Jeep Gladiator Top Dog Concept
ジープ グラディエーター トップ ドッグ コンセプト
ボルボ 60シリーズに、特別限定PHEVモデル「Polestar Engineered」を設定
ジープのピックアップが提案する新しい世界観
米国自動車用品工業界が秋にラスベガスで開催する「SEMAショー」は、カスタマイズ&チューニングカーの一大祭典。毎年多くの来場者を集める大人気のイベントだが、2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大予防のため、オンラインイベント「SEMA 360」として実施された。
そのSEMA 360で、Mopar(FCAグループのパーツおよびサービス部門)は「Jeep Gladiator Top Dog Concept(ジープ グラディエーター トップ ドッグ コンセプト)」を公開した。ラングラーのロングホイールボディに荷台を組み合わせたピックアップトラック「ジープ グラディエーター」をベースに、その積載能力を最大限に活かす方法を提示するコンセプトカーだ。ちなみにtop dogは勝利者、勝ち組を意味するイディオム。
マウンテンバイク乗りに捧げる積載スペース
トップ ドッグ コンセプトは、マウンテンバイクを愛するエンスージアストに向けて作られた。ジープは、入念な品質テストを経て製品化された純正パーツ及びアクセサリーを500以上用意しているが、このコンセプトモデルには約20種類のパフォーマンスパーツを投入している。
トップ ドッグ コンセプトは通常のカーゴボックスに代わり、PCOR(パトリオット キャンパー オフロード)製のストレージシステムを採用。助手席側にはマウンテンバイク関連のツールを収納できる引き出しを備えている。広大な棚や外部用ライトスイッチ、予備の電源なども完備した。
ホットドッグ用のローラーグリルを搭載
また、運転席側には冷蔵庫とホットドッグのソーセージ用ローラーグリルを設置。ゲート部分には、作業エリアを照らすライトも装備している。キャブの上部にもラックを配備しており、積載ボックスを追加することも可能だ。
もちろん、285hp/353Nmを発揮する3.6リッターのV8エンジンに、屈強なバンパー/サイドシルガード、8000lb(約3628kg)まで対応する牽引用のウィンチ、Aピラーの付け根に備えるLEDライトなど、様々なオフロードに対応する頼もしい装備を整えている。
ジープというキャンバスをベースに、新しい世界観を描き出したトップ ドッグ コンセプト。マウンテンバイク愛好家ならずとも、冷蔵庫やグリルを載せたオフローダーのスタディモデルには食指が動かされてしまいそうだ。
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