6月29日、2025年MotoGP第10戦オランダGP MotoGPクラスの決勝レースがTT・サーキット・アッセンで行われ、ホンダHRCカストロールのアレイシ・エスパルガロは16位でフィニッシュ、ジョアン・ミルはリタイアで終えている。
迎えた決勝日は路面温度が40度。1000分の4秒差という僅差で予選Q1敗退となったミルは13番手グリッドからスタートだ。フロントタイヤはほとんどのライダーと同じくハードだが、リヤタイヤには少数派となるソフトを選択した。
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序盤から優れたレースペースで9番手にポジションを上げていく。しかし、6周目に前を行くフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)がハイサイドを起こし転倒すると、ミルは目の前に迫るアルデグエルのマシンを避けきれずにクラッシュ。不運にもスプリントに続き決勝もリタイアという結果で終えた。
後方21番手からスタートしたエスパルガロは、オープニングラップの混乱を抜けるも、煽りを受けて前方のライダーから離されてしまう。その後は、最後までペースが上げることができず、最終的に16位でフィニッシュ。ポイント獲得とはならなかった。
ホンダ勢においては、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が12位、ソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)が15位でフィニッシュし、最高峰クラスで初入賞を果たした。
アレイシ・エスパルガロ(決勝:16位)
「正直言って、自分にとっては思っていたよりずっとタフなレースになった。レース全体を通して多くのバイブレーションがあり、何度もコース外に膨らんでしまい、完走することに集中しなければいけなかったんだ」
「もっとできるはずだという自信はあるし、ミルやザルコが良い結果を出しているからね。この振動の問題を改善しないと、他のライダーたちが最大限のスピードで走ることに集中できない。この週末を経験できたのは良かったし、テストライダーとしての仕事に持ち帰れる有益な情報が得られたよ」
ジョアン・ミル(決勝:リタイア)
「まず第一に、フェルミンが無事で本当に良かった。あれだけ大きな転倒をすると非常に危険ことになりかねないからね…。決勝でのスタートはとても良くて、トップのライダーたちに近いラップタイムで走れていたし、前の集団に追いついていく手応えも感じていたんだ」
「残念ながら、あのクラッシュは避けることができなかった。自分にも大きな衝撃があり、まだかなりの痛みがある。一度帰って、ここ数日で身体の状態を確認するよ」
[オートスポーツweb 2025年06月30日]
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アプリリアはマシンの沈み具合も良くなった。