席しました。
浜松工場の榊原 工場長は「通常、新幹線の塗装はロボットで仕上げますが、700系ベースのT4編成は形状が異なることもあり、展示に向けてスプレー缶を使い、人の手で丁寧に塗装を行いました」と挨拶。リニア・鉄道館の岡部館長は「T4編成との思い出を皆様と一緒につくっていきたいと考えています」と述べました。
ちなみに、リニア・鉄道館に展示される7号車以外のT4編成の車両は、一部が再生アルミとして、JR東海と日本車両、カツミがコラボした「ドクターイエロー模型化プロジェクト」の車両形式図プレートに活用されました。また、JR西日本に所属するドクターイエローT5編成の予備部品を確保するために車両を活用するといいます。解体を免れている車両もありますが、今後の予定は未定とのことです。(乗りものニュース編集部)
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みんなのコメント
T4
スプレーガンではなくて?
まるでDIYじゃないですか(笑)。