マツダ2がマイナーチェンジ。合わせて特別仕様車「サンリット・シトラス」を設定

マツダ2がエンジンの改良や仕様装備の変更を実施。燦々と輝く太陽の光をイメージした特別仕様車「サンリット・シトラス」も登場

　マツダは2021年6月24日、小型5ドアハッチバックモデルのマツダ2（MAZDA2）を商品改良し、合わせて特別仕様車の「サンリット・シトラス（Sunlit Citrus）」を設定して、同日より発売した。

車種展開は以下の通り。
■マツダ2　特別仕様車「Sunlit Citrus」
15S Sunlit Citrus・2WD：6SAT196万9000円※
15S Sunlit Citrus・4WD：6SAT218万9000円※
XD Sunlit Citrus・2WD：6SAT222万2000円
XD Sunlit Citrus・4WD：6SAT244万2000円
■マツダ2
15C・2WD：6SAT145万9150円
15C・4WD：6SAT167万9150円
15S・2WD：6SAT157万3000円
15S・4WD：6SAT179万3000円
15Sプロアクティブ・2WD：6MT169万4000円※
15Sプロアクティブ・Sパッケージ・2WD：6MT190万3000円／6SAT190万3000円※
15Sプロアクティブ・Sパッケージ・4WD：6SAT212万3000円※
15S・Lパッケージ・2WD：6MT209万円／6SAT209万円※
15S・Lパッケージ・4WD：6SAT231万円※
15MB・2WD：6MT165万円（9月生産開始予定）
XD・2WD：6SAT190万3000円
XD・4WD：6SAT212万3000円
XDプロアクティブ・2WD：6MT199万1000円／6SAT199万1000円
XDプロアクティブ・4WD：6SAT221万1000円
XDプロアクティブ・Sパッケージ・2WD：6MT215万6000円／6SAT215万6000円
XDプロアクティブ・Sパッケージ・4WD：6SAT237万6000円
XD・Lパッケージ・2WD：6MT245万8500円／6SAT245万8500円
XD・Lパッケージ・4WD：6SAT267万8500円
15S White Comfort・2WD：6SAT 216万7000円※
15S White Comfort・4WD：6SAT 238万7000円※
XD White Comfort・2WD：6SAT 249万1500円
XD White Comfort・4WD：6SAT 271万1500円
15S Smart Edition・2WD：6SAT 159万8000円
15S Smart Edition・4WD：6SAT 181万8000円
15Sプロアクティブ Smart EditionII・2WD：6SAT 174万8500円※
15Sプロアクティブ Smart EditionII・4WD：6SAT 196万8500円※
15S Black Tone Edition・2WD：6MT179万8000円／6SAT179万8000円※
15S Black Tone Edition・4WD：6SAT201万8000円※
XD Black Tone Edition・2WD：6MT206万5000円／6SAT206万5000円
XD Black Tone Edition・4WD：6SAT228万5000円
※はSKYACTIV-G 1.5（高圧縮）搭載車

　注目の特別仕様車「サンリット・シトラス」から解説しよう。ベースモデルは15Sプロアクティブ・SパッケージおよびXDプロアクティブ・Sパッケージで、内装色はメインカラーのグレージュに、シトラスを挿し色に加えた明るい雰囲気でコーディネート。シートやダッシュボード、ドアトリムには手触りの良いグレージュ色のスエード調人工皮革のグランリュクスを使用し、同時にシトラス色を挿し色に入れることで、燦々と輝く太陽の下での南方への旅をイメージした室内空間を創出する。また、エアコンルーバー加飾にシトラス／サテンクロームメッキを、インパネ加飾にシトラスを、インパネ／コンソールサイドデコレーションにグロスホワイトを施した。さらに、内装色とトータルコーディネートした専用キーシェル＆フロアマットを特別装備。機能面では、狭い駐車場や路地でも確認したいエリアの状況が直感的に把握しやすく、より的確な運転操作に役立つ360°ビューモニターを標準で組み込んだ。

　商品改良の内容に話を移そう。
　まずはエンジン。“SKYACTIV-G 1.5”P5-VPS型1496cc直列4気筒DOHC16Vユニットの一部仕様には、「Diagonal Vortex Combustion（ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン：斜め渦燃焼）」を新たに組み込む。同燃焼システムは空気と燃料の“斜め渦”状態を生成し、ピストン上下と連動してプラグ周りに乱れと混合気を集めて、急速燃焼を高める仕組み。これにより圧縮比は従来の12.0から14.0にまで高められ、燃料をしっかり燃やし切ることで環境性能を向上させた。最高出力は従来と同スペックの110ps/6000rpmながら、最大トルクは500rpm低い回転域で0.1kg・mアップ（14.5kg・m/3500rpm）。WLTCモード燃費は2WD／6SATで19.0km/リットルから20.3km/リットルに向上し、合わせて制御プログラムにe-SKYACTIV Xの開発で培ったエンジン制御技術を採用することで、アクセル操作に対するクルマの応答性とコントロール性をいっそう引き上げた。

　機能面の改良も見逃せない。スマートフォンをコンソールに置くだけで簡単に充電できるワイヤレス充電（Qi）をオプション設定したほか、簡単登録で次回からはスマートフォンを取り出さずに自動接続できるApple CarPlayワイヤレス接続をオプションで用意。また、4WD車にはフロント窓ガラスにたまった雪を取り除きやすくする、ワイパーデアイサーを標準で組み込む。ボディカラーに関しては、上品で明るいプラチナクォーツメタリックを新規にラインアップした。

Comments

どよ～んと暗いインテリア、外装色が多かったからこういうのがあってもいいね

レギュラーガソリンで、圧縮比14って凄い。昭和の時代は10にも満たなかった。
技術の進歩は凄い。