Lamborghini Forever
GENROQ 2021年8月号 6月24日発売
コロナ禍で高級車の需要が大幅に拡大。英国で2021年5月に最も多くの融資対象となった10台とは?
Recommend:1
公道レーシング、ウラカンSTOの魅力に迫る
V10の自然吸気エンジンを搭載するランボルギーニ ウラカン。その最新バージョンとして登場したSTOは「公道を走れるレーシングマシン」と呼ぶべき1台だ。ワンメイクレースのスーパートロフェオのテクノロジーを活かしたエアロダイナミクスボディはフロントからリヤまで通常のモデルとは異なるデザインを与えられ、そのすべてがカーボン製。フロントはボンネットとフェンダーが一体式構造で整備性の向上も実現している。
パワーはEVOと同じ640psだが1339kgのボディで0-100km/h加速は3秒をマーク、RWDで後輪操舵も備える。走行モード選択のANIMAも通常のウラカンとは異なりデフォルトのSTO、サーキット用のトロフェオ、そしてウェット用のピオッジアの3種類のみというところも走りのマシンであることを感じさせる。レーシング部門のスクアドラ・コルセが造り上げたこのSTO、GENROQは独占撮り下ろしを敢行。その魅力をいち早くお伝えする。
Recommend:2
今もっとも注目される短いSUV
ランドローバーのヒット作、ディフェンダーにショートホイールベース版たる「90」が追加された。モデル名の由来は、初代の「110」と「90」のホイールベースをインチに直すと、110インチと90インチだったことだが、現行型では110が119インチ(3020mm)で90が102インチ(2585mm)と、それぞれオリジナルよりもかなり大型化した。
90と110のサイズの違いはほぼ長さだけ。それ以外は高さも幅も一緒だ。果たしてその長さ違いがそれぞれにどのようなキャラクターを与えたのか? ロングホイールベース版110の長期レポート担当者が比較試乗した。
Recommend:3
ハコ車に狂気を詰め込んだモデル
BMW M社を代表するモデルの筆頭が“M3セダン”だ。初代からエンスージアストを魅了し続けてきた、スポーツカー顔負けの性能を誇るM3がついに新型に生まれ変わった。6代目となる新型は510ps/650Nmを叩き出す3.0リッター直6ツインターボを搭載したFRモデルだ。
今回、ライバルとして選んだのはポルシェ911カレラ4 カブリオレ。いつの時代もM3と言えば、ライバルはポルシェ911である。両車を比較試乗した自動車ジャーナリストの吉田拓生氏は「M3コンペティションは コーナーで逐一速さを実感させられ るのだが、911はA地点からB地点までのトータルの移動時間をもって速さを証明しようとする」と、その2台の違いについて述べている。両車のハイレベルな戦いにぜひ注目して欲しい。
【information】
GENROQ 2021年 8月号
発売日:6月24日(木)発売
定価:998円(税込)
PHOTO/小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)、市 健治(Kenji ICHI)、田村 翔(Sho TAMURA)
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