かつてレクサスのエントリーモデルだったCT200hがフェードアウトして、間もなく3年を迎える。フルモデルチェンジを行うことなく生涯を終えたCTだったが、レクサスラインナップの中では、コンパクトハッチバックという非常に重要な役割を担っていた。後継にはUXがいるものの、CTの役割の半分もこなせていないだろう。CT200hが持っていた、価値と存在意義について振り返っていきたい。
文:佐々木 亘/画像:トヨタ、レクサス、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】小さいレクサスがあってもいいじゃないか!! 欧州を戦うならコンパクトハッチはむしろ必要では!? レクサスの新たな時代を切り拓いたCT200h!(12枚)
女性の足をレクサスに向けさせたクルマ
2011年1月に登場したCT200h。レクサス初のプレミアムコンパクトクラスであり、同クラス初のハイブリッド専用車でもあった。幾度かのマイナーチェンジや改良を行いながら、車両本体価格は改定されていったが、それでも最終的にエントリーグレードで税込み400万円を切る価格設定で、最上級グレードでも税込み500万以下というのは立派なモノ。
特に、CT登場以降に変わった(増えた)のが女性オーナー。CTが女性向けの気遣いに溢れたクルマであったことも、女性からの人気を集めたポイントだった。
運転席が一般的な2BOXハッチバックと比べて後方にあり、その位置はボディ中心部分に限りなく近い。前進時と後退時で進行方向に対してボディの長さが変わることなく、非常に取り回しのしやすいドライビングポジションが取れるようになっているのだ。
小さいけど、いや小さいからこそこだわっていた!
さらに、ヒップポイントやステアリングの高さや角度も女性のドライビングポジションを考え尽くして設計されている。メーターフードやナビ画面の上端をできるだけ低くしているのも、背の低い女性への配慮と言えるだろう。
また、ドアハンドル内側のくぼみが、他のレクサスモデルとくらべて深く大きく抉られているところも女性への配慮。ドアを開閉する際にドアハンドルを握り込んでも爪が当たらないようにしてあるのだ。
こうした細部のこだわりが十二分に楽しめるのがCT200hの良点。レクサスのオーナー層はCT200hのおかげで確実に広がっていったのである。
現在もレクサスファンを守り続ける存在
レクサスブランドの看板娘的な存在として、ラインナップの先頭に立ち続けたCT200h。それ故に、CTはレクサスブランドが何たるかをよく知ることのできるクルマであった。そしてCT200hに乗ると、レクサスというブランドがより好きになり、レクサスから離れることのできなくる魔法にもかかってしまう。
レクサスにも様々なクルマがラインナップされるようになったが、それぞれのオーナーを比べていく中で、一番レクサスが好きなオーナーは誰かと言えば、間違いなくCTオーナーだ。LS・GS・ES・ISといったセダンに乗るオーナーは、それぞれの車種が好きであり、RX・NXを筆頭としたSUV群に乗るオーナーはカテゴリーを好む。しかし、CTのオーナーは、純然たるレクサスのファンが非常に多い。
モデル登場当初こそ、他メーカーのユーザーを惹きつける「攻め」のクルマだったが、モデル中盤から終盤にかけては、レクサスファンを大切に「守る」存在として役割をこなしていた。故にCT200hオーナーは、レクサス販売店の主催するイベントへの参加率が高いし、乗り換えのタイミングが来ても他社に浮気することなくレクサスに乗り続ける。
欧州展開を考えるなら必要なモデルなはず……!!
欧州プレミアムブランドと勝負する中でも、コンパクトハッチバックは欠かせないはず。CT200hの復活は、レクサスブランドをより大きく・強くするために必要なエッセンスだと筆者は思うのだ。
CT200hがフェードアウトとして3年。レクサスというブランドはいい方向へ変わっていったのだろうか。やはりレクサスには、CT200hがあってほしい。
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