内装(インテリア)パーツ攻略ガイド
トヨタ・C-HR カスタム基礎講座
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エクステリアと違い、乗車しているときに直接触れる機会の多いインテリア。他車との差別化というよりも、自分の居心地の良い空間に仕上げることが重要といえる。お手軽な貼り物系や交換タイプ、はたまたペイントや張り替えなど様々な手法があり、自分のセンスやスキルでチョイスすることができる。ここではインテリアドレスアップの基本となるポイントを紹介しよう。
グレードによる純正内装の違いをチェック
C-HRにはハイブリッド車の「G」「S」、ターボガソリン車「G-T」「S-T」の2グレードがあり、Gグレードが上位に位置し、5月の一部改良に伴い、スタンダードグレードの「S」「S-T」に“LED パッケージ”が設定された。この一部改良でのインテリアの変更点はステアリング。これまでは全車に本革巻きステアリングが装着されていたのだが、Gグレード系とLED パッケージにのみとなり、Sグレード系はウレタンとなった。また、全車パッケージトレイだったのが、Sグレード系のみトノカバーになるなど、これまであまり差がなかったインテリアに関して、Gグレード系、LED パッケージ、Sグレード系の差別化が図られたといえる。
G/G-T
Gグレード系の内装色はリコリスブラウン。標準装備のシートは上級ファブリックと本革のコンビタイプ。オプションでブラックの本革シートが設定される。インパネやドアインナーガーニッシュは金属調+ソフト塗装、センターコンソール、パワーウインドウスイッチはピアノブラック。カップホルダー、フロントドアトリムアームレストにはLEDイルミネーションが標準装備される。
リコリスブラウン
S・S“LED Package”/S-T・S-T“LED Package”
Sグレード系の内装色はシンプルなブラック基調。シート表皮はブラックファブリック。インパネやドアインナーガーニッシュは金属調塗装、その他センターコンソールやパワーウインドウスイッチなどはブラックとなる。カップホルダーのLEDイルミネーションは設定されていないので、GグレードのようなLED 加工するなどが効果的なメニューのひとつに。
ブラック
内装ドレスアップポイント
純正インテリアを把握したら、次はドレスアップ方法を場所の確認しながら紹介しよう。インテリアの場合は貼り付ける、被せる、交換するが基本作業。
DIYでできるところも多く、手間と時間を惜しまなければ、自分でかなりドレスアップすることができるぞ。
ステアリング
ステアリングのカスタムは、純正エアバッグ流用の交換型が人気。ガングリップやDシェイプ形状など、操作性に優れたモデルが揃う。下部スポークやスイッチ部に装着する貼りモノ、ステアリングホイールに被せるだけのカバーもある。
シート
インテリアの中で大きな面積を占めるシート。純正のままでもかなりイケているけど、シートカバー装着でガラリとイメチェンすることも可能。低価格モデルからカラーオーダーできる高級モデルと様々なアイテムが登場している。
インテリアパネル
Gグレードはピアノブラック、Sグレードがブラックとなる純正パネル。アフターパーツとして様々な場所、カラーのパネルが登場していて、自分好みにイメチェンを図ることができる。両面テープで貼るだけなのでDIYでお手軽に施工可能。
ドア内張り
Gグレードはリコリスブラウンの金属調+ソフト塗装、Sグレードはブラックの金属調塗装となるドアインナーガーニッシュ。他車のようなファブリック製ではなくパネルとなるので、ペイントやレザー貼りでカラーチェンジや上質感を演出することもできる。
プッシュスタートスイッチ
エンジン始動に必ず触れる場所、それがプッシュスタートスイッチ。カバータイプだけでなくスイッチ自体を交換するアイテムもあり、まわりを加飾するリングとともにワンポイントアクセントが狙える部分だ。
フロアマット
ドレスアップの基本は足元から! 見た目だけでなく、機能面も重視したいのがフロアマット。様々なデザイン、素材があるので十分吟味して選びたい。ラゲッジには防水のゴム製のものもあり、レジャーやアウトドアで活躍してくれる。
LED加工
インテリアドレスアップの主流となるのがLED。ルームランプのように純正バルブと交換するものから、ユニットを追加するもの、ワンオフ加工など様々な手法が選べる。DIYでお手軽にできるモノもあるので要チェック。
スカッフプレート
高級車には必ずと言ってもいいほど装着されているスカッフプレート。ステップ部のキズ防止というだけでなく、上質感をアピールできるアイテム。ステンレス製だけでなく、カーボン調シートを貼るというものもあり、好みで選択できる。
ルームランプはハロゲン仕様
LED化が進んでいる純正ライティングだが、C-HRのルームランプは全グレードともにハロゲンバルブが採用されている。純正オプションとしてLEDバルブが用意されているが、アフターアイテムも豊富に発売されているので、色味や価格など好みに合わせてLEDバルブ化ができる。バニティミラーランプ、カップホルダーイルミ、ドアトリムイルミはGグレードにみの設定となっている。
ルームランプバルブ型式
※ここで紹介しているバルブ型式は年式、車両型式、タイプが一致していても、記載の情報と異なる場合があります。ご購入の際は必ずバルブ形状・定格が一致していることを確認してください。
(STYLE RV Vol.131 トヨタC-HR No.2 ~2018.07.26~ より)
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