現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ブリッツが「MFゴースト」最終戦仕様の“86”レプリカマシンを披露

ここから本文です

ブリッツが「MFゴースト」最終戦仕様の“86”レプリカマシンを披露

掲載 更新 11
ブリッツが「MFゴースト」最終戦仕様の“86”レプリカマシンを披露

■まるで本物!伝説の「14R」をベースに細部まで再現

2026年9月12日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)にて「FUJI 86/BRZ STYLE 2026」が開催されました。

【写真】ブリッツが再現した漫画「MFゴースト」の最終戦仕様トヨタ「86」レプリカモデルを見る

今回、ブリッツブースの目玉として展示されたのは、漫画「MFゴースト」の最終戦仕様を再現したトヨタ「86」のレプリカモデルです。

原作で主人公が乗るマシンのベースとなったのは、コンプリートカー「14R」。しかし、この14Rの専用エアロパーツは現在、単体での入手が非常に困難です。

ブリッツ社長の小林潤一氏によると、開発に際して、「エアロが単体で手に入らないので、程度の良い14Rを車両ごと購入するところから始めました」といいます。

見つかったのは白いボディの車両だったため、まずは内外装をすべて分解。ボディを原作と同じ鮮やかな赤色に全塗装するところからプロジェクトはスタートし、約8カ月かけて完成させたそうです。

ボンネット、ルーフ、トランクはすべて本物のカーボン製パーツに交換。特に印象的なのは、バンパーからボンネットへとつながる中央のブラックアウトされた部分です。ここは、原作の設定に合わせてカーボンのラッピングフィルムで仕上げられていますが、本物のカーボンパーツと見比べても全く遜色ありません。

「本物のカーボンとラッピングでは、どうしても質感の違いが出てしまいます。そこで今回は、非常にリアルなカーボン柄のプロテクションフィルムという新しい素材を使いました。これにより、違和感のない一体感のある仕上がりを実現できました」と小林社長はそのこだわりを語ります。

さらに、経年で黄ばみが見られたヘッドライトやウインカー、フォグランプもすべて新品に交換。細部に至るまで徹底的にリフレッシュすることで、新車のような輝きを放つ究極のレプリカが誕生しました。

■「ファンを裏切れない」思いが詰まった開発秘話

このレプリカマシン製作で最も苦労し、同時にこだわったポイントはどこだったのでしょうか。

小林社長は「ファンからの期待を裏切れない、その一心だった」と話します。

「単に外側だけを赤く塗り、黒い部分をラッピングで済ませるような安易な作り方では、ファンは納得してくれません。カーボンと描かれている部分は本当にカーボンパーツを使い、見えない内装までしっかりと塗装する。そこまでこだわってこそ、ブリッツが作る意味があると考えています」

その言葉通り、ドアを開ければ内装までしっかりと赤く塗られており、見えない部分へのこだわりが伝わってきます。時間もコストも惜しまずに「本物」を追求する姿勢こそが、長年チューニング業界をリードしてきたブリッツのプライドの表れといえるでしょう。

■モーションコントロールビームで走りの質感が向上

今回のイベントでは、86/BRZユーザーにおすすめのパーツとして「モーションコントロールビーム(MCB)」も紹介されました。

これは、タワーバーのようにボディをただ固めるのではなく、“いなし”て走りの質感を向上させるという新しい発想の補強パーツです。

このMCBは、内部にスプリングとダンパーが組み込まれており、ボディに伝わる微細な振動やねじれを効果的に吸収・減衰させることで、乗り心地や操縦安定性を高める狙いがあるといいます。

さらに、レーンチェンジをした際の揺れの収まりが早くなったり、路面からの突き上げがマイルドになったりする効果が期待できるとのこと。単純に剛性を上げるだけでなく、しなやかさを持たせることで、ドライバーはより快適で一体感のある走りを感じることができるのです。

価格はフロント用、リア用がそれぞれ5万円前後。GR86の場合、リアは後部座席のシートバックストライカー間に、フロントはストラットタワー周辺に取り付けます。サスペンションの仕様に合わせて最適な硬さ(1000Nと3000Nの2種類)が設定されており、誰でもその効果を体感しやすいパーツとして注目されています。

■「クルマいじり」をもっと身近で楽しいものにする

最後に、今後のブリッツの展望について聞いたところ、“クルマいじり”を幅広い層に向けたものにしたいといいます。

「私たちは、チューニングを一部のスポーツカー好きだけのものにしたくないと考えています。もっとライフスタイルに寄り添った、誰もが楽しめるカスタマイズを提案していきたいです」

また小林社長は、パワーアップや足回りといった本格的なチューニングだけでなく、スマートフォンホルダーやボンネットダンパーのような、手軽で日常使いが便利になるアイテムにも力を入れていると語ります。

クルマを自分好みに変えていく楽しさをより多くの人に知ってもらいたいという思いから、今後はSUVやミニバンといったカテゴリーのカスタムパーツも、さらに積極的に展開していく予定としています。(くるまのニュース編集部)

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
【キャンペーン】お得に給油!第1・3金土日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

230台の4AG搭載車が富士に集結。AE86からスワップ車まで熱狂した名機フェス
230台の4AG搭載車が富士に集結。AE86からスワップ車まで熱狂した名機フェス
Auto Messe Web
トヨタ「GR86」改良モデル何が変わった? 最新の納期は“半年”?
トヨタ「GR86」改良モデル何が変わった? 最新の納期は“半年”?
くるまのニュース
新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
レスポンス
エンジンが壊れたら名車は終了の時代!  中古エンジン高騰と新品供給終了で追い詰められる国産スポーツカーの今
エンジンが壊れたら名車は終了の時代!  中古エンジン高騰と新品供給終了で追い詰められる国産スポーツカーの今
WEB CARTOP
音速の貴公子を名乗るスーパーカーを精密再現!! マクラーレン セナ GTRが1/18モデル化!
音速の貴公子を名乗るスーパーカーを精密再現!! マクラーレン セナ GTRが1/18モデル化!
ベストカーWeb
「このパワー、ホラー映画かよ(笑)」666馬力&10ポットキャリパー! ドリキンを唸らせたランボルギーニ・ウルスの異常な完成度【土屋圭市 峠賛歌】
「このパワー、ホラー映画かよ(笑)」666馬力&10ポットキャリパー! ドリキンを唸らせたランボルギーニ・ウルスの異常な完成度【土屋圭市 峠賛歌】
WEB CARTOP
父親と同じZ32に乗りたくて選んだ。日産「フェアレディZ」の屋根を黒く染めたDIY魂
父親と同じZ32に乗りたくて選んだ。日産「フェアレディZ」の屋根を黒く染めたDIY魂
Auto Messe Web
新型エルグランドも発売前は完全黒布でR35 GT-Rも見た目はV35スカイライン!? 日産のカモフラ車は隠し方まで個性的だった!
新型エルグランドも発売前は完全黒布でR35 GT-Rも見た目はV35スカイライン!? 日産のカモフラ車は隠し方まで個性的だった!
ベストカーWeb
トヨタの凄腕ドライバーが「頭文字D」のコップの水をこぼさず高速走行に挑戦、はたして結果は?
トヨタの凄腕ドライバーが「頭文字D」のコップの水をこぼさず高速走行に挑戦、はたして結果は?
@DIME
初代ホンダ「NSX」が35台限定で“転生”!? 名門ピニンファリーナが手がけた「テンセイ」世界初公開! 3.5リッターV6+6速MTの中身とは
初代ホンダ「NSX」が35台限定で“転生”!? 名門ピニンファリーナが手がけた「テンセイ」世界初公開! 3.5リッターV6+6速MTの中身とは
VAGUE
公道でトヨタ新型「GR GT」を目撃! 超ロー&ワイドな“走行姿”がSNSで拡散!! 650馬力以上のV8ハイブリッド搭載で2027年ごろ発売へ
公道でトヨタ新型「GR GT」を目撃! 超ロー&ワイドな“走行姿”がSNSで拡散!! 650馬力以上のV8ハイブリッド搭載で2027年ごろ発売へ
VAGUE
「eスカイ晴れ!」スズキの「GSX-S/Rミーティング2026」に過去最高の3000人超、新型開発秘話にファン沸く
「eスカイ晴れ!」スズキの「GSX-S/Rミーティング2026」に過去最高の3000人超、新型開発秘話にファン沸く
レスポンス
日本でも5速MTが出るはずだった!? WRC撤退で消えた熱いSX4が惜しすぎる
日本でも5速MTが出るはずだった!? WRC撤退で消えた熱いSX4が惜しすぎる
ベストカーWeb
プリントじゃないよ総刺繍だよ!! 『頭文字D』の名シーンを再現した限定スカジャンがお宝の予感!!
プリントじゃないよ総刺繍だよ!! 『頭文字D』の名シーンを再現した限定スカジャンがお宝の予感!!
ベストカーWeb
オープンカーがもっと身近だった時代がある!? 2000年代前半の輸入車は遊び心にあふれていた!
オープンカーがもっと身近だった時代がある!? 2000年代前半の輸入車は遊び心にあふれていた!
ベストカーWeb
スズキ「GSX-S/Rミーティング2026」開催 過去最多「2500台超」が大集結
スズキ「GSX-S/Rミーティング2026」開催 過去最多「2500台超」が大集結
くるまのニュース
ラリーの伝説が“電動SUV”で復活!? ランチア新型「ガンマ HFインテグラーレ」パリで初公開! 375馬力の4WDが受け継いだ伝統とは?
ラリーの伝説が“電動SUV”で復活!? ランチア新型「ガンマ HFインテグラーレ」パリで初公開! 375馬力の4WDが受け継いだ伝統とは?
VAGUE
箱型の商用バンをランボルギーニ化。トヨタ「ハイエース」が放つ深リム132mmの威圧感
箱型の商用バンをランボルギーニ化。トヨタ「ハイエース」が放つ深リム132mmの威圧感
Auto Messe Web

みんなのコメント

11件
  • hyrbr
    86カッコいいね。もう発売15年目、ここまで続くとは思わなかったな。
  • ゾーン ゾーン
    フロントは14r60じゃなかったっけ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267 . 2万円 ~ 358 . 6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

60 . 0万円 ~ 1118 . 8万円

中古車を検索
トヨタ 86の買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267 . 2万円 ~ 358 . 6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

60 . 0万円 ~ 1118 . 8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村