メルセデス・ベンツ日本は、本年10月29日から11月9日にかけて開催されるジャパンモビリティショー2025の出展概要を発表した。
ブースのコンセプトは“Feel the Mercedes”で、メルセデス・ベンツのブランドを来場者が目一杯に体感できるよう、五感で楽しむことのできる様々なコンテンツを用意する。出展車としては、1台のアジアプレミアモデルと3台のジャパンプレミアモデルを披露するとともに、近日発表予定の新導入モデル2台と有償オプション「MANUFAKTURプログラム」採用モデルの1台を展示する計画だ。
内外装をブラックで統一した漆黒のメルセデス・ベンツSクラスの特別限定モデルが日本上陸
プレミアの4モデルの概要を紹介していこう。まずMercedes-AMG初の完全電気自動車であるアジアプレミアのコンセプトモデル「CONCEPT AMG GT XX」。EV専用プラットフォーム(AMG.EA)をベースに、先進的なアキシャルフラックスモーターとAMG高性能バッテリー(HP.EB)を採用して、非常にパワフルでAMGらしい最高のパフォーマンスを発揮する。また、GT3レーシングタイヤのケミカルリサイクルとバイオ由来素材を活用した内装用のLABFIBERバイオテックレザー素材や、高度なバイオテクノロジーにより生成した合成シルクのLABFIBERバイオテックシルク素材といった新しいマテリアルを導入。エクステリアは最高峰のエアロダイナミクスを纏う先駆的かつ挑戦的なデザインで仕立て、インテリアは構造体の可視化や発光するオレンジパイプなどを配して、機能美と先進性の融合を体現したドライバー志向のピュアコクピットを創出している。
次にメルセデス・ベンツMPVの近未来をイメージさせるコンセプトモデルの「Vision V」。2026年の導入を計画するEV専用プラットフォームのVan Electric Architecture(VAN.EA)をベースに、メルセデス・ベンツ独自のデザイン言語である“Sensual Purity(官能的純粋)”をさらに発展させた先進的かつ瀟洒なエクステリアと、広々としたキャビン空間にラグジュアリーな没入型体験を融合して“プライベートラウンジ”という新たな価値を提案したインテリアを採用して、次世代の高級MVPを象徴している。
3台目は、最も効率的で、かつ最もインテリジェントなメルセデス・ベンツ車を謳う「The all-new electric CLA」。新型CLAの電気自動車に位置する同モデルは、自社開発のメルセデス・ベンツ オペレーティングシステム(MB.OS)を完全搭載した初の市販モデルで、新開発の電動パワートレインとともにかつてない知性と高い環境性能を備えた4ドアクーペに仕立てている。
4台目は最新技術をふんだんに盛り込んだほか、伝統的なグリルを継承しつつ電気自動車ならではの先進的かつ象徴的なフロントマスクを実現した「The all-new electric GLC」。新型CLCの電気自動車に位置する同モデルは、新設計の照明付き大型クロームグリルを配してエクステリアの存在感を高めるとともに、インテリアには史上最大となる39.1インチのMBUXハイパースクリーンなど先進装備を導入して、新世代のミドルサイズSUVを表現している。
近日発表予定の新導入モデルとしては、オープンエアの歓びをマイバッハの哲学で極めた、真のラグジュアリーロードスターに君臨する「Mercedes-Maybach SL Monogram Series」と、パフォーマンスラグジュアリークーペのメルセデスAMG GTのトップモデル「Mercedes-AMG GT 63 PRO 4MATIC+ Coupé」を出展。また、「MANUFAKTURプログラム」採用モデルとして外観からインテリアまで色や素材、そしてMANUFAKTURの職人技で唯一無二のラグジュアリーをGクラスで表現した「Mercedes-AMG G 63 MANUFAKTUR“Made to Measure”」を披露する予定である。
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