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アウディ 2026年発売の次期型『RS6』でセダン復活へ 740psのPHEVも登場

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アウディ 2026年発売の次期型『RS6』でセダン復活へ 740psのPHEVも登場

V8エンジンを引き続き採用

アウディの高性能モデル『RS6アバント』は、2026年に第5世代へとフルモデルチェンジし、V8エンジンベースのPHEV仕様とバッテリーEV仕様が導入される見込みだ。両方のパワートレインを用意するのは、アウディ・スポーツにとって初の試みとなる。

【画像】次期型EVの高性能モデル、デザインはどうなる?【アウディS6 eトロンを詳しく見る】 全39枚

次期型RS6アバントは、これまでで最もパワフルなモデルとなり、PHEV仕様で最高出力740psを発生すると見られている。また、ステーションワゴンのアバントに加え、2010年以来初めてセダンが用意される。

アウディ・スポーツは2年前、RS6を完全電動化すると発表していたが、これを覆し、内燃機関搭載車の開発を継続することになった。主要市場でのEV販売が予想より遅れたため、アウディは計画を見直し、エンジン車の販売期間を延長する方針だ。

EVとエンジン車ではプラッットフォームを使い分ける。EV仕様のRS6 eトロンは、フォルクスワーゲン・グループの『プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)』を採用している。一方、内燃機関搭載のRS6は『プレミアム・プラットフォーム・コンバッション(PPC)』を採用しており、これは2019年に導入された現行型のMLBプラッットフォームの進化形である。

詳細はまだ不明だが、エンジンに関しては、ポルシェが開発した従来の4.0L V8ツインターボガソリンエンジンを引き継ぐと見られている。しかし、厳しいユーロ7排出ガス規制に対応するため、トランスミッション内蔵モーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたPHEVとなる見込みだ。同様のシステムはすでにポルシェやベントレーで採用実績がある。

ポルシェの影響も大

最近、PHEVの開発を裏付けるようなテスト車両が欧州で目撃された。小さな円形マフラーがセンター寄りに配置されており、ポルシェ・カイエン・ターボEハイブリッドを彷彿とさせる。また、目撃された車両には、電動モデルであることを示す「高電圧」のステッカーも貼られていた。

既存のRS6アバントは最高出力630psと最大トルク86.6kg-mを発揮するが、次期型PHEV仕様ではこれを上回るパワーを実現するはずだ。例えば、カイエンの最もパワフルなPHEV仕様では、合計出力740ps、最大トルク97.0kg-mを発揮する。

このPHEVパワートレインのさらに強力なバージョンが、改良型ポルシェ・パナメーラ・ターボS Eハイブリッドに採用されており、出力は782ps、トルクは102kg-mに達する。これにより、0-100km/h加速2.9秒と最高速度325km/hを実現している。アウディ・スポーツは次期型RS6で、この数値を目標とする可能性もある。

V8エンジンの開発は、ポルシェによっても後押されている。ポルシェは昨年、カイエンをはじめとするモデルでは今後も内燃機関を採用し、「ポルシェが開発し、ツッフェンハウゼンのエンジン工場で製造するV8エンジンの効率向上」に投資すると発表した。

EV仕様は680psを達成か

一方、EV仕様のRS6 eトロンは、新型『S6 eトロン』のパワートレインをベースにした高度なデュアルモーター・四輪駆動システムを採用することが確認されている。

S6 eトロンは今年初めに標準のA6 eトロンと共に発表されたモデルで、合計出力550psおよび最大トルク87.2kg-mを発揮する。

アウディ・スポーツの内部関係者はAUTOCARに対して、パワーは680psおよび97.0kg-m近くまで引き上げられると示唆している。

ある関係者は、「RS eトロンGT(アウディ・スポーツ最強の925ps)のレベルに達する可能性は低いが、S6 eトロンとの差別化のために大幅な出力向上が実施されるだろう」と述べた。

ヒョンデ・アイオニック5 Nなどの他社の高性能EVと同様に、アウディもRS6 eトロンに疑似的なギアチェンジ機構を採用し、車内に走行音を流してドライビングの楽しさを追求する方針だ。

EV仕様はA6 eトロンと同じ94.8kWh(使用可能容量)のバッテリーを採用するが、パフォーマンス重視であることを考慮すると、標準モデル(セダンで745km、アバントで700km)と同等の航続距離は期待できないだろう。

スタイリングとしては、標準モデルよりもワイドなフェンダー、リアディフューザー、大型のルーフスポイラーを採用し、よりアグレッシブな外観となる。

アルミニウムや複合材などの軽量素材を採用するものの、ハイブリッド化により、PHEV仕様の車両重量は現行型の2090kgを上回ることが確実視される。EV仕様は2500kgを超える見込みだ。

また、ハンドリングや快適性を向上させるため、ポルシェ・パナメーラ・ターボS Eハイブリッドと同様のアクティブサスペンションを導入すると予想されている。

プロトタイプの目撃情報から、ブレーキは大型のカーボンセラミックディスクと10ピストンフロントキャリパーが採用されるようだ。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN

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