マックス・フェルスタッペンがパパに！ ピケ娘との第一子“リリー”の誕生を発表「君は最高の贈り物だ」

　4度のF1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン（レッドブル）が自身のInstagramアカウントを更新し、ケリー・ピケとの間に第一子が誕生したことを発表した。

　3度のF1世界チャンピオンであるネルソン・ピケの娘であるケリーには、以前交際していた元レッドブルF1のダニール・クビアトとの間に生まれたペネロペがおり、フェルスタッペンとの関係も良好だった。

　そのためフェルスタッペンは既に“父親業”を経験していたが、“リリー”と名付けられた娘の誕生により、27歳にして正真正銘のパパとなった。

「この世界へようこそ、可愛いリリー。僕らの心はこれまで以上に満たされている。君は僕らにとって最高の贈り物だ。とても愛しているよ」

　Instagramにそう綴ったフェルスタッペン。親になると腕が鈍るという逸話もあるが、父親になってもアグレッシブなドライビングスタイルを変えることはないと語っていた。

「僕はもう経験済みだし、全く初めてのことではないよ」とフェルスタッペンは言う。

「次の子は僕のDNAが入っていると言えるね。でも絶対に大丈夫だと思うし、赤ちゃんは良い人たちに託すことができると思う。僕はレースに集中して、それから家族のところに戻るんだ」

　フェルスタッペンは第一子誕生に立ち会うべく、特別許可を得てF1マイアミGPのメディアデーを欠席。5000万ドルのプライベートジェットで現地に降り立ったのは木曜日の夜8時ごろだった。

　父親としてF1に参戦した直近のドライバーは、セルジオ・ペレスやケビン・マグヌッセン、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、ロマン・グロージャン、フェリペ・マッサなど。フェルスタッペンにとって今季グリッドで唯一のパパ友はニコ・ヒュルケンベルグ（ザウバー）となる。

　2021年に娘が生まれたヒュルケンベルグは、育児の先輩としてフェルスタッペンの第一子について「良く寝る子だと良いね」とジョークを飛ばし、次のように続けた。

「僕らはかなり幸運だった。様々な発見や美しいこと、素晴らしいことが待っているだろうね」