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ニュルブルクリンク 後輪駆動車(FR)最速記録 「緑の悪魔」を制したハイパフォーマンスモデル

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ニュルブルクリンク 後輪駆動車(FR)最速記録 「緑の悪魔」を制したハイパフォーマンスモデル

後輪駆動車部門:1 – ポルシェ911 GT2 RS – 6:43:30

ここからは、後輪駆動車(FR)としてニュルブルクリンク最速に挑んだマシンを紹介していこう。

【画像】ニュルFR最速のトップ3【ポルシェ911 GT2 RS、メルセデスAMG GTブラックシリーズ、ポルシェ911 GT3 RSを写真で見る】 全88枚

ポルシェ911 GT2 RSは、メルセデスAMGのこれまでの記録を4.747秒更新する6分43秒30のラップタイムにより、後輪駆動車部門の新記録を樹立した。記録走行では、シャシー、エアロダイナミクス、ブレーキを変更するマンタイ・パフォーマンス・キットを装着。また、フロントスポイラーに追加フラップ、カーボン製アンダーボディ、エアガイドエレメントの追加、新しいスポイラーとディフューザーが装着されていた。

2 – メルセデスAMG GTブラックシリーズ – 6:43:62

メルセデスAMGのフラッグシップモデル、GTブラックシリーズはオプションのトラック・パッケージの装着を除き、ノーマルと変わらない仕様で記録に挑んだ。調整可能なエアロ、キャンバー、サスペンションはすべてサーキット向けに最適化されていたが、メルセデスは気温が低く、路面状況も悪かったため、コンディションは「理想的ではなかった」と主張している。

3 – ポルシェ911 GT2 RS – 6:47:30

ポルシェ911 GT2 RSはノルドシュライフェを疾走し、長年のチャンピオンであるラディカルSR8LMを約1秒上回った。ツインターボの3.8Lフラット6と、ポルシェの7速PDKトランスミッションを搭載。ルーフはマグネシウム製で、フロントリッドやフロント&リアウイング、トランクリッドはカーボンファイバー製である。車両重量は1470kgと謳われており、そうした軽量化のおかげで、6分47秒30というラップタイムを叩き出すことができたのは間違いない。

4 – ラディカルSR8LM – 6:48:28

正式な型式承認ではなく、英国で単一車両承認を得ていることから、市販車としてカウントすべきどうかという議論もある。しかし、そうした疑問は別として、ラディカルSR8LMのタイムが驚異的であることは間違いない。パワーを後輪にしか送っていないことが、その過激さをより一層際立たせている。

5 – ラディカルSR8 – 6:55:00

ラディカルは後輪駆動車部門のトップ5に2台食い込んでいる。第5位はドミニク・ドブソン氏のドライブで2015年の米パイクスピーク・ヒルクライムを制したSR8だ。ニュルブルクリンクでは、ミハエル・ヴェルガース氏がドライバーを務め、公道走行可能な後輪駆動車としてラップレコードを樹立した。その後、2010年6月29日に上記のSR8LMに道を譲っている。

6 – ポルシェ 911 GT3 RS(991.2) – 6:56:04

ポルシェの昔ながらの記録走行に則り、GT3 RSにはほとんど手が加えられていない。純正のオプションリストから選択されたのは、レーシング・バケットシートとハーネス、そして軽量なヴァイザッハ・パッケージのみ。

7 – メルセデスAMG GT Rプロ – 7:04:06

標準モデル以上のパワーはないが、GT Rプロはハードなサスペンション設定とダウンフォースを強化するボディキットにより、ノルドシュライフェのラップタイムを6秒以上短縮している。

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みんなのコメント

10件
  • アイロンメイデン
    後輪駆動車なら略したければRWDでしょう。911をFR呼ばわりする自動車専門誌 () が出てくるとは。
  • kto********
    後輪駆動車(FR)
    何ともまあ、恥ずかしいタイトルですね。後輪駆動にはエンジン搭載位置によってFRとMR、RRの3種に別れます。
    みんながよく知っているポルシェ911は四駆もあるけど基本はRRですよね。これだけ長い間伝統を守って作って来たのに、アホちんにFRと呼ばれるなんて何とも悲しいです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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