それぞれどんな魅力がある?原付二種のストリートファイター5選
バイクジャンルのひとつである「ストリートファイター」は、力強いデザインと軽快な走行性能を持つモデルが多く、スポーティな走りを楽しみたいライダーに人気があります。
【画像】小排気量でもキレッキレの走りが楽しめる! 原付二種ストリートファイターを画像で見る
そんなストリートファイターはネイキッドバイクのカテゴリのひとつで、アグレッシブなデザインとスポーツ性能を兼ね備えたバイクのことを指します。
その名の通り市街地を軽快に走ることを目的としたモデルが多く、鋭いスタイリングやパワフルなエンジン特性が特徴です。
一般的に、ストリートファイターはミドルクラス以上のバイクに多く見られるスタイルですが、日本のバイクメーカーは、原付二種クラスのも展開。
では原付二種クラスには、どのようなストリートファイターモデルがラインナップされているのでしょうか。
●ホンダ「CB125R」
まず1台目の車種は、ホンダ「CB125R」です。CB125Rは新世代CBシリーズのエントリーモデルとして登場しました。
倒立フォークが採用され、剛性感の高いフレーム設計が特徴で、コンパクトなサイズながらしっかりとした走りを楽しむことができます。
さらにデザインにはネオスポーツカフェスタイルが取り入れられており、バイクの中でも比較的安価な125ccクラスでありながら、クラシックなイメージと現代的でシャープな印象が融合された高級感のあるデザインも魅力となっています。
通常、原付二種クラスのバイクは通勤や街乗りを主な用途とするため、シンプルなモデルも少なくありません。しかし、CB125Rは「ネオスポーツカフェ」シリーズの末弟として、上級モデルの「CB250R」や「CB650R」と共通した、洗練されたデザインと装備が採用されている点も特徴と言えるでしょう。
●ヤマハ「MT-125」
2台目はヤマハ「MT-125」。MTシリーズの最小排気量モデルで、同じプラットフォームを持つ「XSR125」や「YZF-R125」と比較される機会が多いモデルです。
そんなMT-125最大の特徴は、ストリート向けの軽快なハンドリング。YZF-R125と同じエンジンとフレームを採用しながらも、ハンドル位置が高めに設定されており、よりアップライトなライディングポジションとなっています。
それにより街中での視界が広くなり、自然な姿勢で運転できるため、長時間のライディングでも疲れにくいのがメリットです。
なお、XSR125と比較すると、MT-125はより現代的でシャープなデザインが採用されていることがわかります。
XSR125はクラシカルな雰囲気で、丸目のLEDヘッドライトやシンプルなタンク形状が特徴ですが、MT-125は攻撃的なフロントフェイスとエッジの効いたデザインが際立っています。
また、MT-125はYZF-R125やXSR125と同様に、水冷単気筒エンジンを搭載している一方で、軽快な車体とアップライトなハンドルによって、市街地での取り回しや低速時の操作性にすぐれており、YZF-R125やXSR125よりもストップ&ゴーの多いシチュエーションでの扱いやすさが際立っている点も特徴のひとつです。
●スズキ「GSX-S125」
スズキ「GSX-S125」は、GSXシリーズのストリートモデルとして登場し、スリムなボディと軽量な車体が特徴のモデル。エンジンにDOHC・4バルブが採用されており、高回転域までスムーズに伸びる特性を持っています。
また、GSX-S125は125ccクラスのネイキッドバイクの中でも燃費性能にすぐれている1台で、GSX-125のカタログ燃費は、WMTCモード値で約48km/Lとされています。
同カテゴリのMT-125(約45km/L)やCB125R(約46km/L)と比較すると、その燃費の良さは一目瞭然。
この好燃費の理由はGSX-S125のエンジン設計にあり、DOHC4バルブエンジンを採用しながらも、低フリクション技術を活用することでエネルギーロスを抑え、燃焼効率を向上させています。
また、GSX-S125の車両重量は135kgと軽量で、取り回しが軽快なため、エンジンにかかる負担が少ないのも、燃費がいい理由のひとつ。
GSX-S125の燃費性能は、街乗りやツーリングでの経済性を重視するライダーにとって、大きな魅力となるでしょう。
●カワサキ「Z125 PRO」
カワサキ「Z125 PRO」は12インチホイールを装備し、コンパクトながら本格的なバイクらしさを持つ、取り回しのしやすさと遊び心のあるデザインが魅力の1台です。
最大の魅力は、コンパクトで軽量な車体と俊敏なハンドリングにあります。車両重量は102kgと非常に軽く、取り回しのしやすさは抜群。
狭い路地や混雑した街中でもスムーズに走ることができ、初心者から経験者まで幅広いライダーが楽しめるモデルとなっています。
さらにデザイン面では、カワサキの「Zシリーズ」のDNAを受け継いだアグレッシブなスタイルが特徴。
Zシリーズ特有のエッジの効いたデザインと、コンパクトながら迫力のあるタンク形状が相まって、小排気量ながらも存在感のあるルックスに設計されました。
総合的に見て、Z125 PROは日常の移動手段としてだけでなく、スポーティな走行や趣味としてのバイクライフを楽しみたい人にもピッタリの1台。
しかし、2021年モデルを最後に生産が終了されているため、新車での購入はできません。
●KTM「125 DUKE」
最後にご紹介するのは、オーストリアのバイクブランドであるKTMが展開するストリートファイター「125 DUKE」。
125 DUKEは、KTMの上位モデルである「390 DUKE」や「890 DUKE」などと同じデザインコンセプトを採用しており、シャープでアグレッシブなスタイリングが特徴です。
また、KTMはモトクロスやMotoGPなどのレースシーンで培った技術を活かし、125 DUKEにもスポーティなセッティングを施しています。
特に、高回転でのパワーの出方が鋭く、125ccながら走りに刺激を求めるライダーにも十分な満足感を与えてくれる1台。
単なる移動手段ではなく、スポーティな走行を楽しみたい人には、これ以上ない魅力的な選択肢と言えるでしょう。
※ ※ ※
紹介した5モデルは、それぞれ異なる特徴を持っているため、用途や好みによって選ぶことが可能です。
ストリートファイターらしいアグレッシブなスタイルと軽快な走行感を求めるライダーにとって、原付二種クラスでも十分に楽しめる選択肢が勢ぞろい。
ちなみに、ストリートファイターというスタイル自体は、125ccに限らずさまざまな排気量のバイクでラインナップされています。
よりパワフルな走りを求める場合は、250ccや400ccクラスのストリートファイターも視野に入れてみるのも良いでしょう。
いずれにしてもデザインや走行性能、用途を考慮しながら、自分に合った1台を選ぶことが大切です。
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