■スバルらしさ満点の「STIモデル」は「GRB後継」の声も
スバルは2025年10月15日、まもなく開幕する自動車ショー「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」の出展概要を発表しました。
【画像】超カッコいい! これがスバル「新型STIモデル」です! 画像で見る(30枚以上)
このうち、展示車の1台である「Performance-B STI concept」について、SNSなどにはさまざまなコメントが寄せられています。
今回のJMS2025でスバルは、走る愉しさを表現する「Performanceシーン」と、冒険へ踏み出す高揚感などを表現する「Adventureシーン」という2つのエリアに分けて出展を行います。
Performanceシーンを演出するエリアでは、世界初公開となる2台の「STI(スバル テクニカ インターナショナル)」コンセプトモデルが展示されます。それが内燃機関モデルの「Performance-B STI concept」とEVの「Performance-B STI concept」です。
このうち「Performance-B STI concept(以下、パフォーマンスB STI)」は、性能の高さや力強さと、実用性を両立させたデザインを採用。
さらにスバルがこれまで磨き続けてきた水平対向ターボエンジンや「シンメトリカルAWD」などのアセット(資産)を柔軟にアレンジし、スバルらしい選択肢を広げ、より多くのユーザーにクルマを操る愉しさを提案するとしています。
すでにティザービジュアルが公開されており、全体的なスタイリングはわかりませんが、左斜め前からのイメージ画像で、ごく一部ですが、スバルらしい雰囲気が漂っています。
ボディはスバルのアイコンである「WRブルー」のような印象的な青をまとっており、フロントグリル周囲には、STIモデルの象徴カラー「チェリーレッド」風のレッドアクセントが施されるなど、これまでスバルが販売してきたスポーツモデル群を思い出せます。
ボンネットはスバルの水平対向ターボエンジン搭載車のアイデンティティといえるエアスクープが設けられ、その周りには別体のダクトも装備します。
さらに、フロントフェンダーは既存のスバル車にはない非常にたくましい膨らみを持っており、戦闘力の高さを感じるとともに、かつての「インプレッサ」の最高峰モデル「WRX STI」を思い出させます。
ヘッドライトはスバル「レヴォーグ」の形状と非常に類似していますが、少しだけ見えるサイドウインドウ周辺はインプレッサの現行型と共通しており、ボディ自体はインプレッサがベースである可能性もありそうです。
これらの特徴から“スバリスト”を中心とするファンからSNSを中心に非常に多くのコメントが投稿されており、公開前にも関わらず早速話題となっています。
「これでMTなら文句無しだけどな」「やばい!めちゃ気になる」と、初公開に向けて期待する人が非常に多いようです。
また、「STIでハッチバックなのかな。GRBの後継とかなら欲しいな」「GRBのような復活でしょうか?」など、ハッチバックスタイルとなったインプレッサ3代目モデルに設定されていたトップモデル「WRX STI」(GRB型)の復活なのではないかとする意見も。
いっぽう、「名前だけのインプレッサやSTIはいらない」「なんでもかんでもSTIにしちゃうのは違います」と、STIと名乗るからこそ、本格的なスポーツモデルの登場を願うファンもいるようです。
※ ※ ※
スバルブースでは、2台のSTIモデルのほか、「トレイルシーカー」の日本仕様や「フォレスター ウィルダネス プロトタイプ」、「アウトバック ウィルダネス プロトタイプ」、「レオーネツーリングワゴン」北米仕様のカスタムカー「1983 スバル GL ファミリー ハックスター」などが展示されます。(くるまのニュース編集部)
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