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マツダ、2022年スーパー耐久に『MAZDA2 Bio concept』『ロードスター』の2台で参戦

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マツダ、2022年スーパー耐久に『MAZDA2 Bio concept』『ロードスター』の2台で参戦

 2月16日、マツダは2022年のスーパー耐久シリーズ Powered by Hankookに、『MAZDA2 Bio concept(マツダ2バイオ・コンセプト)』および『マツダ・ロードスター』の2台で参戦することを発表した。

 2021年11月に岡山国際サーキットで開催されたスーパー耐久シリーズ第6戦に突如登場したMAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIO。同車は、SKYACTIV-D 1.5エンジンを搭載するが、100%バイオ由来のディーゼル燃料で走行していることで注目を集めた。

【動画】バイオディーゼルデミオの走行シーンも。スーパー耐久第6戦岡山MZ Racingレポート

 そんなバイオディーゼル燃料を使用したマツダ車が2022年もスーパー耐久に参戦することになった。車両名はデミオからMAZDA2に変更となっているが、株式会社ユーグレナ社が提供する100%バイオマス由来の次世代バイオディーゼル燃料『サステオ』を使用することに変わりはない。

 参戦するクラスは、スーパー耐久機構(S.T.O.)が参加を認めたメーカー開発車両、または各クラスに該当しない車両が参加できる2021年から設けられたST-Qクラスとなり、スーパー耐久で実績のある『TEAM NOPRO』と広島マツダのレーシング部門『HM RACERS』など、社外のレース関係者からのサポートを受け参戦する予定だという。ステアリングを握るのは、プロレーシングドライバーから井尻薫と関豊、社内ドライバーから寺川和紘と前田育男が起用される。

 また、ガソリンエンジン『SKYACTIV-G』を搭載するロードスターでの参戦も明らかにされた。こちらの車両はマツダがサポートする参加型モータースポーツ出身ドライバーにステップアップの機会を提供し、マツダ社内外のエンジニアやメカニックがチームを組み、第3戦スポーツランドSUGOからST-5クラスに参戦を行うとのことだ。なお、ロードスターのドライバーは“調整中”となっている。

 マツダはリリース内で、「次世代バイオディーゼル燃料を使用した車両でレースに参戦することで実証実験を行うとともに、カーボンニュートラル実現の選択肢のひとつとして次世代バイオディーゼル燃料の普及拡大を目指します」とコメント。

 さらに「日本国内のモータースポーツの活性化にも貢献したいと考えています」とも続けており、2021年に突如として登場したバイオディーゼルレース車両が、2022年、そして将来的にどんな走りを見せてくれるか注目だ。

■マツダ 2022年スーパー耐久シリーズ参戦体制
チーム名:MAZDA SPIRIT RACING
チーム代表:前田育男(マツダ株式会社常務執行役員)
レース運営サポート:TEAM NOPRO(ノガミプロジェクト)、HM RACERS(広島マツダ)
車両:#55 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
ドライバー:井尻薫、関豊(プロレーシングドライバー)、寺川和紘、前田育男(社内ドライバー)
車両:#12 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER
ドライバー:調整中

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