スバルは2023年 8月24日、ミドルサイズSUV、フォレスターの一部改良について発表した。今回の改良は、後退時ブレーキアシスト性能の向上などがメインになるが、その詳細をお伝えしよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/スバル
フォレスターがモデル末期の改良でますます魅力向上へ! スバルの中核SUVがきめ細かく仕様変更!!
■より細かな仕様に改良を実施
いわゆるアプライドF型への改良がアナウンスされたスバルのミドルSUV、フォレスター
今回の改良(アプライドF型)では、後退時ブレーキアシストの性能を向上させ、車両の後退時に障害物を検知した際の警報タイミングを早めることで、さらに安全性能を高めている。
具体的には、後退時に障害物を検知した際の警報条件が変更されている。警報パターンのうち、「中距離警報」について、従来型までは約90cm未満にならないと警報が出なかったのが、新型では約110cm未満とより遠方の障害物を検知可能になっている。
今回、後退時警報機能の条件が変更され、より遠方から障害物を検知するようなタイミングに切り替わっている
それ以外の最近接警報(約50cm未満)、近接警報(約70cm未満)、遠距離警報(警報なし)については変更がない。
内外装では、最上級グレードである「STI Sport」に採用しているブラック塗装のシャークフィンアンテナとルーフスポイラー(サイド部は、グレードにより「ブラック塗装」、「無塗装ブラック」、「無塗装ブラック(幾何学テクスチャー)」があり)が全グレードに標準装備。上質さを高めるとともにとSUVらしいたくましさをより強調したのだという。
タフでラギッドな使い方が身上のX-BREAKにも運転席&助手席8ウェイパワーシートが標準装備化されることになった
また、「X-BREAK」、「Advance」はパワーリアゲートを標準装備。さらに、「X-BREAK」には、運転席&助手席8ウェイパワーシートを標準装備とし、グレードごとに細かな仕様変更を行っている。
なお、特別仕様車の「XT-EDITION」に専用設定されていたボディカラーのガイザー・ブルーは、新色のカスケードグリーン・シリカに入れ替わっている。なお、月販目標台数は1800台。
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