■ワクワクしそうな見た目の「フレスビー」とは
豊田合成は「ジャパンモビリティショー2023」に出展すると発表しました。
そのなかで個性的なデザインの小型モデル「フレスビー」を初公開しますが、どのような特徴があるのでしょうか。
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自動車・搬送機器や通信機器・福祉健康機器、さらには住宅機器など幅広い製品を手掛ける豊田合成。
同社は、「中長期経営計画(2030事業計画)」において「高分子の可能性を追求し、より良い移動と暮らしを未来につなぐ会社」を掲げています。
そんな豊田合成はジャパンモビリティショー2023にて、強みである高分子などのコア技術を活かした将来の「モビリティ社会を支える技術」や「家庭や暮らしを豊かにする技術」を、コンセプトモデルや体験型展示などを通じてお披露目します。
ブースの主な展示として「モビリティ社会を支える技術」では、BEVコンセプト「Flesby(フレスビー)」を初展示。
フレスビーは、クルマの安心・安全や快適に寄与する当社技術を2030年頃を想定した小型バッテリーEVに搭載して紹介します。
エクステリアには、自動運転を支える技術として、周辺状況を感知する「センシング機能」や、歩行者などと光や音でコミュニケーションする「通知機能」を付与。
インテリアには、広々としたコックピット空間を実現する技術などを搭載します。
また「ロングテレスコ格納ハンドル」は、アクセルやブレーキなどの操作機能を集約しつつ、自動運転時はインパネ部に収納できるのが特徴です。
さらに「ラップエアバッグ」は、エアバッグをシートベルトに一体化させ、乗車姿勢の多様化に対応するとともに、インパネ部の薄型化に貢献するなど、未来のクルマのカタチを表現しています。
次に「家庭や暮らしを豊かにする技術」では「マイクロ波給電」、「ペロブスカイト太陽電池」、「足圧バランスゲーム」(e-Rubberセンサ)を展示。
「マイクロ波給電」はOssia社、Space Power Technologies社と共同開発している次世代の長距離ワイヤレス給電技術です。
ケーブルを使用せずに離れた場所の複数の電子機器に同時に送電が可能で、シームレスなリビング空間を実現します。
また初展示となる「ペロブスカイト太陽電池」は、エネコートテクノロジーズ社と共同で開発している次世代の太陽電池です。
薄型で発電効率が高く、既存の太陽電池よりも柔軟性が高いため曲面などにも搭載可能で、再エネの普及拡大に貢献します。
同じく初展示となる「足圧バランスゲーム」(e-Rubberセンサ)は、ヘルスケア分野での活用を目指す「FEELSOLE(フィールソール)」の技術を使った展示です。
具体的には、薄くて柔らかいゴム製の圧力センサを靴の中敷きに搭載し、足裏の圧力データを可視化することで体感出来ます。
また豊田合成は、日本自動車工業会による未来体験ツアー「Tokyo Future Tour」や、スタートアップとのビジネスマッチングイベント「Startup Future Factory」にも参画することを明かしています。
未来体験ツアーとなる「Tokyo Future Tour」の「EMERGENCY & Mobility」ゾーンでは、ポータブル手洗いスタンドの「WOSH」を展示。
これは豊田合成の「UV-C LED水浄化ユニット」を搭載し、内部で水を浄化・再利用することで、水道インフラが整っていない場所でも水の提供が可能となるものです。
スタートアップとのビジネスマッチング「Startup Future Factory」では、2019年にコーポレートベンチャーキャピタルの専門組織として豊田合成内に設置した「ベンチャー投資企画室」が参画。
この「ベンチャー投資企画室」では、これまで次世代モビリティやヘルスケアなど、幅広い分野のスタートアップ各社との協業を進めてきたと言い、今回は新たな協業の可能性を探るために、本イベントに参加するとしています。
※ ※ ※
なおジャパンモビリティショー2023の会期は、2023年10月26日から11月5日に東京ビッグサイトで開催されます。
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