トヨタ カローラ アクシオ＆フィールダーがマイナーチェンジ

トヨタ自動車は10月11日、「カローラ アクシオ」（セダン）と「カローラ フィールダー」（ワゴン）をマイナーチェンジし、デザイン変更および安全装備の充実、燃費向上などの改良を行った。

デザインについては、フロントグリルやフロントバンパーの意匠を変更。グリルはエンブレム周辺を中心にメッキ加飾部位が拡大し、上質感が高まった。またフロントバンパーはコーナー部の形状が見直され、ワイド感を強調したデザインとされた。

スポーティな部品が追加される“W×B”グレードではさらに専用メッシュパターングリルやリヤスポイラー（アクシオ）、シルバー塗装のルーフモール（フィールダー）が採用される。

インテリアは、助手席側インストルメントパネルにメッキ加飾を追加（グレードによる）したほか、アクシオのハイブリッド、1.5X、1.3Xのシート色にブラックを採用することで質感アップを図った。“W×B”グレードではシート表皮の変更やシートバックへのグレーのストライプ加飾の追加、カローラアクシオへの専用シート色ホワイトの追加（フィールダーには従来より設定あり）など、さらにスタイリッシュなデザインが追求されている。

装備は、障害物に接近した状況での誤ったアクセル操作を防ぐインテリジェントクリアランスソナー（パーキングサポートブレーキ）が新設定されたほか、2015年4月以降のモデルに設定された「Toyota Safety Sense C」が全車に標準装備となった。

またハイブリッド車はエンジン・モーター・インバーターなどの制御を見直し、34.4km/Lの燃費性能を実現した。

価格は、カローラ アクシオが148万7160円から248万2920円、カローラ フィールダーは164万1600円から253万6920円。