革新的なEV技術を採用した次世代のハイパフォーマンスカーに注目!
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの特徴
ひとつの完成形──新型マツダCX-60 PHEV Premium Modern試乗記
1.パワートレイン2.エクステリア3.インテリア4.日本導入予想時期および価格1.パワートレイン
5月20日、メルセデスAMGは、新型「GT 4ドアクーペ」を発表した。
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、AMG.EAアーキテクチャを基盤とするピュアEVだ。量産EVとしてアキシャルフラックスモーターを初採用。フロントに1基、リアに2基の合計3基を搭載し、上位グレードのGT 63モデルではシステム最大出力860 kW(1169 hp)、最大トルク2000 Nmの驚異的なパワーを発揮する。結果、0-100km/h加速はわずか2.1秒、最高速度は300km/hに達する。センターコンソールの「AMG RACE ENGINEERコントロールユニット」を通じて、レスポンスやトラクション、コーナリング特性を制御可能だ。
F1のテクノロジーを注ぎ込んだ新開発の800V高電圧バッテリーは、106kWhの容量を持ち、円筒形セルの直接冷却システムを採用。連続した高負荷走行でも安定した性能を維持する。
充電性能は最大600kWの急速充電に対応。わずか10分間で約460km(WLTPモード)の航続距離分を充電でき、10%から80%までの充電もわずか11分で完了する。
足回りには、セミアクティブロールスタビライゼーションを備えたAMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンションを標準装備。最大6度の切れ角を持つアクティブリアアクスルステアリングも搭載する。
V8エンジンファンに向けて「AMGFORCE S+」モードも搭載。本モードではAMG特有のV8サウンドや疑似的なシフトショックをリアルに再現し、EVでありながら内燃機関のスポーツカーに乗っているかのようなエモーショナルな体験を提供するという。
2.エクステリア
エクステリアは、パフォーマンスと空力性能を体現するラディカルなプロポーションが特徴だ。シルエットはダイナミックなファストバック形状を描き、低く構えた長いフロントフードや大きく傾斜したフロントガラスがスポーティな印象を与える。
床下に大型のハイボルテージバッテリーを搭載する完全電気自動車(EV)でありながら、緻密なパッケージングにより先代モデルと比較して車高を4cm低く抑えた。
フロント周りでは、AMG専用の垂直スリット入りグリルが目を引く。新開発の凹型デザインを採用するとともに、オプションでグリル自体が発光する仕様が初めて設定された。
サイドビューに目を移すと、低く構えたフロントから繋がるように大きく張り出したフェンダーと、ドアに直接マウントされたサイドミラー、そして空力に配慮したフラッシュフィットタイプのドアハンドルが確認できる。
リア周りは、タービンデザインを採用した6つの円形テールライトに星型のグラフィックが施された。
3.インテリア
コックピットを見てみよう。スポーツカー特有の低く一体感のあるシートポジションを採用。ダッシュボードには「シームレスガラス」デザインが用いられ、10.2インチのメータークラスターと、ドライバーに向けて傾斜した14.0インチのマルチメディアモニターが一体化して配置されている。また、助手席側にも専用の14.0インチディスプレイを追加可能だ。
センターコンソールには、スマートフォンのワイヤレス充電トレイや照光式のカップホルダーなどを装備。また、走行ダイナミクスを直感的に操作できる3つのダイヤル「AMG RACE ENGINEERコントロールユニット」がドライバー側を向いて配置されている。
新開発のフロントシートには、力強いホールド性を持つ。背もたれにふたつの開口部を持つオプションのAMGパフォーマンスシートも選択できる。
後席は快適性を重視。フロアに設けられた「フットガレージ」と呼ぶくぼみによって、乗員はゆとりのある足元スペースと自然な膝の角度を確保できるという。頭上には、透明度をセグメントごとに切り替えられる「SKY CONTROL」パノラミックガラスルーフが広がり、夜間にはAMGのエンブレムやレーシングストライプがアンビエントライトと連動して浮かび上がる。
ドアパネルには、クラシックなモータースポーツを彷彿とさせるダイヤモンドキルティングが施され、オプションでブルメスターサウンドシステムが用意されている。
4.日本導入予想時期および価格
新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、今夏からドイツのジンデルフィンゲン工場で生産が開始される予定だ。日本市場への正式導入および納車開始は、グローバルでの生産開始から少し遅れた2026年末から2027年前半にかけてになる可能性が高いだろう。
価格について、資料には「同等の従来モデルの価格に基づく」との記載がある。これまでの内燃機関を搭載したメルセデスAMG GT 4ドアクーペ(GT 63 SなどのV8モデル)の日本における新車価格帯や、最新EVテクノロジーの搭載、近年のインフレ等を総合的に勘案すると、GT 55グレードで約2500万円から3000万円前後、トップエンドのGT 63グレードであれば3500万円から4000万円に迫る価格設定になりそうだ。
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