■カローラクロスの一部改良モデル、ディーラーによっては受注停止に
2026年7月1日、トヨタは「カローラクロス」の一部改良を実施し、同日に発売を開始しました。
【画像】これが一部改良を施した新しい「カローラクロス」です! 画像で見る
その後、ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。
2021年9月、カローラクロスがデビューしました。1966年に誕生した「カローラ」という歴史のあるモデルにとって初のSUVです。
「新空間・新感覚 COROLLA」というコンセプトが掲げられ、SUVならではのゆとりある室内と実用性の高さ、そして力強い走行性能と低燃費という、一見両立が難しい要素を兼ね備えたモデルに仕上げられています。
初代登場から歴代カローラが大切にしてきた「プラスα」という発想、そして「ユーザーに寄り添いながら進化を続ける」という姿勢を引き継ぎつつ、まったく新しいモデルとして送り出されたのが、このカローラクロスなのです。
デザイン面では「アーバン・アクティブ」というコンセプトを掲げ、SUVらしい力強さと洗練された印象を両立させたスタイリングが生み出されました。
室内に目を向けると、インパネからドアトリムへと連続するデザインによって、空間としての広がりが感じられる作りです。
室内の照明にはLEDが採用され、カジュアルさを保ちながらも上質感のある空間を実現しています。
SUVらしく頭上のスペースにも余裕を持たせているため、どの座席に座っても視界の良さを実感できる設計となっています。
デビュー当初は1.8リッター(のちに2リッター化)のガソリンエンジン車も設定されていましたが、2025年5月に行われた大規模マイナーチェンジで廃止となり、現行モデルは1.8リッター ハイブリッドと、2リッター ハイブリッド(GR SPORTのみ)となります。
ボディサイズは、全長4455mm×全幅1825mm×全高1600-1620mm、ホイールベースは2640mmとなっています。
今回の一部改良で目を引くのは、上級グレードの「Z」と、2025年のマイナーチェンジで追加されたスポーティグレード「GR SPORT」において、先進運転支援機能がより充実した内容へと引き上げられた点です。
装備の中身としては、ブラインドスポットモニターと安心降車アシスト、床下透過表示機能を備えたパノラミックビューモニター、後方からの接近車両・歩行者に対応するパーキングサポートブレーキ、そして「トヨタ チームメイト(アドバンスト パーク)」に周囲静止物対応のパーキングサポートブレーキを組み合わせた仕様が、標準装備として搭載されました。
これに加えて、ステアリングヒーターも標準装備となっています。
このタイミングに合わせて、カローラシリーズの60周年を記念する特別仕様車として3弾目となる「Z“Adventure”」も新たにラインアップに加わりました。
なお、一部改良後は従来もっとも価格を抑えたベースグレードの「G」が廃止され、カローラクロスの車両本体価格は298万1000円からとなりました。
特別仕様車Z“Adventure”については、2WD仕様が366万3000円、電気式4WDのE-Fourが392万1500円です(いずれも消費税込み価格)。
8月下旬現在、ユーザーからの反響を首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「カローラクロスの一部改良モデルですが、ご注文が相次ぎまして当店では受注停止となってしまいました。
他法人の店舗さんでしたら、もしかしたら受注枠が残っているかもしれません」
他のトヨタディーラーにも問い合わせてみました。
「カローラクロス、誠に申し訳ありませんが現在は受注停止です。
受注再開の目処が立っておらず、お急ぎの場合は当店とは別法人が運営しているトヨタ系ディーラーに問い合わせてみてください。もしかしたら枠が残っているかもしれません」
新車販売台数でも常に上位に位置するカローラシリーズですが、シリーズのなかでも最も販売台数が多いのがカローラクロスです。その人気ぶりは今でも衰えておらず、一部改良とともに早速受注停止になってしまいました。
もし検討しているならば、ディーラーと連絡をこまめに取り、キャンセル待ちや違う販売店で注文を入れるなど、ひと手間かける必要があります。
ちなみに、サブスクの「KINTO」だと、2WDモデルの納期は3~4か月ほど、4WDモデルは4~5か月、モデリスタ仕様の2WDモデルは3~5か月、4WDモデルは4~6か月です。(松村透)
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