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電撃発表! 最強のオープン・ランボルギーニ、「シアン・ロードスター」が登場

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電撃発表! 最強のオープン・ランボルギーニ、「シアン・ロードスター」が登場

システム総合で819psを発揮するV12ハイブリッド搭載で0-100km/hは2.9秒以下。世界限定19台はすでに完売

アウトモビリ・ランランボルギーニは7月8日、ハイブリッドスーパースポーツの新型オープントップモデル「シアン・ロードスター」を発表した。このモデルは世界19台限定で、オーナーはすでに決定している。

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シアン・ロードスターは、2019年のフランフルト・モーターショーで披露されたクーペモデル「シアンFKP37」のオープントップ仕様。車名のシアンとは、イタリア・ボローニャ地方の方言で「稲妻の閃光」という意味。V型12気筒エンジンを搭載したランボルギーニ・スーパースポーツカーの、格別なエモーションとダイナミックなパフォーマンスを受け継ぎなつつ、将来的なハイブリッド戦略のひとつとしてEV化を果たしていることを表している。

同社のステファノ・ドメニカリ会長兼CEOは、シアン・ロードスターを次のように紹介している。
「Sián(シアン)ロードスターには、ランボルギーニのDNAが詰まっています。息をのむデザインと高度な性能のみならず、未来のテクノロジーも体現しています。シアンの革新的なハイブリッド・パワートレインは、ランボルギーニのスーパースポーツカーの将来的な方向性を先導し、オープントップのシアン・ロードスターは、EV化を求める時代に合って、究極のライフスタイルを追求したいというランボルギーニの思いを改めて主張しています」

ハイブリッドシステムは、785psを発揮するV型12気筒自然吸気エンジンに34psを発する48Vのeモーターを組み合わせ、システム総合で819psを引き出す。パワーウエイトレシオは2.0kg/psだ。これを原動力に、2.9秒以下の0-100km/h加速と350km/h以上の最高速をマークする。

ランボルギーニの革新的技術のひとつ、スーパーキャパシタの採用も特色だ。スーパーキャオパシタはリチウムイオンバッテリーの10倍の容量を誇る世界初の技術で、コックピットとエンジンの間のバルクヘッドに位置し、完璧な重量配分を実現している。スーパーキャパシタとeモーターから成る電気システムはわずか34kgで、同重量のバッテリーを使用するものに比べて出力は3倍でありながら、重量は同出力のバッテリーの3分の1で、1.0kg/hpのパワーウエイトレシオを実現している。左右対称な電力の流れにより、チャージとディスチャージのサイクルで同じ効率性が保証され、最軽量かつ効率性の高いハイブリッド・ソリューションである。

同社が特別に開発した極めて高度な回生ブレーキシステムも採用。通常のリチウムイオンバッテリーとは異なり、対称的に同じ電力のチャージとディスチャージが可能なスーパーキャパシタの動作により、ブレーキをかけるたびに充電し、貯蔵されたエネルギーはすぐに出力増大に利用可能だ。こうして、eモーターが自動的に切れる130km/hまで加速した際、トルク増大を利用でき、さらに滑らかな動きと、このシステムを装備していない車両に比べて10%以上の速度向上を実現している。

スタイリングは、クーペの近未来的なデザインを前面に見せながら、オープンエアのキャビンで真のロードスターらしいピュアさも兼ね揃えている。上から見ると初代カウンタックの特徴的なペリスコープを彷彿させるラインが、コックピットからリヤへと斜めに走り、ドライバーと助手席の後方のエアストリーマーに達する。長い曲線的なラインと特徴的なエアロウイングがシアンの輪郭に揺るぎない力強さを与え、カーボンファイバーのスプリッターが一体となった低いフロントには、ランボルギーニのアイコニックなY字型ヘッドライトを備えている。

デザインは、最適化された空力効率と優れた技術力を表したもの。空気はフロントスプリッターからフロントボンネットへ、サイドエアインテークやアウトレットを通り、リヤスポイラーの上へと流れ、ルーフレスデザインによる空力効率のロスはない。リヤのアクティブクーリングベーンは、ランボルギーニが自動車特許取得済みマテリアルサイエンス技術を活用したもので、スマートマテリアルがエキゾーストシステムの熱に反応することでベーンが作動し、軽量冷却ソリューションを実現している。

大胆で力強いリヤビューには、カウンタックに着想を得た6 個のテールライトを含め、ランボルギーニらしい六角形のデザインが随所に織り込まれている。リヤウイングは走行時にのみ浮き上がり、さらなるパフォーマンスの強化につながっている。

シアン・ロードスターを手にいれた19名の幸運なオーナーは、同社の「チェントロ・スティーレ(スタイルセンター)」とパーソナライゼーションプログラムの「アドペルドナム」の連携によって、好みの1台にカスタマイズすることができる。発表の際に公表されたブルーウラヌスのボディカラーは、シアン・ロードスターのオープントップならではの自由さと高揚感ある走りが表現されたもの。組み合わせるホイールはランボルギーニがEV化をイメージするエレクトリックゴールドにペイントされている。

このボディカラーに合わせたインテリアはホワイトをベースに、ブルーグローコのディテールや、エレクトリックゴールドのアルミ製エアベントを組み合わせ、エレガントな雰囲気を高めている。このエアベントは3Dプリントで生産される新デザインで、オーナーのイニシャルを入れてカスタマイズすることもできる。





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