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【東京オートサロン2020】ダイハツの新型軽クロスオーバー「タフト」はハスラーよりワイルドだった!

掲載 更新 16
【東京オートサロン2020】ダイハツの新型軽クロスオーバー「タフト」はハスラーよりワイルドだった!

 ダイハツは東京オートサロンにて、2020年央発売に向けて開発を進めているタフト・コンセプトを世界初公開した。

 タフトという車名は、「Tough&Almighty Fun Tool」の頭文字(TAFT)を組み合わせたもので、今回が世界初公開となる。タフトの名でかつて販売されていたクロカン4WDとは異なり、軽クロスオーバーとして復活する。

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 さて、タフト・コンセプトはどんなクルマなのか? 東京オートサロン会場で徹底取材! 

文/ベストカーWEB編集部
写真/ベストカーWEB編集部

【画像ギャラリー】タフト・コンセプト未公開写真&そのほかのダイハツ東京オートサロン出展車

ハスラーよりワイルドで四角い軽クロスオーバー

カーキのボディカラーが映えるタフト・コンセプト

2019年10月の東京モーターショーで公開されたワクワク・コンセプト

 タフト・コンセプトは、「Tough&Almighty Fun Tool」をキーワードに、日常生活からアウトドアまでガンガン使える軽のクロスオーバーSUVである。

 カーキのボディカラーに塗られたエクステリアは、車名の通り、タフなクロスオーバー風SUVテイストで、大型の樹脂製フェンダーやアンダーガード、本格派のクロカン四駆を思わせる4本スリットの入ったメッキグリル、力強さを感じさせる太いAピラーなど超個性的なデザイン。

フロントドアとリアドアの形状の違いに注目

 特にリアドアのウインドウ形状に注目(真横からの写真を見てほしい)。フロントドアのウインドウとはまったく違う形状をしており、これまで見たことのないデザインだ。

 タフト・コンセプトのデザインを担当した、ダイハツデザイン部第一デザイン室ECDスタジオ課長、芝垣登志男さんに、タフト・コンセプトのデザインのポイントを聞いた。

タフトのデザインを手がけた芝垣さん(左)と商品企画の永井さん(右)

―東京モーターショーに出展されていたワクワクというクロスオーバーSUVがありましたが、そのワクワクが発展したものですか? となるとジムニーのようなクロカン四駆はダイハツさんからは出ないということになりますか?

大型の樹脂製バンパーが個性的。リアバンパーにもアンダーガードが装着されている

芝垣さん そうですね。ワクワクの発展形がタフト・コンセプトになります。タフで大胆なデザインで、都会でも郊外にキャンプに行く時にも使えるクロスオーバーです。

―ワクワクはジムニーのようなボディ形状をしていましたが、タフトは完全にハスラー対抗モデルですね。

芝垣さん タフト・コンセプトは、ハスラーに比べよりワイルドでタフなイメージです。ジムニーとハスラーの間ぐらいのキャラクターになるのではないかと思います。

2019年12月24日に発表、2020年1月20日に発売される新型ハスラー

―タフト・コンセプトのデザイン上のポイントを教えてください。

芝垣さん やはりタフなイメージをどう表現するかがポイントでした。樹脂製の大型フェンダーも特徴の1つです。

 フロントフェンダーとタイヤの部分を見てください。オールシーズンタイヤを履いていますが、フェンダー前部に切り欠けがあり、タイヤの前の部分のトレッドが見えるようにしました。

 おそらく市販車でここまでタイヤの前の部分のトレッドが見えているクルマはないんじゃないでしょうか。

フェンダーとバンパーの間に隙間を設けることによって フロントタイヤ前方のトレッドが見えているのがわかるだろうか

―インテリアは、すぐに市販してもいいくらい完成されてますね。

芝垣さん グレーをベースにオレンジのアクセントカラーを配しています。デザインはワクワクの延長上で、レゴブロックを積み立てたイメージです。 フロントドア、前席は運転するスペースとして、リアドア、後席は使い倒すというコンセプトはワクワクと同じものです。

 専用ルーフレールや開放感のある大型グラスルーフ、フルフラットになるラゲッジスペースなど、使い倒していただきたいと思って作りました。

グレーをベースにオレンジのアクセントカラーを配したインテリアには、見やすい2眼メーターや大きめのアナログボタン類、大型ナビが取り付けられている

身長180cmの担当が座っても膝前空間のスペースはこぶし1つ、頭上空間もこぶし1つ入り充分なスペースを確保

開放感あふれる大型グラスルーフ

発売は2020年央と公表!

フロントマスクはいかついイメージ

 ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1630mm。ハスラーは全長3395×全幅1475×全高1680mmだから全長と全幅は同じで、全高はハスラーのほうが50mm高い。タイヤサイズはグッドイヤーのベクターフォーシーズンズ、175/65R15、WORKの15インチアルミホイールが装着されていた。

 展示車は660ccターボとCVTが組み合わされていたが、おそらくNAや4WDも用意されるはずだ。

 新型タフトの発売は2020年年央。おそらく、価格帯も新型ハスラー(128万400~193万1600円)にぶつけてくるだろう。はたしてタフトはハスラーの独走に待ったをかけられるだろうか、発売が楽しみだ。

そのほかタントやハイゼットトラックのカスタムカーが盛りだくさん!

 ダイハツはこのほかにも、ロッキーSporty Style、タントカスタムPremium Ver、タント CROSS FIELD Ver.、タントカスタムMARVELスパイダーマンVer.、コペンGR SPORTカスタマイズVer.、ハイゼットトラックPEAKS Ver.、ハイゼットトラックDJ Ver.、ハイゼットラック 初音ミク マルシェVer.など合計9台を出展。

 また、カスタマイズの楽しさをより身近に感じられる仕掛けとして、ダイハツの社名の由来である「発」動機にちなみ、本物のエンジンを使用してピストンの取り付け作業など組み立てを体験する「エンジン組み立てチャレンジ」を開催。

 午後からは、漫画家の田中むねよし氏が「TAFTコンセプト」を題材として、来場者とコミュニケーションをとりながらその場でイラストを描く「ライブドローイング」も実施した。

【画像ギャラリー】タフト・コンセプト未公開写真&そのほかのダイハツ東京オートサロン出展車

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みんなのコメント

16件
  • 丸っぽいデザインのハスラーは
    売れ過ぎて見飽きたから、

    角に振ったこのデザインは
    目新しくて
    売れると思う。

    私も、買うとしたら、コッチ。
  • 角っ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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