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レベリオンが2戦連続ポール。トヨタ勢は3、4番手から逆転優勝狙う/WECバーレーン予選

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レベリオンが2戦連続ポール。トヨタ勢は3、4番手から逆転優勝狙う/WECバーレーン予選

 2019/2020年シーズンのWEC世界耐久選手権第4戦バーレーン8時間レースは12月13日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで公式予選が行われ、レベリオン・レーシングの1号車レベリオンR13・ギブソン(ブルーノ・セナ/グスタボ・メネゼス/ノルマン・ナト組)が今季2度目のポールポジションを獲得した。
 
 15日(日)に恒例の“ルーキーテスト”を控える今戦は通常の金~日曜開催とは異なり、木金土の変則スケジュールで行われる。12日の練習走行日に続く13日の予選日は、FP3のさなかに雨粒が落ちる時間帯があったものの、16時40分からスタートした公式予選はドライコンディションで実施されている。
 
 その予選セッションでは、今回も1号車レベリオンが真っ先にアタックに入り、セナが1分42秒396というタイムでタイムシートの最上段を確保する。これにチームLNTの5号車ジネッタG60-LT-P1・AER、僚友を上回るタイムを記録した6号車ジネッタG60-LT-P1・AERが続いていく。
 
 トヨタ勢はアタック開始を遅らせた後、まずは8号車トヨタTS050ハイブリッドを駆るブレンドン・ハートレーがアタック。1分42秒986を記録してジネッタの2台を上回るが、レベリオンには届かず。マイク・コンウェイの7号車トヨタTS050ハイブリッドはチームメイトに次ぐ3番手に。
 
 各車がドライバー交代を行ったセッション後半。ここでもレベリオンが先手を打ち、ナトがふたりのドライバーの平均ラップを1分42秒979として暫定首位に立った。
 
 ライバルたちはこのターゲットタイムに挑んでいくことになるが、ガイ・スミス駆る6号車ジネッタは1分43秒887と振るわず。一時は2番手につけるも、直後に中嶋一貴が搭乗する8号車トヨタが1分43秒497を記録してその座を失う。
 
 さらに、5号車ジネッタのベン・ハンリーが1分42秒688という好タイムで、平均タイムを1分43秒123に引き上げ2番手に浮上。コンウェイからロペスにバトンが繋がれた7号車トヨタも僅差で6号車ジネッタを上回り4番手となった。この結果、1号車レベリオンの2戦連続ポール獲得が決定。14日の決勝はLMP1プライベーターがフロントロウを独占することとなった。

■8時間の決勝レースは14日(土)21時スタート

ノンハイブリッド勢、またも最前列独占【順位結果】2019/20年WEC第4戦バーレーン予選

 LMP2クラスではユナイテッド・オートスポーツ(フィル・ハンソン/フィリペ・アルバカーキ/ポール・ディ・レスタ組)の22号車オレカ07・ギブソンが、1分45秒357というタイムをマークしてポールポジションを奪取。ジャッキー・チェン・DCレーシングの37号車オレカ07・ギブソンがクラス2番手につけ、今戦にスポット参戦しているGドライブ・レーシングの26号車アウルス01・ギブソンが3番手に。ここまでが1分45秒台に入っている。
 
 山下健太をレギュラードライバーに起用しているハイクラス・レーシングは、山下がドライブを担当した前半こそクラス3番手につけたものの、最終的には6番手に終わった。

 3メーカー計6台での戦いとなっているLM-GTE Proクラスは、今季すでに2度のワン・ツー・フィニッシュを達成しているポルシェGTチームが速さを発揮。1分55秒485を記録してポールポジションを奪った91号車ポルシェ911 RSR(ジャンマリア・ブルーニ/リヒャルト・リエツ組)に続き、僚友92号車ポルシェ911 RSRもクラス2番手に入った。3番手につけたAFコルセの51号車フェラーリ488 GTE Evoは、クラストップから0.6秒差を付けられている。
 
 LM-GTE Amクラスもポルシェがポールを獲得した。1分57秒602をマークしたチーム・プロジェクト1の57号車ポルシェ911 RSR(ベン・キーティング/ラリー・テン・ボーデ/イェルーン・ブリークモレン組)がポールシッターとなり、クラス2番手はデンプシー・プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSR。3番手にはAFコルセの83号車フェラーリ488 GTE Evoがつけた。石川資章とケイ・コッツォリーノがドライブするMRレーシングの70号車フェラーリ488 GTE Evoは、クラス9番手から挽回を図る。
 
 WECの2019年ラストレースとなる第4戦バーレーンは12月14日の15時(日本時間21時)に8時間レースのスタートが切られる予定だ。

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