2022年F1シーズンを通して、毎戦全20人のドライバーの評価/採点を行ったベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、シーズン全体を振り返り、独自の視点で2022年のトップ10ドライバーを選出した。10人のドライバーについての彼のレビューを添えて、カウントダウン方式で10位から1位までを紹介していく。
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■3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
【独自ランキング:2022年F1トップ10ドライバー】4位ジョージ・ラッセル/ハミルトンの後継者にふさわしい実力の持ち主
ルクレールは紛れもなく2022年の予選キングだ。全F1ドライバーのなかで最速のひとりであることを、2022年に再び証明した。フェラーリF1-75が好調だったシーズン序盤、最初の3戦中2戦で勝利を収め、他に大差をつけてランキングトップに立った。そのころは、彼が圧倒的な優位に立ってタイトル争いを進めていくものと思われた。
しかしイモラではミスを犯し、スペインとアゼルバイジャンでは信頼性のトラブルが発生、モナコではチームが戦略面でひどい判断ミスをした。こういったことが重なり、ルクレールはポイントリーダーの座を明け渡すとともに、勢いを失い、絶望感を漂わせるようになった。
イギリスでも、つかめたはずの勝利をチームの戦略により失ったが、続くオーストリアで勝利を挙げたことで、ルクレールはタイトルへの挑戦を軌道に戻せるという希望を取り戻した。しかし彼は死に物狂いで走っているように見え、自分の感情を完全にはコントロールできていないようだった。ポール・リカールでのコースアウトはその表れだ。
その後、彼自身もチームもさらにミスをした結果、ルクレールはタイトルではなくランキング2位をかけて戦わなければならなくなった。セルジオ・ペレスとの戦いは非常に接戦だったが、ルクレールもチームも最終戦アブダビをうまく戦い、彼は選手権2位を確保することができた。
イギリスGP後から、ルクレールとチーム代表マッティア・ビノットとのコミュニケーションは完全に途絶えていた。そういった状況のなかで、ルクレールは自分自身がしなければならないことに集中しきれず、チームメイトが何をしているのかということばかり気にするようになった。そのためルクレールは本来の実力を発揮できなかったことが何度かあったのは確かだ。
それでもシーズン全体を見れば、素晴らしい戦いをしたと評価できる。ルクレールの予選ラップは非常に魅力的だったし、ホイール・トゥ・ホイールのバトル、特にマックス・フェルスタッペンを相手にした時のバトルでは、見事なテクニックを披露した。
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みんなのコメント
そりゃ心も折れる
280オーバーに成ると モアパワーが10や20有るより、ロードラッグの方が効果的
フェラーリもメルセデスも 低速では効果が弱くなるグランドエフェクトのマイナス面を、意識し過ぎて ドラッギーだったね
そしてダウンフォースは付けるより ドラッグを削る方がコストが掛かり、アップデートしたくても バジェットキャップがそれを阻止した
レッドブルはグランドエフェクトで 皆が弱くなる低速は一先ず様子見で、ホンダユニットを助ける意味でも トップスピードに焦点をあてロードラッグにし、低速も昨年のソリューションのレーキ姿勢を サードダンパー禁止ルールに幾つかのトーションバーなどでのギミックで生み出した
でも予算は守ってね!w